JR北海道における車両火災や脱線事故に加え、職員による安全装置の破壊などの不祥事は目に余るが、加えて、保線管理のずさんさが表面化した。

つまり、100ヶ所近い線路で、その間隔が規定値を越えていたというから驚く。
線路の間隔が広がれば、脱線につながるだろうことは素人にもわかる。
その結果発生したとされる今回の事故は、貨物車両の脱線だったから人命に被害はなかったが、日頃、JRを利用しているわが身としては心配だ。
また、これらの保線管理情報が担当部署は勿論、本社においても、どのように管理され蓄積されていたのか定かでないというのだから恐れ入る。
このように、巨大企業におけるガバナンスの欠如は、東京電力における福島第一原発の事故において経験済みではなかったか。
つまり、2008年時点で10mを越す津波の襲来が予見できていたにも拘らず、何の対策も施されなかったことが大事故に発展した。
JR北海道は、今回の不祥事を単に保線管理の問題に矮小化することなく、巨大企業におけるガバナンスの問題として真剣に検討し、対処して欲しい。
そうでなければ、私たち利用者は安心して電車に乗ることができない。

つまり、100ヶ所近い線路で、その間隔が規定値を越えていたというから驚く。
線路の間隔が広がれば、脱線につながるだろうことは素人にもわかる。
その結果発生したとされる今回の事故は、貨物車両の脱線だったから人命に被害はなかったが、日頃、JRを利用しているわが身としては心配だ。
また、これらの保線管理情報が担当部署は勿論、本社においても、どのように管理され蓄積されていたのか定かでないというのだから恐れ入る。
このように、巨大企業におけるガバナンスの欠如は、東京電力における福島第一原発の事故において経験済みではなかったか。
つまり、2008年時点で10mを越す津波の襲来が予見できていたにも拘らず、何の対策も施されなかったことが大事故に発展した。
JR北海道は、今回の不祥事を単に保線管理の問題に矮小化することなく、巨大企業におけるガバナンスの問題として真剣に検討し、対処して欲しい。
そうでなければ、私たち利用者は安心して電車に乗ることができない。