寒風に 菩提樹の実を 一つ下げ
中村 梅士 Baishi
元旦の今日は大みそかよりさらに冷えていた。
昨日は地元の観光もかねて10km以上を旅ランした
が、さすがに今日は疲れた。
筝曲を聴きながら、「永田町の秘密」「国会議員裏物
語」を読んだ。
国会議員たちというのは何をやっている人なのだろう
かと、複雑な気持ちになる。
がんじがらめの公職選挙法、選挙資金集めの試練、選
挙活動による利権政治・・・、そうしなければ当選しな
い議席獲得競争をみると、幸福実現党は大丈夫なのか、
それなしで勝とうとしているのかと気にかかる。
それにしても、議員活動や秘書らの滅私奉公がスポー
ツのようなものだとして、勝敗のほかに何を生み出して
いるというのかという理不尽を感じる。
ただ、権力闘争で公的資源を奪い合っているのであれ
ば、地獄絵図である。
それが民主主義の正統であろうはずがないのだから。
一流を目指すべきであるが、この世の序列が一流を反
映しているわけではない。
地位、名誉、肩書、組織、収入、資産、名声・・・、
そうしたものがこの世の序列を左右する大きな要素では
あるが、指揮することと支配することは異なる。
組織は嫌い、群れるのは嫌いとは言っても、所詮、人
間は人間関係として生きている以上、嫌いでは済まされ
ないものである。
しかし、新人を裸踊りさせるような宴会ごとは体育会
系的理不尽ないじめに過ぎない。
そうやって鍛えられるものであるというのは、詭弁で
ある。
日本の体育会系的な悪しき伝統は陰湿なだけだ。
やはり、日本のスポーツ文化は変革しなければならな
いと思う。
スポーツは競争社会の在り方を教育する文化である。
正さなければならない。
オリンピックイヤーの元旦の計としたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party