北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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釧路湿原を思い出して

2022-01-03 15:13:58 | 釧路&釧根地方

NHK林田アナ、「ブラタモリ」で一番思い出深いロケは「釧路湿原」(サンスポ)

 

見ましたよ昨日の特番(正月恒例の「ブラタモリ」と「鶴瓶の家族に乾杯」のコラボスペシャル)。

久しぶりに林田アナが見られたことそれ自体も嬉しかったけど、記事にもなっている、二年間「ブラタモリ」で訪れた場所の中で一番思い出深い場所に「釧路湿原」を挙げた瞬間、心の中で「おぉ!」と叫んでいました。

釧路湿原の回が放送されたのは、年が明けたのでもう三年前になるのだけど、私も当時釧路市民だったし、放送から一か月半ぐらいして実際に行く機会があり、番組で紹介された場所にも行くことができて、思い入れの強い回の一つなので、本当に嬉しかったです。

(番組で紹介された場所の記事 こちら こちら こちら

今度は、機会があれば札幌にも来ていただき、札幌でもいい思い出を作っていただきたいと思います。

 

記事には書かれていないけれど、あの回でタモリさんが口にした、「ぬかるみにハマる」という意味の福岡の方言「イボる」という言葉。

昨日の放送でも、タモリさんが当時を振り返って「案内人の先生も(この言葉が)気に入っていた」と言っていたけれど、私も気に入っています。

さすがに湿原に行くことはないけれど、仕事でも、ドロドロのぬかるんだ場所を長靴で歩くことはたまにあるので、そういうときに「これが『イボる』なのか」と実感したことも。

多分これからもあると思うので、その度に「イボる」という言葉を頭に浮かべて、辛さに耐えようと思います。

 

 

 

 

また行きたいですね釧路湿原は。

観光客が行ける場所は限られるけれど、この景色を見ているだけでも行った甲斐があると思います。

 

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発祥は釧路

2021-04-16 21:16:58 | 釧路&釧根地方

札幌の町ブラネタを一休みして、思い出したときに書こうと思った話を一つ。

 

 

北海道民にはおなじみの、クリーニング店、「エンパイアー」さん。

私も何度もお世話になっています。

この「エンパイアー」さん、現在の本社は札幌にあるのだけど、実は、発祥は札幌ではなく釧路だったのだそうです。

 

会社の公式HPから引用させていただくと、明治45年(1912年)、創業者となる「山下留次郎」氏が、釧路市西幣舞(現:黒金町)に洗濯店を開業したのがその始まりなのだそうで、その後、札幌、小樽、函館に店舗を設け、昭和16年(1941年)に合併して有限会社となり、昭和33年(1958年)に、札幌のすすきのに本社を移転したのだそうです(現在の本社は、北区北23条西5丁目)。

黒金町かぁ・・・、具体的にはどこなんだろう・・・、あと一月早くこのことが分かっていたら、釧路最後の町ブラネタとして調べたのに・・・、残念です。

 

 

因みに、この本によると、創業の地は黒金町だけど、その後、大正に入ってから、真砂町(現:南大通)に移転していたのだそうで、その場所は、

 

 

どうやらここのようです。

そういえば、釧路市内では、北大通を中心に流れている該当放送でも、エンパイアーさんのCMが流れてたなと思い出しました。

 

釧路を離れて二週間。道内ニュースや天気予報などで、釧路の映像(幣舞橋が多い)が流れると、さすがにまだ「懐かしい」とまでは行かないけど、心がほっこりした感じになります。

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さよなら釧路

2021-04-02 10:58:28 | 釧路&釧根地方

今日で釧路を離れます。

「三年間、沢山の思い出を有難うございました」というのが率直な気持ちです。

元々、釧路は自分にとって縁もゆかりもない町でしたが、旅行で何度も訪れる機会を作り、そして、二回、通算六年に亘って住む機会があったということを考えると、何がしかの「縁」はあったのだろうと思います。

「日本製紙」の撤退問題や、人口で帯広に逆転されるなど、何かと明るくない話題の多い釧路ですが、離れても、この町にはエールを送り続けたいと思います。

いつか、三回目(の赴任)があるかどうかは分からないけれど、遊びに来る機会はぜひとも作りたいと思いますので、どうかこれからも、「私の知っている釧路」のままでいてください。

 

 

 

では、いつかまた。

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三年間の収穫

2021-03-28 15:55:24 | 釧路&釧根地方

 

 

この三年間、何度となく足を運んだ、幣舞橋よりも南側の「橋南地区」。

最後にもう一回と思って、短時間だけど、歩いてきました。

 

 

 

 

 

展望台からの光景、しっかりと目に焼き付けました。

米町公園の紹介記事

 

 

橋南地区といえば、もう一か所、釧路開基の祖、佐野孫右衛門の功績を称える「佐野碑園」。

ここも何度も行きましたねえ・・・。

 

 

またいつか、釧路に遊びに来ることがあったら、ここにもぜひ来たいと思います。

佐野碑園の紹介記事

 

 

この三年間、橋南地区を中心に、市内外のあちらこちらを歴史散歩してきましたが、一番の収穫は、函館や札幌と違って、検証できるような資料が少ない中にあって、自分なりに資料を分析し、発見に辿り着く機会が多くあったということだと思います。

例えばこことかここなどが挙げられますが、4月以降、歴史散歩の舞台を札幌とその近郊に移すにあたり、自分で言うのもなんだけど、この経験はきっと役立つと思っています。

 

 

歴史散歩の資料分析に何度となく通った「釧路市中央図書館」。本当にお世話になりました。

 

 

ここの7階には、食事もできるラウンジがあり、昼を跨ぐときは、近くのスーパーやコンビニで昼食を買って、ここで食べたものです。

 

 

 

このラウンジから見る景色も大好きでした。

 

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意外な歴史

2021-03-22 19:52:58 | 釧路&釧根地方

 

春採湖の側にある「コーチャンフォー釧路店」。

「4頭立ての馬車」という意味の「Coach&Four」が店名の由来だそうで、「書籍、文房具、音楽・映像、飲食」の4部門を展開するという目的で開業したのだそうです。

平成9年(1997年)10月に、札幌市郊外の「美しが丘店」がオープンしたのが第1号で、「釧路店」は、第2号として平成13年(2001年)10月にオープンしたそうなのだけど、「美しが丘店」に初めて入ったときに、その広さに圧倒された記憶が強かったので、翌年の4月に釧路に転勤してきたとき、釧路に同じ店舗があると聞いて驚いたことを覚えています。

なんだけど、驚いたことはそれだけではなくて、そもそもこのお店、第1号店は札幌なのに、経営している会社の本社は、札幌ではなく釧路にあったと知ったときは「エーッ!?」でした。

そしてもう一つ驚いたのが、「釧路店」がオープンした当時は、複合店としては国内最大級の売り場面積だったのだそうです。

初めて入った「美しが丘店」でその広さに圧倒されたのに、それよりも広い店舗が存在していたというのは、本当に驚きでした。

「美しが丘店」の開業から来年で25年、現在は、道内の他に、東京都稲城市にも店舗が開業し、道内外で7店舗が開業している「コーチャンフォー」。

先日紹介した「新川通り店」も含め、札幌市内には3店舗あるので、4月からも行く機会は多くなると思いますが、釧路を離れる前にこうした歴史を知ったことで、また違った楽しみ方ができるのではないかと思いました。

 

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