北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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五天山公園

2019-08-31 14:45:57 | 札幌

 

 

 

札幌の郊外、西区福井にある「五天山公園」。

写真正面に聳え立つ「五天山」の麓に整備された、西区初の総合公園です。

 

 

「五天山」は、私の母校である高校の校歌の歌詞にも登場する(この付近に実家のある同級生によると、小学校と中学校の校歌の歌詞にもあったとか)、私にとっては大変懐かしい響きのある山なのだけど、インド由来の名前だったということは全く知りませんでした。

平成2年(1990年)というと、ちょうど私の高校在学中で、採石場があったというのは、何となく記憶にありました。

その採石場跡に整備された公園が、今、札幌市民にとっての大人気スポットとなっているのです。

 

 

この公園は、バーベキューができる公園としても人気を博しています。

7月に「発見!タカトシランド」で紹介された際には、タカさんと、ゲストの草野仁さんが、バーベキューを楽しんでいたグループにお邪魔し、焼き立てのホタテをご馳走になっていました。

 

 

この公園の名物として知られるのが、この水車小屋。

 

 

 

この水車は、かつて稲作が盛んだったこの地域の水田に水を引き込んだ水車を復元したものです。

「タカトシランド」では、この小屋の前で俳句を詠んでいた男性の方に草野さんが声をかけ、男性が詠まれた俳句が番組で紹介されていました。

 

 

写真の赤丸が、かつてこの地域に水車があった場所。

先日紹介した「平和の滝」から西区を横断するように流れる「琴似発寒川」とその支流から水を引くことによって、この福井地区では、最盛期には十五町歩(約15ha)もの広大な水田が広がっていたそうです。

 

 

この日(8月19日)は30度近い猛暑の日で、少し歩くだけで体力を消耗してしまいそうでしたが、展望台があるというので、暑さにもめげずにチャレンジしてみました。

 

 

第1展望台と第2展望台がありますが、写真は、標高約190mという第2展望台。

 

 

ウーン、大変申し訳ないけれど、緑が生い茂っているせいか、残念ながら期待したような眺望ではなかったですね・・・。

秋になって葉が落ちた時期の方が眺めがいいのかな・・・。

 

 

最後に、この「五天山公園」がある「福井」地区について。

明治19年(1886年)、福井県から2戸が入植したことで開墾された地域で、開墾当初は炭焼きが主たる産業でしたが、明治33年(1900年)、炭焼き人の名を冠した「源八の沢」から水を引いたことで稲作が本格化し、後に、琴似発寒川に繋がる「左股川」からも水を引くことで、稲作が盛んな地域として繁栄してきました。

現在は札幌郊外の住宅街として整備、発展が続いています。

 

(「五天山公園」の場所はこちら。)

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もし釧路に来たら

2019-08-30 19:01:53 | 釧路&釧根地方

昨夜1時ごろトイレのために起き、用を足して布団に戻ったところ、少しすると体に火照りが。

掛布団をはぐってタオルケット一枚にしても収まらないので、何だろうと思って室内の温度計を見たら、深夜だというのに室温が22度あり、湿度も80%。そりゃ蒸すわけだ。

で、それから約一日経過。先ほど天気予報を見ると、釧路市内は湿度98%(!)だって。

なので、今夜は就寝までずっと除湿器を稼働させ、窓も、同じく就寝まで閉めないことにした。

これで昨日よりかはぐっすり眠れるでしょうきっと。

 

今日は全国的に金曜日だけど、世界柔道選手権のため「発見!タカトシランド」はお休み。

せっかくの金曜日なのにつまらないが、まあ仕方ないでしょう。

ところで、この番組は、札幌とその近郊を舞台にした町歩き番組だけど、いかに大都市札幌とはいえ、長く続けていれば行く場所も無くなってしまうのではないかと心配しているのだけど、もし、地方に範囲を拡大して、釧路にも来ることがあったら、恐らくここには立ち寄るだろうと思う場所がある。

 

 

北大通にある「なつかし館 蔵」

1階の喫茶スペースで注文できる絶品の「おやき」もさることながら、中にある展示の数々は、番組で紹介されたら絶対に話題を呼ぶと思います。

(この施設の紹介記事はこちら。)

職場からも近いので、近々また行ってみようと思っています。

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コーヒー断ち

2019-08-29 18:59:55 | 日々のもろもろ

することに決めた(諸事情により)。

いや、未来永劫金輪際飲まないとまでは言わないけど、無期限自粛ということで。

ただ、カフェオレとかカフェラテまで断ってしまうと大きなストレスになりかねないので、当面は本当にコーヒーだけ。

後は紅茶か日本茶で毎日を過ごすこととします。

 

コーヒー断ちと間接的に関係しているのだけど、次は、長期戦となっている泌尿器科通院の話。

頻尿や残尿感、排尿痛などの症状が一進一退を繰り返していたが、先日、これまた諸事情により病院を変え、CTなど様々な検査をしてもらった結果、心配だった結石や炎症、ましてや腫瘍などということはないことが判明し、また、薬の方も、前の病院で処方されていた薬のジェネリック版に切り替えたところ、あくまで今のところだけど、症状も収まっているので、何とかこのまま行ってほしい。

