北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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気になる応対

2007-09-30 20:10:14 | 日々のもろもろ
本棚とDVD収納棚がそろそろピンチになってきたので、売りに出してきた。
ちょうどDVD買取強化期間中だったそうで、合計は4,400円。
なかなかの成果だったかなと思う。

それは良かったんだけど、非常に気になって仕方が無いのが、そこの店員さんの応対。
全国展開している古書のチェーン店なので、同じ思いをされた方もいらっしゃるかもしれないけど、
まず、入店時に大きな声で、
「いらっしゃいませぇ~こんにちわぁ~!」
と一撃を食らわされるのを皮切りに、店内を見ている間も、
「ただいま商品○割引キャンペーン中で~す」
などとアナウンスが流れたら、他の店員も一緒に、
「キャンペーン中で~す!」
と続けるなど、せっかく店内の雰囲気はいいのに、何だかそれをぶち壊されたような気分になることもしばしば。
まあ、そう言っていながらよく足を運ぶ自分もどうなんだと言われればそれまでなんだけど、少なくとも「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」ぐらいは、画一化された言い方ではなくて、店員さんの自分の言葉として言って欲しいなあと思う。
もっとも私の場合は、学生の時、バイトしてた店で、「挨拶に心がこもってない!」って店長からお叱りを受けたことがあるから余計それが気になるのかもしれないが、以前新聞だか週刊誌だかで読んだんだけど、このお店は、全国展開しているとはいえ、一部の店では、このような画一化した応対をやめ、店員に自発的に言葉を発するよう指導しているところもあるらしい。
願わくば、それが「一部」ではなく、チェーン店全部に波及してほしいものだ。


(今週のゲキレンジャー)

今週は、ストーリーがどうのこうのと言うよりも、挿入歌「1-2-3-4激気正義!」が初めて流れたのが嬉しかった。
この曲は、かつて、「電子戦隊デンジマン」や「サイボーグ009」の主題歌を歌われた、成田賢さんという方の曲で、今年の夏、成田さんが、実に26年に及んだ長いブランクを埋めるべく発表したベストアルバムの中にも、新曲として収録されているのだが、CDを買って割とすぐに好きになったのにも関わらず、何故か劇中では流されることがなかったので寂しい思いをしていたのが、ようやく今週お披露目になったのである。
願わくば来週以降もどんどん流れ、カラオケにもなってくれますように。

最後に、冒頭で、「DVD収納棚がピンチ」と書いたけど、それは、メレ役=平田裕香さんのDVDを買ったことも影響・・・してるかどうかは不明。
でも、裕香さんのDVDは結構いい内容です。オススメです。(笑)
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家康公ゆかりの地2

2007-09-30 11:54:13 | 道外旅行記
9月19日(水)。早いもので夏の冒険も最終日。
いつもなら、最終日はただ帰るだけの行程なんだけど、今回は、せっかく初の静岡県と言うことで、浜松だけで帰るのは勿体無いと思い、静岡市にも立ち寄ることとした。
朝、普通列車で浜松を出発し、約1時間で静岡に到着した。

到着後、まず向かったのが、駅前にある郵便局。
何ゆえ旅先で郵便局かというと、ペンフレンドに旅先から手紙を出すため。
旅先から直接出すのは、3年前の埼玉、昨年の鹿児島に続いて3度目なのだけど、今回も、前日に浜松のホテルで旅の概要をつらつらと書いて、郵便局の窓口から直接投函してきた。
郵便局を発った後は、今回最後の目的地、駿府城へ徒歩で向かった。





駿府城は、元々今川氏の居城であったところ、永禄11年に武田信玄の駿河侵攻と、天正10年の徳川家康の侵攻により灰となってしまったが、その後駿河国を手中に収めた家康は、今川館の地に築城(現駿府城の本の丸・二の丸)し、天正17年に浜松城から居城を移したのであった。

後に徳川家康は将軍職を秀忠に譲り、駿府を本拠地として生活を送ることとなった。
家康在城時の駿府の町は、江戸と共に2元政治が行われていたため、政治、経済の中心地として大いに繁栄していたが、家康の死後、城主となった忠長が改易されるに伴って、駿府城は城代の管理となり、寛永12(1635)年の火災により天守等の殆どの建物が焼失。その後、櫓、門等の建物は再建されたものの、天守は再建されることはなく、以後は、建物の規模も次第に縮小していくこととなった。

