北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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弁天さまの浜

2018-06-30 17:01:31 | 釧路&釧根地方



人気アニメ「スラムダンク」のOPで登場する江の島の踏切・・・に似てなくもないけど、ここは釧路です。








この季節は霧や曇りの日が多いけど、晴れた日の海が綺麗なのは、他の地域と一緒ですね。





この場所は「弁天ヶ浜」といって、海の景色が綺麗なことで知られる観光スポットです。
(場所はこちら

この辺りは、旧名を「鬼呼」(オニップ。アイヌ語で、「増水して川の口が詰まり、破れる」というような意味とのこと)時に太平洋の荒浪が岩盤を洗うように打寄せる場所でした。
ここの近くに、先日も紹介した、「弁天さま」こと市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)祀る「厳島神社」がありますが、これが春採湖の側にある「鶴ケ岱公園」付近に遷座する計画が持ち上がったことから、弁天様に対する崇敬の意味を込めて、地名として残したのが、地名の由来とされています。





ハマナスでしょうかね・・・。(申し訳ありません。花には疎いもので・・・)
降り注ぐ陽の光を浴びて、輝くように咲いているのが印象的です。





ここにも、石川啄木の歌碑があります。

「さらさらと氷の屑が 波に鳴る 磯の月夜のゆきかへりかな」という歌で、有名な歌集「一握の砂」にも収められています。
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上半期を振り返る

2018-06-29 21:41:14 | 日々のもろもろ
早いもので、もう今年も折り返しなんですね。
では、毎年恒例、今年上半期の三大トピックスということで。



① ドカ雪の冬

いやあ、とにかくこの冬の函館の雪は異常でしたよ。
歩くのが大変だとか、連日のようにアパートの雪掻きを繰り返したことで、構内の雪の堆積スペースが不足したとか色々あったけれど、一番大変だったのは、やっぱり車の運転。
今年の冬は、函館市役所に除雪に関する苦情が殺到したそうだけど、幹線道路すら除雪が追いつかない状態で、幹線道路から一歩中に入った生活道路では、車が埋まって走行不能に陥る状態も多発していました。
私は幸い埋まりはしなかったけど、除雪されておらず、ドカ雪でガタガタになった道を走ると、車の揺れが頭にも響いて、車を降りてからもまだ頭が揺れているような感覚になったのも一度や二度じゃなかったですから。
(具体的にはこういう状態





これは、ドカ雪直後のアパートの駐車場。(この日
この写真を撮る前に一時間の雪掻きをし、雪に埋まっている車を救出するのに、ママさんダンプとスコップでそれと同じくらいの時間を要してしまいました。
来年の冬はどうでしょうねえ。私はもういないけど、函館の皆さんが大変な思いをされないことを今からお祈りしたいと思います。


② (当面)最後の青森

道南に住んでいた十年間を振り返る上で欠かせない思い出の一つが、津軽海峡を挟んだ青森県に何度となく足を運んだこと。
今だから言うけど、今年は、行き先は別にして函館を離れることはわかっていたので、最後にもう一度、1月下旬か2月上旬くらいに行ってこようと決めていました。

行ってきたのは2月3日(土)~4日(日)。
十年間の思い出の場所を周り、離れるときは寂しさがこみ上げてきたけれど、最後に行ってきて本当によかったです。


「新青森駅」


「コロナワールド」


「ねぶたの家 ワ・ラッセ」


「青森駅周辺」


「青森駅」


③ 34万円かけて600kmの移動


そして迎えた春。
転勤先は、私にとって十三年ぶり二度目となる釧路市でした。
移動距離は約600km。それも勿論大変だったけど、今年は引っ越し代の異常なまでの高騰で、私の場合、函館発札幌経由釧路行き(札幌で妻と娘の荷物を下ろし、残った私の荷物を釧路へ運んだ)で34万円。
これでも安い方だっていうんだから、何をかいわんやですよ。
次の転勤はいつになるかわからないけど、そのときには落ち着いていてほしいです。

二度目の釧路市民になって三ヶ月。週末や休日は、函館にいた頃と同様、町歩きをしたり、図書館で歴史資料を読んだりしながら、何とかやっています。





第一印象は今一つだったけど、何度も通ううちに、函館の図書館と同様居心地がよいと感じられるようになり、最近は、週末や休日だけでなく、仕事帰りにも寄って(職場から徒歩五分くらいなので)、新聞や雑誌を読んだりもするようになりました。


上半期の三大トピックスは以上ですが、下半期はどんな出来事があるやら。
年末に一年を振り返るときには、明るく楽しいエピソードが多くなっていますように。
コメント (2)
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9位!

2018-06-28 20:51:20 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント
アナウンサー好感度ランキング2018(文春)/水卜と安住が1位に!


