北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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似ているようで違う

2020-11-30 21:10:48 | その他テレビ全般

時々、UHB(フジテレビ系)の「発見!タカトシランド」について書いているけれど、これと同じような趣旨の番組で、面白いと思っているのが幾つかある。

そのうちの一つが、HTB(テレビ朝日系)の平日夕方のワイド番組「イチオシ!!」で、毎週月曜日に放送されている「しあわせ散歩」というコーナー。

北海道を舞台に活動しているお笑いコンビ「オクラホマ」の河野真也さんと、HTBの土屋まりアナウンサーがコンビを組んで、札幌市内や近郊の町の特定のエリアを散歩して「いいとこ探し」とするという内容は「タカトシランド」と大差はないのだけど、決定的な違いは、ただ町ブラをするのではなく、エリア内にある神社や寺院を出発して、その周辺で、町の人達の「願いごと」を聞き取り、最後に神社・寺院に戻って、集めたお願いを捧げて終わるという点。

また、ゲストを迎えるのではなく、メインの二人がコンビを組んで町ブラをするという点も「タカトシランド」と異なるのだけど、芸人である河野さんは言うに及ばず、相方の土屋アナが、なかなかのキャラ立ちで個性が際立っており、時に(しょっちゅう?)、まるで本当の芸人コンビではないかと思わせられるくらい、絶妙なボケとツッコミ(河野さんがツッコミで、土屋アナがボケ)が見られるのが実に面白くて、楽しませてもらってます。

月曜日の夕方なので、休暇を取って在宅していない限りリアルタイムでは見られないけれど、ハードディスクレコーダーを新調したので、今週から毎週録画し、知っているエリアや思い入れの強いエリアが舞台だったときは、「タカトシランド」のように、DVDにダビングして保存版にしておこうと思っています。

 

さて、今日で11月が終わり。早いもので、明日から12月ですね。

明日12月1日は、「毎年恒例の話題」を書くつもりだけど、具体的にどういう内容になるかは、明日の午前中に方向性が決まると思います。

明日の午前中に何があるかも含め、全ては明日ということで。

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アイヌモシリ

2020-11-29 18:22:25 | 映画

 

阿寒湖畔にある「アイヌコタン」を舞台にした映画、「アイヌモシリ」を観てきました。

アイヌ文化と距離を置き、コタンを離れたいと考えている14歳の少年が、周囲との触れ合いにより、アイヌ民族の文化や精神を肌で感じ、その世界に入っていくという過程が描かれています。

主人公の少年をはじめ、主要キャストをコタンで暮らすアイヌの方達が演じることで、約1時間30分という短い時間ながら、アイヌ民族の文化や精神が、よりリアルに感じられる内容になっています。

地元釧路をはじめ、全国各地で上映されている、この冬オススメの作品です。

「アイヌコタン」の紹介記事

 

アイヌ民族の文化や歴史にはすごく興味があり、じっくり勉強したいという気持ちもあるのだけど、幅の広さに、どこから手を付けてよいやらのが正直なところで、なかなか先に進めないでいます。

願望を言わせてもらうと、ご当地検定(私が受検した「はこだて検定」や「くしろ検定」など)のテキストのように、幅広い分野のことがコンパクトに纏められている本があるといいのになと思うのですが・・・。

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函館本線

2020-11-28 19:19:56 | 石狩・空知地方

今日11月28日は、今から140年前の明治13年(1880年)、小樽市手宮から札幌まで、当時の官営幌内鉄道、後の国鉄手宮線が開業した日だそうです。

今朝の朝日放送系「旅サラダ」で、そのことが触れられていました。

旧手宮線の紹介記事

 

 

そこで、以前から疑問に思っていたネタ。

写真は札幌駅。地元なのに、なんで今まで、ホームで駅名表示板の写真を撮ったことがなかったんだろう(デジカメを購入した平成17年(2005年)まで遡ってチェックしたけど、本当に一枚もなかった・・・)ということではなくて、この札幌駅って、路線上は、「函館本線」の駅になるんだけど、何故「函館本線」なのだろうということ。

 

 

こちらは、札幌から更に東へ進んだ、深川市の深川駅。

 

 

留萌方面へ向かう留萌本線の分岐駅ですが、ここも「函館本線」の区間です。

四年前に、留萌~増毛方面へ普通列車の旅をしたときに撮影)

 

 

そして、北海道のほぼ中心にして札幌に次ぐ第二の都市、旭川市の旭川駅。

ここが、函館から始まる「函館本線」の終点なのです。

なんでここまで「函館本線」は長いのかな・・・。

調べてみたところ、先述した手宮~札幌間の開通以後、函館~旭川の間は、「官営幌内鉄道」、後の「北海道炭礦鉄道幌内線」や、函館~小樽間を整備、運行していた「北海道鉄道」など、幾つかの鉄道会社によって部分的に整備され、開業していましたが、明治38年(1905年)に「北海道鉄道」による函館~小樽間が全通したことで、函館~旭川間がようやく全通することとなりました。

その後「鉄道国有法」という法律が制定され、「北海道炭礦鉄道幌内線」、「北海道鉄道」は政府によって買収されることとなり、明治42年(1909年)10月の鉄道省告示によって、函館~旭川間が「函館本線」と名付けられたそうです。