明治時代になると、歩兵連隊の誘致に伴い本丸堀は埋められ、三ノ丸は官庁や学校などの公共用地となった。戦後、本丸、二ノ丸部分は駿府公園として整備され,巽櫓、東御門の復元もされ一般に公開されるようになり、現在に至っている。 





写真は、一般公開されている巽櫓。
中では、徳川家の歴史や、家康ゆかりの品が展示されている。








この2枚は、先の浜松城とも共通している、家康の像と、家康が植えたとされるミカンの木。
特にミカンの木を見ていると、いかに家康がこの地を大切にしていたかが窺える。









この2枚は、公園内にある日本庭園。
緑がよく整備されている他、下の写真のような滝もあって、なかなか落ち着ける場所である。








写真は、駿府城公園を囲むお堀。
あちこちのお城で見られる光景だけど、下の写真のように水鳥が羽を休めている光景には、心落ち着くものを感じた。





これは、公園を出る際にふと目に留まった看板。
そうか、今石垣の復元中なのね。
昨年訪れた熊本城もそうだったけど、ちょっとタイミングが悪かったかなという感じ。
ま、いいか、機会があればまた訪れてみるとしよう。

ということで、静岡冒険はこれにて終了。
話は前後するけれど、冒険記はあと1回。
最後は、これまで紹介してこなかったスポットについて書いていきます。
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カーバトルの果てに

2007-09-29 19:57:12 | 映画
久しぶりに映画を観に行って来た。
東京では先月公開されたそうだが、帯広では約2ヶ月遅れて今日公開の映画、「スピードマスター」。

(公式サイト)
http://www.speedmaster-movie.jp/

と言っても、原作を読んだことがあるわけでもなく、ましてや「走り屋」に興味があるわけでもない。
じゃあ何故観に行ったかというと、蒲生麻由さん(「仮面ライダー響鬼」立花香須美役ほか)が出演していて、ホビー誌とかでも話題に上っていたから。

この映画は、かつて、チューニングカー同士のバトルで友を失い、今は走ることに虚しさを感じていた元走り屋の青年を主人公に、彼を執拗に挑発する同じく走り屋の青年と、町の自動車修理工場の娘で、彼に工場再建の力になってほしいと願う少女を軸にした人間模様を描いたストーリーであるが、注目の麻由さんの役どころはというと、かつて、カーバトルの中で主人公の青年に殺されかけたことのある女走り屋で、その衣装と、彼女が運転する車の色は、身後見事なまでにピンク一色ということが、ホビー誌とかでも大々的に取り上げられていたので、まずはそれを楽しみに行ったんだけど、実際に観てみると、それが楽しみだったと言うことを忘れるくらい、息もつかせぬハードな展開の連続で、あっと言う間に時間が過ぎていったというのが正直な実感だった。
麻由さんが演じる走り屋=大道寺リオの見せ場は、終盤に展開される、主人公の青年と、彼を挑発するライバルの青年を交えた3人でのカーバトルのシーン。バトルの結果は、主人公の青年の勝利なのだが、リオの車は、バトルの途中で埠頭から海に転落してしまうという壮絶な展開があり、これには一瞬言葉を失ってしまった。
ラストシーンで、リオが無事に救出されるシーンがあって「やれやれ」と思ったが、そのシーンに至るまで、「走り屋」としての強いインパクトを前面に押し出す麻由さんの演技には、改めて素晴らしいと感じさせられた。

大体そんなところかな?
帯広の映画館は、地方ということもあって、東京や札幌よりも上映が遅れることが多いんだけど、映画館の雰囲気は子供の頃から好きな上、ここ数年は、ジャンルに関係なく「観てみたい」と思う映画も増えてきているように感じるので、これからもちょくちょく観に行こうかなと思っています。
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家康公ゆかりの地

2007-09-29 13:04:13 | 道外旅行記
長々と書いてきた夏の冒険記もそろそろ大詰め。
今回は浜松城編です。

9月18日午後、浜名湖を後にした私は、再びバスで浜松市街地へ。
浜松城は、市の中心部に程近く、「市役所前」という、城があることが連想できないような名前の停留所で下車して徒歩1分という、私のように遠方から交通機関を利用して訪れる人にも便利な位置に存在している。





