羽衣に ジャスミン香る 風吹きぬ
梅士 Baishi
ぷ~んといい香りがした。
羽衣ジャスミンが満開なのだ。
なんていい香りなんだろう。
羽衣で天にも昇る心地がすることである。
本棚の整理をした。
どれもこれも読みたくなるタイトルばかりであるが、
結局は今日も、一冊も読まないで終わりそうである。
仕方がない、映画でごまかすとしようか。
映画だと時間の無駄に思える。
努力をしていない分、受け身だから学びも少ないと
いうことかもしれない。
これに対して、読書は読解しなければならない。
労力と時間がかかる分、一冊読むごとに学習ポイン
トが付くという達成感がある。
同様に、音楽もただ聴くだけでは安易な分、聞き流
すが、お金を払ってコンサートホールに行くという努力
とリアルな緊張感が印象を深くするのだろう。
何事も努力して得なければ身につかないと言えるの
かもしれない。
この連休は、無駄にはしたくない。
2%の物価上昇を公言した黒田日銀総裁と安倍総理
の目論見は大幅に外れて、ゼロ%に帰している。
賃金を上げなければ消費を伴わないということで、
公務員給与を上げ、上場企業の賃上げを政府が要求
するという労働組合政府に変色までしてきた。
しかし、消費税をさらに3%増税して8%に増税し、
相続税その他の大幅増税した。
しかも、それが正義でもあるかのようにである。
増税に労働組合的政府を演じて景気がよくなるとい
う理屈が理解できない。
インフレ待望論として、原油の輸入価格が高騰する
ことを大歓迎し、下落すると落胆するというのはどうい
うことだろうか。
悪性インフレまで喜ぶというインフレターゲットの錯
乱状態は、既成政党の賞味期限切れを意味している
のではないのか。
本来の喜ぶべきインフレとは景気が良くなるという経
済の活性化を言うのである。
原発の廃止、資源輸入価格の高騰、コスト高による
やむを得ない小売価格の値上げを良しとするものでは
ない。
経済の活性化とは、消費が活発化することによる消
費者物価の上昇、企業収益の上昇に伴う企業投資の
上昇などを言うのである。
軍事関連消費は、価値を生み出さないから経済を良
くするものではないと言われるが、確かに戦争経済は
そうした犠牲を伴う破壊的消費と言う性格があるかもし
れない。
しかし、軍事関連消費とは、技術開発を伴うもので
あり、民間消費を活性化する価値創造が大きい。
インターネットも軍事技術として開発されたものが民
生化されたものである。
さらには国際関係の安定化は、国際的商業を活性化
させるものである。
何も、他国を侵略して他国の資産資源を強奪するチャ
イナ方式が軍事経済なのではない。
戦争がなくても、軍隊はさまざまな教育価値の提供
による商業活動をすることができるし、するべきでもあ
る。
教育産業、情報産業、スポーツ産業への展開である。
防衛省も、防衛費を自分たちの努力で稼ぐような活
動を展開するべきであろう。
防衛ファンド事業も防衛省ができるようにしたい。
安全保障ビジネスも、国際的に展開できるだろう。
そのためにも、戦わずしてかつという新兵器の開発
が欠かせない。
それでこそ、国際的安全警備ビジネスが展開できる
からである。
軍隊にも、市場経済の自由な発想が求められる。
意外とそれが、現在のデフレ経済に活路を開く考え
方なのではないのか。
日本は、このまま国家社会主義を許してはなるまい。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党