正直、近江ちゃんがどのあたりかというぐらいしか関心がなかったのだけど、見てビックリ。ベスト10に入ってますよ!
しかもNHKのアナウンサーでは一番。これは素直に嬉しい。

先週金曜日の「あさイチ」で、ゲストの原田知世さんの人となりに関するキーワードの一つとして、「ふんわり天然」というのがあったのだが、そこに触れる際に近江ちゃんが「私が言うのもおこがましいですが・・・」と前置きする場面があって、大変失礼ながら、思わずテレビの前で「わかっていればよろしい」とツッコんでしまった。
そういう、「天然なんだけど、そこが自然で嫌みがない、飾らない素朴なキャラ」というのが近江ちゃんの魅力だなとあらためて実感。
もちろん、アイドルやタレントではなくアナウンサーなので、そういう点だけが前面に出るというのもいかがなものかということは重々理解しているけれど、アナウンサーも画面を通して視聴者と接する職業である以上、親しみやすさは大事だと思うので、そういう部分が視聴者に理解されて人気に繋がっているというのは、やっぱり凄いことだと思いますよ。
これから先、色々な番組で様々な経験を積んで、やがては大人の女性としての一面も見せてくれたらということも思ってるけど、次はやっぱりニュース番組かな。(3月まで「おはよう日本」にも出ていたけれど)

ところで、「ブラタモリ」書籍版第13巻以降はまだ予定もないようですね・・・。
Amazonにも出てないし、角川書店のサイトにも・・・。
早く出てほしいなあ・・・。
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米町公園

2018-06-27 21:48:40 | 釧路&釧根地方



米町界隈散策の中で、見逃せないというか、ほっと一息つくためにオススメの場所が、「米町公園」という公園。
1956年(昭和31年)に開園し、1988年(昭和63年)に、歴史公園として整備されました。





まず行ってみていただきたいのが、この、灯台型の展望台。











眼下には、小規模ながらも工場地帯、住宅地、港などが一望できます。
あいにくの曇天でしたが、晴れた日には摩周岳や斜里岳、雌阿寒岳や雄阿寒岳、日高山脈の山々を見渡すこともできます。





これは、俳人高浜虚子の「燈台は低く霧笛は欹(そばだ)てり」という文学碑。





釧路市内の文学碑というと、どうしても石川啄木ばかりが注目されがちだけど、啄木以外にもこのように有名な文学者の碑があるということも、もっともっとクローズアップされてよいのではと思います。
その辺も、今後の町歩きのテーマの一つにできればと思います。

因みに、この公園内には、啄木の歌碑もあるのだけど、近々、啄木に特化した町歩きをする予定なので、この公園内にある歌碑についても、そのときまで取っておこうと思います。





1993年に建てられた米町再開発記念碑である「未来の窓」。
円形の窓から、釧路の市街地だけではなく、どんな未来が見えているのでしょうかね。





この碑は、1907年(明治40年)5月に建立された「釧路港修築碑」という碑。
同年3月に、釧路港修築の予算が国会を通過したことを記念して設置されたものです。

釧路港は、1887年(同20年)に道庁英人技師C・Sメークが計画立案し、1899年(同32年)に開港、広井勇博士による調査計画を経て、1908年(同41年)、北海道庁関屋技師により修築計画案が完成しました。

当初は市内の春採湖畔に設置されていましたが、何ゆえ春採湖畔かというと、実は「桜田門外の変」で知られる幕末の大老・井伊直弼と関わりがあります。
直弼は、現在の滋賀県に当たる彦根藩の藩主でしたが、実は釧路には、その彦根藩から人々が移住しており、直弼自身、釧路を「北海の要港」と考え、開港を主張していたさ中に「桜田門外の変」で倒れたという経緯があったことから、移住民たちが、釧路港の開港、修築を直弼の遺徳であると考え、故郷にある琵琶湖に似ていると考えていた春採湖畔に建てられたということだそうです。

その後、1952年(昭和27年)3月に発生した十勝沖地震で一部破損し、1964年(同39年)8月4日、釧路港開港記念日に、現在地である米町公園に移設されました。
この碑の篆額は、直弼の孫にあたる井伊直忠の筆によるもので、刻まれている碑文は、後の衆議院議長・島田三郎の筆によるものです。


「米町公園」の場所はこちら
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更なる活躍を

2018-06-26 20:05:01 | 日々のもろもろ
LS北見、本橋麻里の休養を発表


「休養」なんて表現だけに一瞬「えっ?」と思ったけど、なるほどそういうことでしたか。
チームの運営と環境整備に専念、いいと思いますよ。
今年は年末にかけて、まだまだテレビや各種イベントに引っ張りだこになると思うけど、更なる活躍を期待しています。
まだ時期は未定だけど、年内に一度、久しぶりに北見に行きたいと思っているので、そのときは常呂にも足を延ばしてみようかな。

そういえば、(前にも書いたけど)友人にLS北見のメンバーの親戚がいて(個人が特定されるといけないので、メンバーの誰かは書きません)、先日、LINEでメダルの写真を送ってもらったのだけど、実物の質感や重みなどが伝わってくるようなとても上手な撮り方だったので、自分もまるで実物を見たような感覚になりました。
友人は平昌まで応援に行っていた応援に行っていたそうで、ゲーム中の写真も送ってもらったのだけど、そっちも臨場感があって見入ってしまいました。
札幌が再び冬季五輪に立候補する動きがあるけれど、実現したら何か一つでも競技を観に行きたいなあ・・・。





全然話は変わるけど、函館時代の同僚が、函館のタウン情報誌を送ってくれた。
離れて三ヶ月、色々な面で函館を懐かしいと感じることが多いので、グッドタイミングでした。
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