ふくらみし 花モクレンの 春の崎
梅士 Baishi
今朝の気温は5℃。
今日は久しぶり休業札の下がった土曜日である。
朝の天気は上々、花もくれんが大ぶりの花のつぼみを
膨らませている。
まだ冷たい朝が続くが、卒業の季節である。
名残惜しいながらも、一つ、最期の授業を終えた。
民法判例ゼミである。
学生は、明治時代や大正時代の判例は、まず漢字が読
めないと嘆く。
そのごろごろとした漢字のガレ場を上りながら、そこ
に見えてくる社会は馴染みのない異国の世界のようであ
る。
「Y1ほか兄弟28名」などというのが出てくると、もう
想像を絶してくる。
しかし、こうした法学教育というものは国民教育に欠
かせない。
中学で刑法、高校で民法を必修科目にしてはいかがか。
『日本国憲法』にはGHQが画策した亡国の仕掛けが
随所に埋め込まれている。
そもそも、日本国民の自主的な憲法ではない。
アメリカの日本占領政策として一週間で作られた植民
地統治法である。
その下敷きとなった草案はフィリピンの独立で使い道
のなくなった「フィリピン植民地憲法」である。
このことを踏まえた解釈論でなくてはならない。
こうした歴史的経緯を見ただけで、日本の憲法ではな
いのである。
いわば、ヒ素的な亡国の法である。
亡国の仕掛けは随所に散りばめられている。
① 武装解除~ 自国を軍事力で防衛することを禁止
している。
② 政教分離~ 宗教を差別し、神も仏もない国を目
指す社会主義。
③ 男女平等~ 家庭崩壊を狙った22条の罠である。
そもそも、国防放棄を定めた前文と9条を見れば、もは
やこれが独立国家の憲法ではないことは一目瞭然である。
この時点で、憲法ではないといえる。
この9条を金科玉条の如くに守れという勢力は、日本国
の解体と共産主義化を信条とする亡国の徒といって間違
いない。
共産党は本来その使命を負って結党しているといって
よい。
その指令を出したソビエトは崩壊してしまったのであ
るが、反日の遺伝子だけは地縛霊のように日本の政治に
巣くっているのである。
政教分離とは、共産主義ないし社会主義の宗教観と言
って良い。
民族は宗教によって統合されているものであり、厳格
な政教分離を定めるのは社会主義国と植民地以外にはな
いのである。
フランスは社会主義に近いであろう。
社会主義国の例外なき特色は、神の法を排除した独裁
政権による恐怖政治と大量粛清、そして非権力国民の貧
困である。
政教分離を突き詰めると社会主義になるということで
ある。
本来、政教分離の趣旨は、権力による宗教弾圧の禁止
であって、特定宗教思想の強制をしてはならないという
趣旨である。
国家神道の歴史は軍部の独走であり、天皇を中心とし
た意識統一で戦争の危機を切り抜けようとしたいわば戒
厳令でもあっただろう。
負の部分は戦争の傷跡ともいえる。
しかし、だからこそ日本軍は強かったのである。
天皇制の前提である神道は、建国の神々と歴史に対す
る誇りであり、穢れを祓い、神に感謝奉納せよという教
えであり、国民としての基本信条であった。
神道は、宗教思想の集う社というべきであった。
日本精神はその社に集った仏教や儒教の宗教精神を取
り入れて醸成されたものである。
他方、政教分離とは言っても、アメリカは大統領が聖
書に手を置いてアメリカに忠誠を誓うキリスト教政治で
あるといってよい。
しかし、多民族国家であることから、キリスト教の権
力的強制は行わないということである。
結婚を男女当事者の意思のみによって成立させるとい
うのも、亡国の思想である。
そもそも、男女平等ということが間違っている。
法の下の平等とは、差別の禁止を言っているのであっ
て、結果平等を言っているのではない。
差別とは弱いものいじめのことである。
男女には異なった性質があり、役割がある。
また、結婚には関係親族の祝福が必要である。
そうでなければ、親族の和が乱れるし、相続争いの元
にもなる。
家という社会は、国家社会の細胞なのであって、男女
の勝手、夫婦の勝手とは行かないのである。
22条は、タイピストの女の意見を取り入れたと言うが、
アメリカ自身が男女平等思想によって滅亡に向かってい
るといっても良いであろう。
憲法無効宣言、独立宣言と政教一致の原則を含んだ自
主憲法の制定、が日本の活路として必要な緊急課題とい
ってよいであろう。
安倍総理は、もっと分身の術を使うべきである。
指令を与えて、外交は全権大使に、国会答弁は副総理
に任せて、日本独立宣言の体制作りに専念していただき
たいと思う。
因みに外交の柱は、イスラム諸国の債権を目指す保護
者となること、ロシアの盟友として支援を惜しまないこ
と、ナンチャイナ・ナンダコリア(CK国)に対しては
毅然として警告を発することである。
CK国に相乗りして反日行動をするアメリカに対して
も、図に乗るなという警告を発するべきであろう。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党