北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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いつかまた

2024-07-31 20:20:21 | 日々のもろもろ

 

 

ワークショップ~第2回~ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

12月に続き、このワークショップの第2回に参加してきました。ワークショップに参加-北の風に吹かれて~独り漫遊記~一昨日、このようなイベントに参加してきました。チラ...

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ワークショップに参加 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

一昨日、このようなイベントに参加してきました。チラシに書かれているとおり、「札幌の歴史を学び、文化財の魅力を探し、共有する」ことが目的で、三つのテーマの中から、...

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昨年12月と今年2月に、これらの記事をアップしていました。

「札幌の歴史を学び、文化財の魅力を探し、共有する」ことが目的のワークショップで、先日、今年の開催通知が届いたのだけど、昨年同様2回計画されていて、共に参加できることが条件ということで、今回は見送ることにしました。

 

4月に函館に戻ってきて、何度も書いているとおり、ガイドサークルに入って活動を始めましたが、実はサークル加入を決めた理由の一つに、上の記事にあるワークショップに参加して、参加者の方々と色々意見を交わしたりする中で、改めて、町の文化や歴史に関することを研究するのが好きだということに思い至ったということがありました。

参加して特に良かったと思うことに、色々と意見交換をしていく中で、一人で研究していては気付き得ない視点や考え方を感じ取ることができたということがありますが、そのおかげで、ガイド活動を始めて、自分が一方的に話すだけでなく、お客様とも色々会話する中で、観光客ならではの視点や考え方を感じ取るというのが大事だということを意識できているのかなと思っています。

そんなこともあって、札幌と函館で舞台は違うけれど、自分にとってすごく貴重となる経験をさせていただいたイベントだったと思っているので、いつかまた参加する機会を作りたいです。

 

 

先月も載せましたが、函館市内の、某仏教系学校法人の正門に掲げられている標語。

「広い心」。様々な人と接する中で、決して忘れてはいけないことだと思います。

札幌で参加したワークショップでは、参加の心得として「自分と異なる意見であっても決して否定しないこと」ということがあったのだけど、自分と異なる意見であっても、一旦は受け入れ、そこからどう対応していくか考えるということは、「広い心」というものの分かりやすい例だと思います。

今月で51歳になりましたが、このことはしっかりと心がけて生きていきたいですね。

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五稜郭タワー~展望台~

2024-07-30 20:05:47 | 函館

 

五稜郭タワーの展望台(2階)へやってきました。

 

 

2006年に新しくなった今の五稜郭タワーと、それまでの旧タワーの貴重なツーショット。

旧タワーが、高さ60m、展望台が45mだったのに対し、新タワーは、高さ98m(避雷針を含めると107m)、展望台は2階が90m、1階が86mと、倍の高さになっています。

 

 

展望台からは、五稜郭の全景が見渡せます。

この写真が撮れる位置は、行列が途切れることがありません。

 

 

 

2010年に復元された「箱館奉行所」が見えます。

前回函館に引っ越してきた2008年当時はまだ建築中だったことを思うと、何だか感慨深いです。

 

 

北方の要衝 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

ぶらり市電の旅第3弾。と言っても、住んでいるアパートから2番目に近い停留所なのですが・・・(笑)「五稜郭公園前」。聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思い...

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展望台には、ペリーの箱館来港から明治維新期に至るまでの歴史が展示されています。

 

 

築城当時の五稜郭の模型も残されています。

中央には、奉行所と附属建物が並んでいます。

 

 

 

昨日の記事で、1階アトリウムにある土方歳三の像を紹介しましたが、展望台にも土方の像があります。

こちらも、1階の像と同じ「小寺真知子」さんの作品で、1階の方が、土方が馬から降り立った様子を表現しているのに対し、こちらの像は、一般的に知られている土方の肖像を基に制作されたそうです。

 

 

恐らくだけど、この肖像のことでしょう。土方といえば、この肖像を思い浮かべる人が断然多いと思います。

 

 

ガラス張りで真下が見えます。

高所恐怖症(じゃなくても?)の人にはちょっと・・・かな?

 

 

展望台の1階にもお土産コーナーがあり、結構な人気となっています。

 

五稜郭タワーの展望台ですが、通常であれば、大人の入場料金は1名1,000円のところ、コンビニで、お得な前売りチケットを購入することができます。

私の所属しているガイドサークルでは、お客様に展望台へ行くことを希望するか否かを事前に確認し、希望するということであれば、この情報をお知らせして、場合によっては立て替え払いで先に購入して差し上げることもあるそうです。

そういう話を聞いたので、前売りチケットの情報を、こちらにも掲載します。これから五稜郭観光を考えていらっしゃる皆様には、どうぞ参考にしていただければと思います。

 

 

「お得な前売チケット」のご案内🎫 | 函館・五稜郭タワー | 公式ウェブサイト - Goryokaku Tower

お近くのコンビニで、お好きな時間に「五稜郭タワー前売チケット」をご購入できます。当日チケットを購入する場合、混雑状況により待ち時間が発生する場合があります。コン...

