北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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空港内散策

2018-10-31 21:23:02 | 釧路&釧根地方



前回の続き。
釧路空港ターミナルビル内をじっくり散策していると、函館空港よりも興味深い施設が多いように感じます。





「たんちょうプラザ」というコーナー。








ここには、釧路総合振興局管内の8市町村(釧路市、釧路町、白糠町、標茶町、弟子屈町、厚岸町、浜中町、鶴居村)の観光情報などが掲示され、これから管内を散策して歩こうという人達にとって大変参考になる情報が詰まっています。





勿論土産物店も充実しています。





小雨の降る中でしたが、屋上の送迎デッキにも出てみました。





私が乗ったJAL便よりも30分早く出発するAIR DOの羽田便。
5月に上京したときはこれを利用しました。





保安検査場入口にある大きなアート。
彫刻家でデザイナーの五十嵐威暢さんが原画と監修を手がけた「シュ、シャ、シッ 空と水と光に捧げる詩」というアートで、釧路の湿原の水をイメージして制作されたものです。





アートの両脇にある二本の柱。
これは、アイヌ語で「二つの柱」を意味する「トゥ イクシぺ」と呼ばれるもので、アイヌ民族の儀式で使用される「イクパスイ(棒酒箸)」をモチーフにしています。

「イクパスイ」は、人間の言葉の足りないところを補い、誤りを正し、カムイに対して祈りや願いごとを伝えるという大切な儀礼用具で、儀式の際、男性たちはこれを手に持ち、盃に満たした「トノト(酒)」を付けて、「カムイ(神々)」に祈りを捧げます。

この柱の上には、シャチが飾られています。





もう一本の柱。
こちらには、鶴が飾られています。





保安検査場を通過し、出発ロビー。
土曜日の午前中ということで、羽田便はAIR DOもJALもほぼ満席で、待合用椅子もかなり埋まっていました。





JAL便はここから出発。
羽田までは、約1時間30分の行程です。
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特別天然記念物と空港

2018-10-30 19:46:53 | 釧路&釧根地方



週末の東京のレポの前に、釧路の空の拠点である「たんちょう釧路空港」をこれまで詳細に紹介していなかったので、この機会に紹介してしまいます。





近年、その地ゆかりの動物やキャラクターの名前を冠する空港が増えていますが(例えば鳥取県の「米子鬼太郎空港」や、高知県の「高知龍馬空港」など)、釧路空港も、2006年(平成18年)10月に、特別天然記念物である「タンチョウ」の名前を冠して「たんちょう釧路空港」という愛称が用いられるようになりました。





1階ロビー。
現在は、JAL、ANA、AIR DOの大手三社のほかに、関西国際空港行きのpeachも運航されています。
来年はpeachにも乗ってみたいなあ・・・。











到着口の出口側に、愛称にもなっているタンチョウが展示されています。
特別天然記念物なんだけど、最近は空港周辺の畑や原野にも飛来するようになって、周辺を走っていて見かけることが多くなりました。





外には、北海道を象徴する動物といってもよい、ヒグマの親子も展示されています。
釧路近郊は、ヒグマよりもエゾシカの出没による車との接触事故などが相次ぎ、危険が指摘されていますが、熊への注意を喚起する表示板なども、他の地域よりは少ないのかもしれませんが、そこかしこで見かけます。





これは初めて見たキャラクターですが、空港の近くにある温泉施設「山花温泉 リフレ」のイメージキャラクターです。
ここの温泉は、前回釧路に住んでいた16年前、釧路に来て間もない頃に一度行ったきりだけど、最近仕事で近くに行くことが多いので、行ってゆっくりしてこようかなという気持ちが芽生えてきています。








保安検査場入口がある2階ロビーの天井パネル。
ここにもタンチョウが描かれていますが、このパネルを見て思い出すのが、平成15年(2003年)9月26日の早朝に発生した「平成十勝沖地震」のこと。
釧路は震度6強に見舞われ、このパネルも軒並み落下して床を埋め尽くしていた様子がテレビや新聞で報じられ、大変なショックを受けたのが記憶に新しいです。
この年は、9月15日から19日まで京都~滋賀を旅行していて、19日に釧路に戻ってきたのだけど、それから僅か一週間での地震発生で、もし自分が空港にいたときだったらと思うと、本当に怖い思いをしたのを覚えています。
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今回もヒヤヒヤ