道都である札幌を経由しているのに、何故「函館」が冠せられているのかということだけど、当時この路線は、明治41年(1908年)に運航を開始していた青函航路(後の青函連絡船)を経由することで本州に通じているということで、本州から海を通じて上陸した函館を出発点として、札幌~旭川方面へ通じている路線であるという理由が路線名に込められていたと考えられるのかなと思います。

そして、その終点が札幌ではなく旭川であるというのは、この路線が、旭川を経由して更に道東、道北へ通じる形になっていたことから、函館~札幌間ではなく、函館~旭川間こそが、北海道の鉄道網の大動脈として位置づけられていたということなのだと思います。

つまり、道都である札幌は、その大動脈の途中の駅に過ぎないということなのですね。

札幌人としてはちょっと寂しい気持ちもしますが、もしかすると、かつて函館の人達が、札幌方面のことを「奥地」などと、蔑称のように呼んでいたということとも関係あったりして・・・。

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庚申塔

2020-11-27 18:24:56 | 釧路&釧根地方

 

米町にある浄土宗の寺院・大成寺(だいじょうじ)。

明治15年(1882年)に、三河出身の忍譽徴源(にんよちょうげん)上人が来釧し、松前にあった「正行寺」の仮説教所を開設したのが最初の記録とされる、市内でも由緒ある寺院の一つです。

 

 

 

その境内の一角にある小屋。

 

 

通常は公開されていないので、扉越しに一枚。

「庚申」とあります。

これは、「庚申(かのえさる)の日に眠ると、人の腹の中の三匹の虫(三尸(さんし)という)が体から抜け出して、その人の罪過を天帝に報告する。それを防ぐために徹夜をする」という、道教の「三尸説」を母体とした、「庚申の日に徹夜をして眠らずに身を慎めば、早死を免れて長生きできる」という考え方が込められているそうです。

後に、この考え方に、仏教や民間信仰、習俗などが合わさり、治病、大漁、豊作、商売繁盛などの御利益があるとして、信仰の対象となっています。

 

この塔は、明治22年(1889年)に境内に建立され、昭和36年(1961年)に、新潟県北蒲原郡次第浜出身の「田村友太郎」氏によって、同じ境内の現在地に移設されています。

田村家は、次第浜から釧路へ入漁し、大正時代には底曳漁業の船主となった一族でしたが、「次第浜」って地名、どこかで聞いたような・・・、

ああそうだ、先日紹介した「日枝神社」にも関係のある地名でしたね。

市内のあちらこちらに足跡が残されているのですね。

 

 

 

続いてこちらは、市内の別な場所。

 

 

こちらも「庚申塔」とあります。

 

 

文字の上に見られるのは、左が「日と雲」、右が「三日月と雲」の絵です。

 

 

これは昭和6年(1931年)5月2日に建立されたもの。

刻まれている「講中一同」とは、先程の大成寺と同じ田村友太郎氏と、同郷者及びその一族の人達で、「七庚申」とあるのは、「庚申」の日は、旧暦で年5日~7日あるところ、7日あることを「七庚申」と呼んで喜ぶ風習があったという意味だそうです。

 

 

 

現在は、鳥居と石碑だけになっていますが、以前は、この敷地内に、「菅谷(かんこく)不動堂」という、新潟県新発田市の「菅谷寺」から請来した不動明王(日本最古の不動だそうです)を祀るお堂があったそうです。

 

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二日続けて

2020-11-26 22:19:57 | 日々のもろもろ

 

外回りに出ると、昼は割と盛りのいいお店に行くことが多いんだけど、昨日のお店でオーダーした写真のチキンカツカレーは、これでもスモールサイズ。

なら、普通サイズや、ましてや大盛ってどんなボリュームなんだってやつけど、隣の卓に座っていた、肉体労働系っぽいお兄さん達の一人が、「から揚げ定食」の大盛をオーダーしたのが聞こえたので、失礼にならない程度にチラ見したところ・・・、ウーン、今の私がそれを食べろと言われたら、もう完全に罰ゲームの世界でしょうなあ・・・。

 

 

で、二日連続で外に出た今日は、写真の醤油チャーシュー麺。

今日は寒風吹きすさぶ中での屋外仕事だったので、温まれるものがいいと思って、ラーメン屋さんに駆け込みました。

これはボリュームもさほどでもなく、気にせず食べることができたけど、今日もまた、隣のテーブルには、やはり肉体労働系っぽいお兄さんがいて、昨日の人と同様、タワーのように盛られたから揚げ(ザンギかも?)の定食をオーダーしていて、「凄え・・・」と。

明日は在宅勤務の日なので、今日は外回りから戻った後も少し残業してたけど、一時期に比べると、かなりやることも落ち着いて、とりあえず年内は、気兼ねも少なく・・・と言いたいけれど、そんなこと言ったときに限って予期せぬ問題にぶち当たるのが私なので、コロナと同様、そっちの方も油断しないようにしなきゃ。

明日の予報は晴れマークもあるけれど、晴れると、日中はストーブがいらない可能性もあるので、適度に体を温めながら、書類と格闘しようと思います。(書類持って帰ってくるの重かった・・・)

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