北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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函館の女

2024-06-30 16:48:00 | 音楽&アーティスト

今日は6月30日の日曜日。

この曜日配列になると常に思い出すのが、高校3年生だった1991年のこと。

前回今年と同じ曜日配列だった2019年にも同じことを書いているのだけど、1991年の今日は、「高校生クイズ」こと、「全国高等学校クイズ選手権」第11回大会の北海道予選が開催された日でした。

 

 

6月30日(日)の思い出 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

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細かい部分は↑の記事に書いているので再び書くことはしないけれど、毎年6月30日は違う曜日でやってくるのに、今年のように日曜日に当たると、決まって1991年のことを思い出すあたり、いかに高校時代、「高校生クイズ」に打ち込んでいたかがわかるといったものです。

 

「高校生クイズ」と言えば、今気を付けようと思っている話が一つ。

函館の坂道で最も有名と言ってよい「八幡坂」のガイドをするとき、坂を上り切った所にある「函館西高校」について、同校が歌手の北島三郎さんの母校であることにも触れるのだけど、いきなり名前を出すのも面白くないので、「北海道出身の演歌歌手」というヒントを出して「誰でしょう?」と迫り、分からないようだったら、北島さんの代表曲「函館の女」を歌ってヒントを出すようにしています。

 

 

この「函館の女」と言って私が真っ先に思い出すのは、北島さんが歌われている場面ではなく、実は「高校生クイズ」の話です。

1988年に放送された「高校生クイズ」第8回大会の北海道予選で、この曲のフレーズの一部を問う問題が出されたとき、釧路の高校のチームが、「珍答」とまではいかないものの、司会の福留さんの失笑を買うような誤答をしてしまうということがあったのだけど、これが36年も経った今でも強く印象に残っている私としては、お客様の前で「函館の女」を歌うとき、この誤答と同じ間違いをしてしまわないように気を付けています。

それくらい、当時の私にとって、「高校生クイズ」は(「アメリカ横断ウルトラクイズ」もだけど)、強く体に染みこんでいたということなのです。

歌詞の問題なので、著作権やら何やらあると思うから具体的には書かないけれど、もしカラオケとかで歌う機会があったら、かなりの高確率で、この誤答を同じ間違いをしてしまうような気がしてなりません。

カラオケならまだいいかもしれないけれど、お客様の前でそんな間違いをしてしまったら印象低下に繋がりかねないので、歌うときには気を付けるようにします。

 

因みに、函館西高校を卒業されている北島さんですが、出身は函館ではなく、函館から西へ車で1時間くらいの「知内町」という町でして、北島さんの芸道55周年記念碑が建立されています。

昨日のガイドでも、お客様に対してこのことを説明したら、結構興味を示していただけたようだったので、今後もこのことには触れるようにしたいと思います。

 

 

故郷に立つ碑 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

「はこだて検定」では、函館や道南地域にゆかりの芸能人、アスリートの方達に関する問題も結構出題されます。そんな道南地域ゆかりの芸能人と聞いて真っ先に思い浮かぶ方に...

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デビュー記念日

2024-06-29 20:51:20 | 日々のもろもろ

以前から書いていましたが、今日は、この春から活動を始めたガイドのデビュー戦でした。

所定の待ち合わせ時刻10分前に、「まちセン」こと「函館市地域交流まちづくりセンター」でお客様と合流し、「東北以北最古のエレベーター」にご案内した後、「金森赤レンガ倉庫」や「旧函館区公会堂」などを歩いて、結果的に時間をオーバーしてしまいましたが、何とか無事に終えることができました。

道中、ガイドサークルのユニフォームとネームプレート着用で色々話していたのが目に留まったのか、ご案内したお客様以外の観光客の方々からも色々質問されたり、写真の撮影依頼を受けたりということがありましたが、これを「想定外」と言ってしまってはいけないのだろうなと強く思いました。

そのようなことも想定しつつ、時間どおりに収めて効率よく進めるかがポイントになってくると思うので、今後にしっかり活かしていきたいと思います。

 

 

お客様と合流する前、暑かったので、「まちセン」の1階にある喫茶コーナーで「バニラアイス」を頂きました。

ドリンクや軽食も充実しているので、今後も利用したいと思います。

 