函館・五稜郭タワー | 公式ウェブサイト - Goryokaku Tower

 

 

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五稜郭タワー~土方歳三~

2024-07-29 20:27:32 | 函館

 

函館を代表する観光スポット・・・という触れ込みの場所は他にもありますが、人気の高さでトップを競う場所として、やはりここは外せないと思います。

「五稜郭公園」そして「五稜郭タワー」です。

 

 

「五稜郭タワー」の1階アトリウムに、遠くから見ても存在感のある像が1体建っています。

 

 

 

 

新選組副長として名を馳せ、「箱館戦争」で壮烈な死を遂げた「土方歳三」の像です。

制作は、函館出身の「小寺真知子」さんという彫刻家。これまで紹介してきた作品の中では、ベイエリアにある、「赤い靴の少女像」や、1855年に箱館にやってきたペリー提督の像などが知られています。

 

 

 

土方歳三は、現在の東京都日野市の出身で、20歳を過ぎる頃から武術を志し、薬の行商をしながら、各地の道場で他流試合を申し込んで剣の腕を磨き、1863年、幕府の浪士組募集に、かの近藤勇らと共に参加して、後に新選組を組織しました。

1868年、「戊辰戦争」の初戦となった「鳥羽・伏見の戦い」に敗れて近藤勇が処刑されると、土方は、新選組の生き残りを率いて北上し、仙台で、榎本武揚率いる海軍と合流して蝦夷地に上陸し、「箱館戦争」に参戦することとなりました。

1869年5月11日(旧暦)、新政府軍の箱館総攻撃の際、銃弾を受けて壮烈な死を遂げましたが、市内にある「土方歳三最期の地碑」には、それから155年経った現在でも、花を手向ける人が後を絶ちません。

 

 

土方歳三最期の地碑~再掲~ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

土方の最期-北の風に吹かれて~独り漫遊記~函館駅から徒歩10~15分の所に、「あいよる21」という福祉施設があるが、その前の広場、「若松緑地公園」の一角に、一つの...

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新選組は反幕府勢力を征伐するために組織されたものでしたが、元々は一般の町人、それも荒くれ者だった者が多かったことから、なかなか統率を図ることが難しかったと言われています。

本来であれば、統率を図るのは、トップである、局長=近藤勇の役割だったのかもしれませんが、新選組にあっては、ナンバー2であった土方が、あえて隊士たちに厳しく接し、憎まれ役を引き受けることで、近藤勇がトップとして行動しやすいようにしたそうです。

そんなことから、土方は「鬼の副長」とまで呼ばれて、敵味方問わず恐れられていたそうですが、近藤勇の処刑という出来事にも見舞われ、戦いを積み重ねる中で、徐々に隊士たちの信頼を得るようになり、死を遂げた際、隊士たちは、まるで母親を失った子供のように嘆き悲しんだと言われています。

厳しさと優しさをしっかり備え持った、リーダーとしては正に理想的な存在だった人物と言えると思います。

 

 

実はこの銅像、そんな土方の「優しさ」と「厳しさ」を描き分けているとされています。

こちらの、左側から見た表情と、

 

 

右側から見た表情を比べてみてください。

左から見た方が、何となくでも柔和な感じに見えるのに対し、右側が表情が厳しいように見えませんか?

そう、この像は、向かって左側が優しさ、向かって右側が厳しさという描き分けがされているのです。

 

 

 

像の隣にある竹は、土方の実家から株分けされた、弓矢の材料となる矢竹です。

 

 

 

銅像の隣には、1門の大砲が置かれています。

 

 

「戊辰戦争」や、西郷隆盛で有名な「西南戦争」で使用された大砲だそうです。

 

 

少し離れたところに、二体の像が建っています。

 

 

 

 

五稜郭の設計者として知られる「武田斐三郎(たけだあやさぶろう)」。

その功績については、後日別な記事で書きたいと思います。

 

 

 

そしてこちらは、「箱館戦争」で、旧幕府軍の指揮官だった、「榎本武揚」の像。

 

 

この2体は「武内収太」氏という、函館市立博物館の初代館長を務めた人物の作品です。

 

 

 

 

旧幕府軍の軍艦で、江差町の沖に沈没した「開陽」を復元したものです。

 

 

伝説の軍艦 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

昨日から続く「発掘した写真」シリーズ。江差に住んでいた頃、このブログでも紹介していたと思っていながら、実は紹介していなかったスポットです。鷗島付近に停泊している...