2018-10-29 19:00:47 | 日々のもろもろ
今日は羽田発12時35分の便を予約していたのだけど、JALのホームページを見ると、釧路空港は、強風に伴う羽田引き返しの可能性がある対象となっていたので、情報をリアルタイムで入手し、万一のときは速やかに対処しようと、9時にはホテルを出て真っ直ぐ空港へ。
着いてみると、釧路便だけでなく、新千歳便と旭川便も条件付き運航となっていたが、チェックインは普通にできるので、荷物を預けて空港内をブラブラ。
そのうち、11時くらいになると、新千歳便と旭川便から条件付き運航の表示が消えていて「マジで?釧路は?」って思ったけど、釧路便は依然として条件付き運航のまま。

「まあしゃあないか。羽田引き返しは勘弁だけど、せめて新千歳に代替着陸してくれれば、『スーパーおおぞら』で釧路に戻って明日は出勤できるでしょ。」

と思いつつ、最新の気象予報を見ると、釧路地方の風速予報が、昨日の18mから15mに落ちていたので、もしかするとこれは大丈夫なのではと期待して搭乗。
その結果は、何とか無事に着陸。荷物を受け取り外に出てみると、なるほど確かに、これは風速二桁はあるなと思えるような強風が吹いていたが、空は快晴で、シャトルバスの中から見た新釧路川の水も綺麗だったので、そんなに釧路は荒れていなかったのかもしれない。

今回も無事に帰着できたけど、考えてみると、私が飛行機を利用するときって、復路で今日のようなヒヤヒヤな状況になってしまうことが多いような気がする。
一年前、昨年の「秋の遠足」のときは、函館の天候は問題なかったが、前日に首都圏を直撃した台風の影響で羽田離発着便の乱れが相次ぎ、その余波で、機材繰りができないことに伴う欠航が危惧されていたのが、今でも記憶に新しい。
昨年は、1月に開催した「冬の遠足」のときも、函館周辺の猛吹雪により条件付き運航となっていたなあ。
7年前の夏に一度だけ羽田引き返しを経験しているけれど、あのときのこと(雲の切れ間から五稜郭タワーが見える所まできたのに再び上昇を開始して、羽田引き返しのアナウンスが流れたときの様子、再び上昇を開始したときのエンジンの音、羽田に引き返した後、乗客の一人が、「何で一回で(着陸を)諦めるんだ!」と係の人に食って掛かっていたことetc)は今でも鮮明に覚えているので、あんなことはもう勘弁してほしいという気持ちが強いです。





ともあれ、首都圏はずっと好天に恵まれたので、今回も楽しく有意義な時間を過ごせました。
今回は蒲田より東には行かず、京急蒲田駅を拠点に移動。これまで都内あちこちに泊まって来たけれど、今後は、特に事情がない限り蒲田で固定しようかなと、空港へ向かう電車の中で思いました。
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大丈夫と信じて

2018-10-28 18:52:15 | 日々のもろもろ
恒例の「秋の遠足」は、好天に恵まれ、無事に終了。
時間配分をミスして、予定していた場所全てに行くことができなかったのだけど、収穫もあり、また、次回以降に向けた課題もできたので、有意義に過ごせました。

さて、明日釧路に戻るのだけど、何だか心配になってきた。
予報では、雨は大したことなさそうなのだが、風が強いようで、釧路到着予定時刻の頃は、暴風警報が出るか出ないかギリギリくらいの風速になっている。
大丈夫だろうと信じているが、明後日は大変重要な用務があるので、是が非でも明日のうちに釧路に戻らないといけないのが正直プレッシャー。
本当、無事に帰着できますように。
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10月終わりだというのに・・・

2018-10-27 18:48:59 | 日々のもろもろ



やばいなこれは。
釧路は既に朝晩はストーブを点け、夜は厚手の掛け布団で寝ているというのに。
夕方になるとさすがに東京も涼しくなるけれど、昼過ぎは蒸し暑くて、長袖を少しまくってしまいました。
明後日戻ってから、体調管理に気を付けなきゃ。





散策の途中で、こんなのを見つけ、いただいて来ました。
次回以降は、これを読んで町歩きプランを練るのもいいかと思います。

昨日書いたとおり、今回は蒲田に二泊。
今夜は「ブラタモリ」を見てゆっくり休みます。
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