颯爽と 十日恵比寿の 笹を差し
中村 梅士 Baishi
十日えびすの本えびすは延々と長蛇の列が屋上屋を重
ねる屋台の列にもはみ出して続いていた。
その行列を延々と待って福引に至った人たちが、縁起
の笹を颯爽と掲げて引き上げていた。
如何にも大漁だったかのようである。
出雲大社はもっと大規模に賑わっているのだろうか。
去年の十日えびすでは椎の実を買った。
食べておいしいものではなく、飾っままで終わった。
お守りは、鯛と鈴のついたものを求めた。
清純な巫女しゃんから手渡してもらうのがいい。
今でも、チャリンチャリンと言わせて走っている。
明日は残り恵比寿だが、あの笹が欲しいなあ・・・。
さて、今日は朝一番の講義が終わると、とたんに空腹
で呆然としていた。
そういえば、朝食は抜きだった。
無性にちゃんぽんが食べたくなって、いつもの小汚い
ちゃんぽん屋に入った。
いつも満席の人気の店である。
冬のちゃんぽんは特にうまい。
湯気でメガネが白くなりながら、ふ~ふ~といって食
べるのである。
やっとの思いで食べ終わると、大仕事を終えた気分に
なる。
もうすぐ、ビルの建て替え工事が始まると、もう、食
べられなくなる。
たんまり稼いでいるから、これを機会に引退するつも
りだろう。
それにしても、ちゃんぽん腹になってしまった。
食べに来ていた貴婦人が、「ごめんなさい、ちょっと
残しちゃったあ。でも、とてもおいしかったですよ」と
言って店を出た。
完食しなかったのは賢明だった。
日本の政治課題は、ポスト安部が問題なのではない。
ポスト「日本国憲法」の準備をすることが大切である。
幸福実現党は、『新・日本国憲法試案』をテーマに、
憲法論議を活発にするべきである。
核心的憲法条項と、改正をしやすくした技術的憲法条
項を分けて制定するのも一つの方法ではないか。
加えたほうが良い条項としては、税制について、もう
少し技術的な条項が欲しい。
たとえば、税制はできるだけ単純でなければならない、
とか、税率は、全体として収入の20%を超えてはなら
ないなどである。
また、地方自治は尊重するとあるが、廃止した方がよ
い。
残すとしたら、九州、中国州、四国州、関西州、関東
州、東北州、北海道州の7州にして、地方予算に関連す
る権限に限定するべきだろう。
そうした、補充的議論を重ねるべきである。
HSUの教授陣ないし講師陣にも、その役割があるの
ではないか。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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