これが、近くから撮った浜松城。
浜松城は、三河から東進してきた徳川家康が、武田信玄の侵攻に備え、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目し、元亀元年(1570年)、それまでの拠点だった岡崎城を長男の信康に譲り、三方原台地の東南端に浜松城を築城し、新たなる拠点とした場所である。
(因みに、岡崎城には、一昨年の夏に訪れています。)





これは、公園内に建立されている家康の銅像。





これは、築城当時、家康が自らの手で植樹したとされる、ミカンの木。
今でもこのように大切に管理され、緑の葉を茂らせている姿には驚きを覚えました。





特別信心深いわけではないんだけど、このような社があると、ついつい中に入って祈りを捧げる習慣のある私。
冒険も4日目で、連日の猛暑で体力を消耗していたこともあって、何とかもう1日、無事に過ごせますようにと祈ってきました。





徳川家康は29歳~45歳までの17年間を浜松城で過ごしたが、歴史上有名な、姉川、長篠、小牧・長久手の戦い、それに三方ヶ原の合戦などはこの期間中の出来事で、そういう意味でも、後の長きに亘る徳川家の繁栄の礎となった場所ということができると思う。
その後、家康が駿府城に移ったあとの浜松城は、徳川ゆかりの大名達によって守り続けられていった。明治維新後、城郭が壊されてしまったが、昭和33年に、残存していた旧天守台の上に新天守閣を再建し、翌年には浜松市の史跡に指定され、現在に至っているのだという。

城を離れた後は、城のある公園内をグルグルと散歩。
30分ほどで公園を離れた後、近くにある市役所の駐車場から写したのが、一番最後の写真。
疲れもそろそろピークに達していたけど、いい時間を過ごせたと思います。

この後は、炎天下の中徒歩で浜松駅へと向かったが、途中、エネルギー補給(?)のため、デパートの中にある喫茶店で一服。
アイスカフェオレを頼んだのだけど、冷を1杯口にしただけで、限界に近かった体があっという間に回復していくのが自分でもよくわかり、結局、アイスカフェオレ+冷3杯で、エネルギーチャージを完了。ホテルに戻って、部屋で鋭気を養いました。

冒険記は残り2回の予定。
次は、浜松を離れた家康公の新たなる拠点、駿府城編です。
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夏の終わりのたわごと

2007-09-28 22:05:55 | 日々のもろもろ
すっかり秋めいてきたけど、一応国の機関ということで、今日まで「クールビズ」を励行していた我が職場。
一昨日だったか、「冷房の運用は28日で終了します」という一斉メールが送信されてきたんだけど、
もういくらなんでも冷房なんていらないよなあと思っていたら、今日は、日差しが割と強かったせいか、室内の温度は思ったよりも上昇。
これはもしかして、行く夏を惜しんで最後の冷房か?とも思ったのだが、さすがにそれをする人はいなかった。
こういうことがあると、「ああ夏も終わりなんだなあ」と思ってしまいます。

毎年9月というのは、時に冷房を点けたくなるかと思えば、時には逆に暖房が恋しくなるという微妙な時期で、私も実は今週から、朝晩はストーブを点けるようになった。
7月や8月にストーブを点けたと言うと、いつも道外の人にはビックリされるんだけど、9月はいくらなんでもそんなことはないだろうと思っていたら、やっぱりある人にビックリされてしまった。
まあ今年は残暑が例年になく厳しいですからね。道外の人にしてみたら、同じ日本でストーブを点けている地域があるというのはビックリなんでしょうなきっと。

と言うことで、クールビズと同時に夏も終了した我が北海道。
来週からは、またスーツにネクタイでの出勤が再開になるんだけど、朝、どのネクタイで出勤するかというのは、実は結構悩んだりするもの。
昨日の日記とも関連するんだけど、11年前、就職した当時に買ったネクタイが、今でも2本残っている。
この2本は、なかなかいい生地を使っているのか、11年経っても綻び1つ見られない優れものなので、これからも大事にしていかねば。
コメント (4)
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