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このようなキャラクターもいて、写真を撮る人が絶えません。

 

ということで、スタートしました、五稜郭散策編。

途切れ途切れになるかもしれませんが、何回かに分けて続けていきたいと思います。

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ソフ活~五稜郭タワー~

2024-07-28 15:34:31 | グルメ・スイーツ

先日も書きましたが、今日は五稜郭公園でガイドをしてきました。

昨日の朝、右足のこむら返りの痛み(過去一かもしれないくらいの激痛)で目が覚め、その影響で、まだ少し右足を引きずるような歩き方になっている上、今日の函館は雨予報だったこともあり、無事に終えられるかどうか大変不安だったのだけど、ガイド中は幸い雨にも見舞われず、何とか終えることができました。

お客様(ご家族4名)は大変好奇心旺盛な方々で、私の(拙い)説明に対し、何度「へぇ~」という反応を示されたかわからないくらいでした。「へぇ~」の解釈は色々でしょうけど、ひとまず話の内容は伝わったということではあるのかなと思うので、良かったと思っています。

 

 

昨日、今日の本番に備えて軽く現地リハをしようと思って五稜郭公園へ行ってきましたが、大変な蒸し暑さだったこともあり、タワー内で休憩することにしました。

 

 

【7選】函館のソフトクリームおすすめは?地元編集部がピックアップ! #北海道ソフトクリームラリー2024|Sitakke【したっけ】

道南の地域密着型フリーペーパー「青いぽすと」編集部が、選りすぐりの情報をお届けします。 *** 北海道には、おいしいソフトクリームがたくさん! 「北海道ソフトクリ...

Sitakke 【したっけ】

 

 

先日も紹介した「函館のソフトクリーム7選」にも入っているお店です。

 

 

私の前に並んでいた方々(4~5人のグループ)は、皆さん「プレミアム抹茶」をオーダーしていましたが、私はやはり(自分なりの)王道ということで、「スペシャルミルク」をオーダーしました。

 

 

「FRUMiL」さんという、フルーツミルクとソフトクリームのお店です。

 

 

北海道内でソフトクリームで有名な牧場は幾つかありますが、道南地方といえばやっぱりこちら、七飯町にある「山川牧場」さんの牛乳を使っています。

 

 

名物を堪能 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

函館の隣、七飯町にある「山川牧場」さん。人気の観光スポットになっていて、私は、前を通ったことは数えきれないくらいあるにも関わらず一度も入ったことがなかったのだが...

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先日紹介した「ベルギーチョコ」など、たまに違う味に走ることもあるけど、やっぱり自分は、ミルクやバニラが好きなんだなあと改めて実感しました。

次回、7選のうちの3店目は今週の土曜日の予定です。

 

 

こういうメニューもありました。

次回はこれにしてみようと思います。

 

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猿田彦塚の碑

2024-07-27 16:44:19 | 函館

先日、相互フォローをいただいている方のブログで、「札幌にオープンした『猿田彦珈琲』でエスプレッソをオーダーしたところ、震えるほど酸っぱかった」という趣旨の記事を読ませていただきました。

札幌の「猿田彦珈琲」、気にはなってたのだけど、コーヒー自体以前ほど飲まなくなっているので、足が向くこともありませんでしたが、私も以前、別なお店で同じような思いをしたことがあったので、「ああやっぱりそういうことがあるんだ」と感じました。しっかり頭に入れておきたいと思います。

 

 

という書き出しと、関係あるようなないようなという話題。

毎月、ガイドサークルの例会で使用している、JR函館駅近くの「函館市総合福祉センター あいよる21」の前庭に、こんな石碑を見つけました。

「猿田彦大神」と書いてあります。

 

 

 

詳しい解説がありました。

 

 

解説のとおり、ここは「箱館村」という村と、「亀田村」という村の境だったそうです。

「猿田彦大神」という神様は、名前こそ聞いたことがあったけれど、道案内の神様だということは初めて知りました。

この神様は「みちひらきの大神」といわれており、日本神話における天孫降臨の際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂(宮崎県高千穂町)へと導いたとの言い伝えがあります。

みちをひらくことから、学業や仕事をいい方向へと導いてくれるという御利益があるそうで、高千穂から、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と一緒に、本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻って、当地をはじめ全国の開拓に当たり、三重県にある「猿田彦神社」という神社ルーツとなったそうです。

函館にもこの神様を祀る神社があるそうなので、今度行ってみることにします。

因みに、冒頭で触れた「猿田彦珈琲」さんも、この「猿田彦大神」から名前を拝受されているのだそうです。

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