 

お客様と合流する前、まだお土産を買われていないことを想定し、ベイエリアで、「函館」を冠したお土産のリサーチをしてみましたが、今回目に留まったのが、この「はこだてワイン」。

七飯町に本社工場があり、色々な種類の商品が揃っているようです。

 

 

今回のお客様は、既にお土産を買われて、宅配便でご自宅へ送られていたそうでしたが、今後、紹介する機会を作ってみようと思います。

 

最後に、どうでもいい話ですが、ガイドデビューとなった今日は、全国的に6月29日。

7年前、「はこだて検定合格者の会」の活動で、函館のFMラジオ番組に出演し、その収録があったのも、やはり6月29日でした。

偶然とはいえ、これは自分の中での記念日になりそうだなと思います。

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新札間近

2024-06-28 21:05:50 | 気になるコト

 

この特集を見て、「あ、そうだったっけ?」って思いました。

新札に変わるのって、まだ先だと思ってました。

3日以降、ATMでお金を引き出すときとか、1,000円以上お釣りがくるような買い物のときに期待してみます。

新札を手にしたら真っ先に記事にしたいと思いますが、最初はどのお札になることやら。

 

で、何?2,000円札ってどうなったのかって?

本当、どうなってるんでしょうね。

私は最後に見たのは・・・、さすがに令和になってからは一度もないと思うんだけど、そんなに昔でもなかったような気がします。

確か、5,000円札か10,000円札で買い物をしたときにお釣りとして出てきたってパターンだったと思うけど、ブログ内検索かけたらそれらしい記事はヒットしなかったので、記事にはしていなかったと思います。

 

 

こんな紙幣がありました - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

この間小樽へ行った時、たまたま立ち寄った無人駅の券売機で、「2,000円札は使用できません」という紙が貼ってあったのを見て、友人と、「2,000円札って見なくな...

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↑の記事は14年前のものだけど、画像の2,000円札はリアルタイムで手にしていたものではなく、これから更に5年くらい前、まだ給料が現金支給だった頃に給料袋に入っていたものだったらしいです。

給料が現金支給だったのって、確か2005年までだったと思うんだけど、当時は、我々国家公務員が率先して2,000円札を使うべしという呼びかけ(暗黙のですが)みたいなのがあったのか、かなりの高確率で給料袋に入っていたと記憶しているのだけど、2003年に製造が止まってたんですね。

でも、↑の記事に「帯広にいた頃」って書いてますね。私がデジカメを最初に買ったのは帯広に住んでいた2005年なので、写真が2005年なのは間違いないと思います。

次にお目にかかる機会ってあるのでしょうかね・・・。もしあったら絶対に記事にします。

 

お札といえば、今日は夏のボーナスでした。

例の定額減税とやらの関係で、昨年の夏や冬よりは手取りが増えていたけれど、まだまだ物価高や光熱費の高騰が続いているので、しっかり計画的に使わなければと思います。

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日本基督教団函館教会

2024-06-27 20:42:45 | 函館

 

西部地区にある教会をこれまで三つ紹介してきましたが(「カトリック元町教会」「函館ハリストス正教会」「日本聖公会函館聖ヨハネ教会」)、西部地区には、比較的狭いエリアの中に、四つのキリスト教宗派の教会が、集まるように建っていることでも知られています。

四つ目は、私がトライアル(実地試験)を突破しているガイドコースには入っていないのだけど、他の三つと同じくらい歴史ある教会です。

 

 

 

 

 

「日本基督教団函館教会」。これまで出てこなかった、プロテスタントの教会です。

函館におけるプロテスタントの歴史は、アメリカ人宣教師のM・C・ハリス氏が、1874年に伝道したのが始まりとされています。

解説板にも書かれていますが、その頃函館では、ドイツから来日していた代理領事が、「外国人が日本の国体を汚し、天皇を廃そうと策している」という極端な排外思想に捉われ、外国人殺害の目的で来函していた旧秋田藩士に惨殺されるという事件が起こっていました。

事件を受け、ハリス師は、護身のために拳銃を携帯するよう知人に勧められましたが、武器を持つのは恥であるとして、海に投げ捨てたという逸話が残されており、それどころか、町の人々と積極的に交流を重ねていたことでも知られています。

 

 

排外思想の犠牲 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

東京オリンピックの招致セレモニーで一躍流行語となった「おもてなし」。これはオリンピックだけの問題ではなく、例えば我が町函館も、「観光基本計画」の中で、2023年...