先生にも言われたのだけど、気にし過ぎというか、神経過敏になっている部分もあった可能性があり、そういう意味では、CTの結果、心配だったことがないと分かったということも大きいのかもしれない。

次回は来月中旬に行くけれど、できればそこで終わりになりますように。

 

ただ、泌尿器検査の方は良好だったけど、やっぱりねと思ったのが、血液検査の結果。

総合病院での初診ということで血液検査もされたのだけど、血圧は上が89。看護師さんに驚かれたけど、実際、アベレージが90台ですからね。

ヘモグロビンの値も低いので、最近は週1でレバーを食べているのだけど、他にも対策した方がよさそうかな。

次回の人間ドックは12月。果たしてどうなるか・・・。

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アーケードと狸大明神

2019-08-28 19:48:11 | 札幌

 

札幌中心部にあるアーケード付き商店街「狸小路」。

昔からそんなに利用する機会もなかったのだけど、久しぶりにちょっと歩いてみました。

 

 

観光客と思われる方達(主に中国の方達かと)に人気の記念写真スポット。

御神体とかではないので、触ると御利益があるとかではないようだけど、外国の方達にとっては珍しくて面白いのでしょうね。

 

 

南2条と南3条との間にある「狸小路」は、西1丁目から西7丁目までがアーケード街なのだけど、西1丁目から西6丁目までと、西7丁目とでは、アーケードの形が違います。

 

 

西7丁目の西側、つまり、アーケード街の西側出入口から一枚。

昭和57年(1982年)に西1丁目から西6丁目までが現在のアーケードにリニューアルされた際、西7丁目だけがその対象にならず、現在も、従前のまま残っているとのことです。

アーケード好きの私にとっては、こちらの方が趣があっていいですけどね。

 

 

西7丁目の出入口から西側へ向かって一枚。

アーケードは西7丁目までだけど、かつては西8丁目も「狸小路商店街」に加盟していたのが、昭和52年(1977年)に脱退していたのだそうです。

もっとも、アーケード建設には当初から参加せず、商店街に加盟していた頃から、現在のような青空商店街だったそうですが。

 

 

 

因みに、この新しいアーケードですが、ボタン一つで開閉する仕組みになっているんだそうです。

見てみたいものですね。

 

 

商店街5丁目にある「本陣狸大明神社」。

昭和48年(1973年)、毎年7月から8月にかけて開催されている「狸まつり」の第20回と、狸小路設立100周年記念をきっかけに建立された神社で、当初は4丁目にあったのが、後に5丁目へと移動しています。

神社に祀られている「本陣狸大明神」は、「八百八狸・隠神刑部」という、伊予国に伝わる化け狸と、「伊予の宮 瑠璃姫」という伝説の姫との間に生まれたとされている神様。

この大明神は、千葉県木更津市にある「証誠寺」の萩乃狸一族の霊を受けた「かずさ御前」と結婚して、昭和51年(1976年)に「鶴の宮・藻里豊姫(つるのみや・もりとひめ)」、「真狸(まり)」という姫狸が誕生しているのだそうで、さらに、「真理」の方は、父の故郷である、現在の愛媛県松山市が気に入って、「狸平(りへい)」という狸と結ばれたとのこと。このことが縁で、狸小路商店街と、松山市にある「中央商店街」とは「姉妹商店街」提携を結んでいるのだそうです

なかなか興味深い話ですね。8年前に松山に行ったときは、そんな話など全く知らなかったけれど、また行く機会があったら、関連スポットなど散策してみたいと思います。

 

 

 

ウーン、今の私に関係ありそうなものといえば、五と六かな。

学生の頃、特に受験生の頃だったら、一と二の徳を授かりたいと思ったところかと思いますが。

 

(「本陣狸大明神社」の場所はこちら。)

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大勢が笑う場所

2019-08-27 19:35:08 | 札幌

 

札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅のコンコース(大通駅とを結ぶ「チカホ」に繋がるコンコース)を歩いていると、こんな彫刻作品が設置されていました。

 

 

 

シマフクロウでしたか。

解説文にある「コタンコロカムイ」(「ロ」は小文字)というのは、シマフクロウのアイヌ語名だそうです。

村の守り神らしい、力強い羽ばたきを感じさせる作品だと思います。

 

 

この彫刻が設置されている場所は、広場として開放されています。

 

 

いい名前だなと思います。

これから、展示会だとか、アイヌ関連のイベントでも開催されたりするのかな。

 

 

アイヌ文化に関する映像を見られるコーナーもあります。

 

 

 

何を題材にしているのかなと思ったら、アメマスが、海の底で葉巻をくわえながらパソコンを広げ、釣りの疑似餌であるルアーを検索している姿だそうです。

アイヌ民族の伝説では、アメマスは大きな地震を引き起こす動物とされており、「国造りの神が大アメマスの背中の上に大地を造ったため、下にいるアメマスがくたびれて動くので地震が起こる」という話があるそうです。

 

 

 

綺麗な装飾品だなと思ってちょっと調べてみると、作者の下倉洋之さんという方は、実際にジュエリー作家として活動されている方だそうです。

 

 

 

 

ゆっくり休憩しながらアイヌ文化に関する学習ができる趣向になっているようですね。

 

 

天井にも、アイヌ文様が描かれています。

 

 

こんな広場が整備されているということは全く知りませんでした。

どんどん有効活用されていってほしいものですね。

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