入梅の天に 蛙が念仏し
馬糞 Bafun
昨日が入梅だった。
その入梅の日に、博多も梅雨入りしたらしい。
降りそうで降らない入梅だった。
梅雨入りしたと言っても、渇水である。
雲仙の池も干上がっていたが、宮地嶽神社の池もはげちゃびんの
河童のように干上がっていた。
昨年も渇水で田植えが遅れた。
どうも、天候不順である。
この季節の賑わいである蛙たちも、水がなくては具合が悪い。
実際、蛙が激減している地域もあるらしい。
何とか、まとまった雨が降りますように!
【ワーキングプアの問題提起】
左翼NHKらしく、現代の貧困は企業の不道徳のせいだというキャン
ペーン番組を繰り返している。
だから、実際はどこまでが問題なのかはわからない。
しかし、雇用のあり方については、問題だとも思う。
経済は競争である。
競争にはルールが必要だ。
賃金を上げたくても、ルールがなければコスト競争に敗北する。
最低賃金制度の見直しが図られるべきではないかという意見を述
べたいと思う。
その理由は、労働組合的な社会主義の発想からではない。
新しい職業分野を作るアソビが必要だからである。
正社員雇用を選ばない働き方は、わがままとも見えるが、新しい価
値を生み出している人たちというべき性格も持っているのではないか。
既存の職業になじまないからはみ出しているともいえるからである。
なじまないからこそ、新しい職業観を生み出す可能性を秘めている。
そうした、新しい分野を開くための非正規雇用の賃金レベルを上げ
ることは配慮されるべきではないか。
そのためには、競争のルールとして、最低賃金法を改めるべきである。
地域差も考慮されなければならないが、東京だったら、自給2千円
でもよいのではないか。
労働とは、ロボット仕事とは違う尊さがあることを認めるべきでもある。
これもまた、社会変革のための政策というべきであろう。
競争のルールとして賃金ベースを上げることが肝要である。
日本は、労働コストではなく、労働の質と創造力で競争優位に立つ
べき国である。
梅士 Baishi