北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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藤丸さん

2023-01-31 19:44:51 | 帯広&十勝地方

 

道東唯一の百貨店で、帯広市民から「藤丸さん」と呼ばれて親しまれた「藤丸百貨店」が、本日をもって、122年の歴史に幕を閉じました。

元帯広市民として、大変寂しく感じます。

 

 

帯広時代に写真を撮っていなかったかなと思って探してみましたが、見つけられなかったので、画像はお借りしてきました。

私は平成17年(2005年)4月から三年間帯広に住んでいましたが、藤丸さんに初めて入ったのは、実は帯広市民になるずっと前、昭和58年(1983年)のことで、母方の祖母が、この年から帯広の親戚の家に住むようになったことから、夏休みに、従妹と一緒に遊びに行き、そのときに入ったのが初めてだったと記憶しています。

帯広市民だった三年間は、藤丸さんは職場から近かったこともあり、昼食を地下の食品売り場で調達したり、中にある書店によく立ち寄ったりしていたのが思い出に残っています。

今思えば残念だなと思うのが、帯広時代は、今のように、住んでいる町の歴史に興味を持ち、休みの日に歴史散歩を楽しむということがなかったということ。

当時からそういう趣味があれば、藤丸さんについても、古い歴史を色々調べたりして、また違った楽しみ方ができたのかなと思います。

函館の「棒二森屋」の閉店も衝撃でしたが、また一つ、思い出の場所が姿を消してしまいました。

お世話になった期間は短かったけれど、「ありがとうございました」とお礼を申し上げたいです。

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パティシエのパン屋さん

2023-01-30 19:48:36 | グルメ・スイーツ

 

地下鉄南北線北24条駅から徒歩圏内にある、以前から気になっていたパン屋さんに行ってきました。

 

 

 

「Cake&Bread Rire(リール)」さんというお店。

ケーキとパンのお店ということですね。

 

 

開放感漂う明るい店内。

壁の薄緑色も、店内の雰囲気にマッチしていると思います。

 

 

並べられているパンの数々。

 

 

そして、カウンターには美味しそうなケーキも。

 

 

マカロンまでありますよ。

 

 

今話題の洋菓子全般とでも言ったところでしょうか。

そう、実はこちらのお店は、パティシエさんが切り盛りをされていて、パティシエさんが、ケーキや洋菓子だけでなく、パンに対してもその腕前を奮っているということで話題のお店なのです。

 

 

 

この日はパン目当てで行ったので、この二つを買いました。

 

 

店内の写真。

そうなんです、もう一昨年になるけれど、「発見!タカトシランド」で、トシさんが、ゲストの中山秀征さんをお連れしてきていたのです。

 

 

トシさんと秀さんのサインもしっかりと飾ってあります。

この回では、↓のお店にも行っていまして、そこにも秀さんのサインがしっかりと飾られています。

 

 

カフェのある文具店 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 地下鉄南北線北24条駅近くにある「文具のみつはし」さんというお店。文房具って、最近はホームセンターや100円ショップでも良質な物が揃っていたりするので、専...

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カスタードクリームパン。

パン生地がとっても柔らかいことが感じ取れます。

 

 

しかし、中はここまでクリームがギッシリ。

さすがパティシエさんの作品ということで、パンの域を超えて、スイーツと言ってもよいと思います。

 

 

 

そしてあんパン。

十勝の小豆で作られた、ここまで黒さが光っているのもそうそうないと言っていいくらい、あんの存在感が際立っています。

カスタードクリームパンと同様、これもスイーツと言ってよいと思います。

 

 

こちらのお店は、「タカトシランド」の他に、HBCの「今日ドキッ!」でも紹介されていて、「パンシェルジュ」という、パンの製法、歴史や文化・マナー、トレンド、健康や衛生に関することなど、総合的にパンの知識を習得できる資格を取るくらいのパン好きである日下怜奈アナのレポートが、公式YouTubeにアップされています。

昨年4月の番組リニューアル以降、このコーナーはストップしてしまっているのだけど、ぜひ復活してほしいです。

 

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冬特有の光景

2023-01-29 16:15:00 | 日々のもろもろ

 

 

自宅近くの「琴似発寒川」。

一面が雪に覆われていて、水の流れが分からなくなっています。

 

 

道路の気象影響予測 大雪による影響「大」 引き続き立ち往生に警戒(気象予報士 牧 良幸)

この先も日本海側を中心に雪が断続的に降り、あす30日(月)は低気圧が東北地方を通過する見込みです。北日本を中心に再び雪が強まり、道路状況への影響が大きくなるでしょう...

tenki.jp

 

 

今週末は写真のとおり晴天だったけど、また明日から低気圧が接近するとの予報。

しかも明後日は道路への影響が大きいとの予報・・・、明後日は仕事で高速道路を運転する予定なんですがね・・・。通行止めかな・・・。

先週木曜日、凍結路面で50キロ規制の高速道路を約1時間運転したけど、慎重になっていることもあってかいつも以上に緊張しましたからね。明後日も、とにかく無事で行って帰って来ることが大事ということで。

 

 

最近はあまり見なくなった大きな「つらら」。

近年の住宅は、つららができにくい構造になっていると見えて、つららができるのは、築年数が相当建っていそうな物件が多いようですが、私もここまで本格的なのは久しぶりに見たかな。

子供の頃は、「つららができている軒下には近づかないこと」と、親や先生から注意されていたけれど、つらら自体が昔ほど見られなくなっている今も、それは同じなのかな。

 

この、「つらら」とは、漢字で「氷柱」と書きますが、その読み方の意味と言うか語源までは気にしたことがありませんでした。

そもそも「つらら」とは、屋根から滴り落ちる雪融け水が寒気に晒されて氷結することで起こるものですが、元々は「つらつら(連連)」が語源だそうで、「氷が途切れず長く連なっている」という意味なんだそうです。