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1877年に最初の会堂が落成した後、大火による建物の焼失、再建が繰り返され、1931年に、現在の鉄筋コンクリート造り2階建ての会堂が完成しました。

会堂内では、1981年にドイツ製のパイプオルガンが設置され、現在でも神聖な音を奏でています。

今回は日中に行ってみましたが、この辺りの教会群は、夜になると綺麗にライトアップされるので、もう少し日没が早くなったら行ってみようと思っています。

実は、夜の教会群を回るというガイドコースもあるので、そちらにもいずれ(目標は9月末まで)チャレンジしてみたいと思います。

 

 

「基督」と書いて「キリスト」と読むのは有名ですが、何故「基督」と表記されるのかはずっと疑問だったので、この機会に少し調べてみました。

元々「キリスト」とは、ギリシア語の「khristos」(「油を注いで清められた者」の意)に由来するとされ、日本に伝来した当初は「キリシト」と発音されていたこともあったそうですが、中国イエズス会によって「基利斯督」と音訳され、それが縮小されて「基督」と表記されるようになったというのが有力説だそうです。

私は大学受験を控えていた高校3年生のとき、全国の大学のガイドブック的な本を読んでいて、東京にある「国際基督教大学」のことを知りましたが、最初は「きとく」と読んでしまい、後に「キリスト」と読むと知ったときは衝撃だったのを覚えています。

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お会いできますように

2024-06-26 20:50:54 | 日々のもろもろ

今週は家庭の事情で、家には私一人だけです。

昨日は時間があったけれど、今日はそれほど時間もないので手短に。

 

29日(土)のガイド予定の話ですが、サークルの先輩方に話を聞くと、事前にお客様の氏名、人数、連絡先が知らされるので、例えば連絡先が携帯電話の番号だった場合、電話やショートメールでこちらから連絡し、当日の行き違い防止に努めているとのことでした。

なんだけど、今回私がご案内する予定のお客様の連絡先は固定電話で、今日出発されるとのことなので、昨日まで計4回連絡を試みたものの、お出になりませんでした。

電話したところ、「この電話は、迷惑電話防止のため録音させていただいております」のナレーションが流れ、「まあそうだろうね」と思いましたが、やはり見知らぬ携帯電話の番号には、用心して出なかったのかもしれません。

留守番電話にでも繋がればメッセージを残すこともできましたが、残念ながらそれもできませんでした。

 

職業柄、初めての方のご自宅に電話をかけるのには慣れているのだけど、今回は普段の仕事とは全く勝手が異なるので、どうしたらよいかと思って、旅行業者との間で仲介的な立場にある団体の方に相談したところ、衝撃の言葉が。

その方によると、お客様にはなるべく携帯電話の番号を書いてほしいとお願いはしているところ、こればかりは強制はできないので、携帯電話の番号が書かれていないのは致し方がないのだが、確率的に、携帯電話の番号が書かれていない人の方が、キャンセル、それも当日連絡なしのドタキャン率が高いのだそうです。

話を聞いて、「マジかよ~!?」って思ってしまったけれど、あくまでもそれは、これまでの傾向による確率論に過ぎないので、29日はそのようなことがないようにと願ってます。当日はお客様にお会いできますように

 

 

いきなり話は変わるけれど、北海道では、坂道でよくこのような設備を見かけます。

電気関係の設備なんだけど、一体これは何でしょうか?

 

 

正解は、車道の下に敷かれているロードヒーティング用の電気設備なのです。

先月ガイドを見学させていただいた際、西日本から来られていたお客様が大変珍しがっていたので、私も、暖かい地方から来られるお客様には、これを紹介してみようかなと思っています。

29日にご案内する予定のお客様も、雪は降るといえば降るけれど、こういう設備は珍しいかもしれない地方から来られる方々だそうです。

 

 

後日別な記事でも紹介しますが、現場はこれだけの急な坂です。

ここははっきり言って、雪のない季節でも怖いです。

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