NHK札幌放送局の前を通りかかると、この看板を目にしたので、特にイベントはやっていないようだけど、募金がてら、ちょっと久しぶりに入ってみようかなと思いました。
ホールの中では、大きなクリスマスツリーが展示されていたのだけど、ホール内は原則撮影NGとのことで、幻想的な光を放つツリーは残念ながら撮影できず。
その代わりと言っちゃなんだけど、撮影OKのエリアで、これは紹介したいと思うのを見つけたので、紹介します。
NHKの全国共通のマスコットキャラクター「どーもくん」。
全国共通と言っていながら、実は放送局ごとに、その地方の特色をデザイン化した「ご当地どーもくん」というのがいて、道内だけでも幾つかの仲間が存在しています。
まずは札幌拠点放送局から。
この時期限定かなと思ったら、冬をイメージしたデザインの「雪まつりどーもくん」と言うそうです。
年が明けたら、いよいよ「札幌雪まつり」の準備が本格化します。
続いては道南函館放送局。
イカの着ぐるみを着ていますが、函館と言えば、全国的にも有名なイカの町。
その名も「いかどーもくん」と言うそうです。
続いては道東北見放送局。
北見と言えば、玉葱の産地として全国的にも有名なので、その名も「たまねぎどーもくん」と言うそうです。
続いては、私も三年前まで住んでいた道東釧路。
被っている緑色は何をイメージしているかというと、阿寒湖のマリモだそうです。
ということで、その名も「まりもどーもくん」と言います。
ちょっと切れてしまいましたが、釧路のお隣、帯広放送局のどーもくん。
持っているのは、十勝管内足寄町の特産である「ラワンぶき」。
まんまだけど「ラワンブキどーもくん」なんだそうです。
他と違ってコスプレではない点がポイントかな。
道南室蘭放送局。
管内である日高地方が全国有数の馬産地であることから、「馬どーもくん」といいます。
この他、ここでは見られなかったのだけど、北海道第二の都市である旭川放送局には、名物の醤油ラーメンにかけて「ラーメンどーもくん」というキャラクターがいるそうです。
ここまで、北海道の「ご当地どーもくん」について書いてきましたが、そもそも「どーもくん」ってどういうキャラなのか分かってなかったので、調べてみました。
元々は、平成10年(1988年)に、NHK-BSの放送開始10周年を記念して誕生したイメージキャラクターで、氷河期以前に生息していた生物の生き残りで、卵の状態で長年休眠していたのが孵化したという設定とのこと。
平成16年(2004年)に、NHK-BSのイメージキャラクターを後進に譲ってからは、NHK全体のイメージキャラクターへと出世(?)し、同年以降、ここで紹介してきた「ご当地どーもくん」も続々と誕生しています。
先程、平成10年(1988年)の誕生と書いたけど、具体的な月日はというと、実は、今日12月22日なんだそうで、つまり、どーもくんは、今日25歳の誕生日を迎えたということになるのです。
当初、この記事は先週アップする予定でいたのだけど、誕生日のことがわかったので、今日まで温存していました。
何年か前、国営放送と民放の垣根を超えて、道内各局の女子アナが一つの番組で共演するというイベント的な企画があったんだけど、どーもくんにも、ぜひ、onちゃんやもんすけなど、民放のマスコットキャラクターと共演してほしいです。