そうした様子から、「氷柱」という字を当てているというわけなんですね。なるほど勉強になりました。

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抹茶とほうじ茶のソフトクリーム

2023-01-28 16:02:09 | グルメ・スイーツ

 

 

JR札幌駅側の「ESTA」地下1階にある、以前から気になっていたお店。

「一〇八抹茶茶廊」さん。その名のとおり、抹茶関連のメニューを扱っているお店のようです。

 

 

抹茶のもみじ饅頭。興味深い感じです。

 

 

ほうじ茶もあるんですね。

 

 

なんだけど、お目当てはこちら。

各種のお茶を基にしたスイーツメニューが充実しているのです。

右下にいるのは、UHBのキャラクター「みちゅバチ」。

「発見!タカトシランド」では紹介されていない(その以前に、そもそもデパ地下はタカトシランドには向かないと思う)ので、平日夕方の「みんテレ」かな?

 

 

何を頼んだかというと、抹茶とほうじ茶のミックスソフトクリーム。

普段バニラやミルク系が多いので、こういう色のソフトクリームは、自分でも新鮮な気がします。

 

 

抹茶のソフトクリームは食べたことがあるけれど、ほうじ茶は初めて。

ほうじ茶特有の香ばしい香りもありながら、抹茶と一緒になることでさっぱりとした味わいになっており、美味しく頂けました。

 

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豊平町との合併

2023-01-27 19:12:50 | 札幌

 

雪が積もったばかりの頃に行ってみた市内の公園。

いきなりですが、場所はこちらです。

 

 

地下鉄東豊線「月寒中央」駅1番出口から出てすぐの所にある「つきさっぷ中央公園」です。

 

 

国道36号に面しているこの公園を国道側から見ると、こんなレリーフが目に入ります。

 

 

サイロの絵から、酪農に関するものかなと一瞬思いましたが、もっとスケールが大きい、地域の開拓の歴史に関するものでした。

札幌市と豊平町の合併。そう、この辺りはかつて「豊平町」という独立した町で、この公園は、当時の役場の跡地なのです。

地域の開拓と言っても、「八紘学園」にも割と近いことだし、酪農に関するものということでも間違いではないのかもしれませんが。

 

※「八紘学園」とは?

 

八紘学園の歴史 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 昨日紹介した、「北海道農業専門学校農産物直売所」の近くに、何やら歴史を感じさせる建物があります。二棟並んでいるサイロが印象的です。   この古...

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「和處」と書かれているこの碑は、昭和33年(1958年)、国道36号の拡幅と舗装工事の完成を記念して建てられたものです。

自分の職業にも大いに関わってくるものと知り、これは機会を見てPRせねばと思っていました。

 

 

 

その隣にあるこちらは「交通安全の碑」。

「豊平交通安全協会月寒支部」の創立30周年を記念して、昭和52年(1977年)に建立されたもので、この場所で、室蘭~札幌を結ぶ国道36号の交通安全を祈り、人々や車の通行を見守り続けています。

 

 

公園の隣にあるこの建物。

先程、「つきさっぷ中央公園」が豊平町役場の跡地と書きましたが、現在は「月寒公民館」として使われているこの建物は、かつての豊平町議会の議場があった場所でした。

 

 

赤線で囲まれた範囲は、現在の札幌市南区、豊平区及び清田区に相当する範囲ですが、実はこれが、かつての豊平町の範囲でした。

札幌市は明治以来、「円山村」や「白石村」など、周辺の町や村との合併を繰り返して大きくなってきましたが、その合併の歴史の中で、面積、人口の面で最も規模が大きく、かつ、合併が本決まりになるまで最も紆余曲折があったのが、昭和36年(1961年)この豊平町との合併でした。

当時、この豊平町の人口は約7万7千人と、合併せずとも市への昇格要件を満たしていた、全国でも最も規模の大きい「町」でしたが、戦後、多くの町民が札幌市内に通勤・通学するようになり、人の往来が激しくなると、必然的に札幌市との合併を模索する動きが出始め、札幌市の方も、急増する人口を受け入れる住宅地の確保や、西岡水源地をはじめとする豊富な水源に注目し、豊平町に熱い視線を注いでいました。

昭和32年(1957年)、合併推進を公約とした町長が当選したことで、合併論議は一気に実現に向けて加速化しますが、翌年の町議会で、「単独で市への昇格を目指す」議決が可決されてしまいました。合併反対派の主張としては「合併そのものは反対しないが、まず単独で市に昇格してから、対等な立場で合併すべき」という意見や、「合併すると、基幹産業であるリンゴの栽培をはじめとする農業や森林資源が守られない」という意見などが主流だったそうです。

しかし、そのまた翌年、町議会議員選挙で、合併賛成派が多数を占めたことで、再び合併に向けた動きが加速。昭和36年(1961年)3月10日、議場には400人もの反対派町民が詰めかけ、賛成派議員の入場を阻止しようとして、警官隊が出動するほどの騒動となりましたが、結果的に合併案は可決され、同年5月1日、豊平町は正式に札幌市と合併して、現在に至っているということです。

このような経緯があったことを知ると、もし、当初議決どおり、豊平町が単独で市に昇格していたら、その後札幌市と合併したかどうかは別にして、昇格後の「豊平市」が札幌市とは違う独自の発展を遂げたことで、現在とは違う様相になっていたことも容易に想像がつき、なかなか興味深いと感じます。

 

 

豊平町の歴史とは直接関係ないと思いますが、こんな解説板もありました。

 

 

ここに横断歩道橋があったんですね。

最近は札幌市内でも、あちらこちらで歩道橋撤去の動きが出てきています。

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