冬将軍がやってきた

冬将軍がやってきた　東日本の山沿いなど大雪(朝日新聞) - goo ニュース


いやいやいや、雪の少ない帯広にも、とうとう初雪が降っちまったよ。
発達した低気圧の影響で、午前中の３～４時間で、あっという間に一面の銀世界になってしまった。
明日からはまた晴れるようなので、道路や日の当たる場所は融けると思うけど、日陰や山間部はこのまま根雪になってしまう可能性が高いですよこれは。

それにしても、帯広は４～５cmなんだけど、青森では８０cmですか・・・。
本格的な真冬はまだ先だけど、１１月にこの有様じゃ、先が思いやられるな。

ところで、本文にも出てくる、「冬将軍」という言葉。
以前からどういう意味なんだろうと疑問に思っていたのだけど、この機会にちょっと調べてみた。

一般に「冬将軍」とは、冬にシベリア方面から南下してくる寒気団のことを指すとされているが、名前の由来、即ち語源は人ではないらしい。
調べてみたところ、１８１２年、ナポレオン１世率いるフランス帝国がロシア帝国に攻め込んだ際、余りの厳しい寒さに阻まれて敗退を余儀なくされてしまったのだが、このフランス軍を破った寒波を、当時のイギリス人記者が「general frost」と表現したことが語源らしい。
（「general」は「将軍」の意）

軍の敗退を招くほどの強い寒波というのは、想像しただけで凄そうだけど、
北海道では、これから本格的な真冬に突入したら、毎日が冬将軍との戦いになりそう。
物凄い吹雪の日や風の強い日は、外出する気さえ起きなくなってしまうことが多いのだけど、
そんな風に何かをやる気がすっかり奪われてしまうというのも、冬将軍の恐ろしさなんだろうなと思う。
今年はどんな冬になることやら。