蓮華草 小さき仏の 座すものか
梅士 Baishi
寒中の春が終わって、今日から4月、新年度である。
退職のごあいさつが配信されてくる。
フェースブックとやらを覗くと、懐かしい顔が数珠つ
ながりに現れてくる。
あの世でもそうした懐古の情景が現れるのだろうか。
最初に担当した学生はすでに36歳を過ぎている。
家庭を持ち、子供がいる。
自分にもそんな時間が流れているのだろうかと不思
議に思えることである。
フェースブックというのは、いまだに扱いかねている
不可解な電子社会である。
新しい人のつながりなのだろうか。
自分の名前や顔写真を公開するもののようだが、自
分はそういう村社会が嫌いである。
隣は何をする人ぞという都会生活が性に合っている。
人も自分も、風のように吹き去って行くものだろう。
企業もまた、吹き流しのようなものではないのか。
新しい風が来なければ、しおれてゆくのである。
風を呼ぶ開かれた組織かどうかが、組織の寿命を
左右する。
有能な人材を呼び込む核となるのは、やはり、未来
ビジョンなのであろう。
一流の夢が、一流の人材を吸い込んでゆく。
幸福の科学がまさにそれであった。
人が求める職業とは、給料である前に生き甲斐、や
りがいなのである。
東芝ほどの大企業であっても、その原点が問われて
いるのであろう。
amazonの快進撃が続いている。
世界で3億人以上のアクティブユーザーを持ってい
るという。
かつては古本の通販で、使うこともあるまいと思って
いたものが、ロングテール革命と話題になり、今や、な
んでもamazonで買えるようになった。
その利便性は、注文に面倒な入力作業がなく、早い
ときは注文したその日に配送されてくるという迅速性で
ある。
自分でも、食品以外の大半の買い物がamazonで済
ませるようになった。
問題点は、商品説明が不足なところである。
大きさが分らなかったり、そもそも、生産国が不明の
まま、チャイナ製が送られてくる。
これは、公正な取引とは言えない。
amazonが壊れるとすれば、そうした商品に対する説
明責任の部分だろう。
信用問題だからである。
外部業者がペイメントシステムを利用する場合にも、
商品の説明責任はルールとして徹底する必要がある。
そこに、情報産業の死活問題が潜むように思う。
日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党