提灯に 灯を入れて待ち 旧の盆
中村 梅士 Baishi
月遅れ盆を過ぎて5日目、気温は37℃を超える記録
的猛暑となった。
学生と一緒に自分も戦っているつもりで、氷を抱いて、
し残した仕事にけじめをつた。
さらに、メールで激励を送り、戦況を聴いてやっと一
安心した。
長い戦いだった。
結果は分からないが、最善を尽くした。
人事を尽くして天命を待つという安堵をえている。
山笠のように、終わったらすぐに来年の仕込みに入る。
まさにその様である。
それにしても暑い暑い一日だった。
学生の戦いに全力を尽くす、これぞわが戦い。
金にもならず、名誉にもならないが、名もなき献身の
人生も悪くはない。
学生たちこそはわがレガシー、虎の皮だ。
それが聖職たる教育の仕事である。
ほっとした一安心を、提灯に灯を入れて味わった。
旧暦の盆はまだである。
あらためて、霊人と旧交を温めるとしよう。
さて、一水浴びて、心地よく晩酌を傾けよう。
それにしても、冷蔵庫の製氷機能が停止してしまった。
停止するなら冬場にしてほしかった。
しかたない、氷を買いに行くとしよう。
久しぶりに下界に出ると、遠い台風のそよ風が吹いて
いた。
餌場の少ない野良猫が悲しい目をして逃げもせずに座
って目を見つめていた。
そんな目をするなよ、おまえ、元は宇宙人だったじゃ
ないか。
夏目漱石だって、先祖を辿れば同族だろ?
まあ、頑張りなよ。
俺もまあ一匹狼だからなあ。
自由ってえ性分がさあ、貧乏くじ引かせるんだよなあ。
そういえば、俺と一緒にしちゃあいけねえがさあ、大
川家の長男、ニュースタープロダクション社長をしてい
た大川宏洋氏が、映画『さらば青春、されど青春』を最
後にプロダクションからも幸福の科学グループからも姿
を消していた。
芸術の神と言われるアポロンの霊流として知られる。
反幸福の科学のスキャンダルサイトのPRサイトでたま
たま知ったのだった。
裏切りのきょう子のインタビュー記事まで出して、追
放されたかのように書かれていた。
幸福の科学系サイトからも大川宏洋の名は一切シャッ
トアウトされている。
しかも、何の説明もない。
教団追放と言われても仕方あるまい。
こういう秘密主義は宗教団体でもよくない。
大川家具でもあるまいし、うん?あれは何家具だっけ、
まあ、ちゃんと公表するべきではないですか。
会員だけではなく、一般の読者層にも挨拶があってし
かるべきでしょう。
28歳とはいえ、期待の大きな公人なのだから。
誤解なきよう、ちゃんと公表してほしい。
まあ、芸術の神であるから、教団に芸術活動まで縛ら
れたくないというのがあるのだろうと推察する。
アポロン様による教団職員に対する批判も鋭かった。
それは本人の意識でもあろう。
武者修行は必然だったのだろうと思う。
職員はもっと適切に行動してほしいと思う。
以上
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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