高校生から大学生の頃、アイドルグループ「CoCo」のファンで、FCにも入っていたことは、これまで何度も書いてきたけれど(例えばこちら)、それ以前の中学2~3年生の頃、年代でいうと、昭和の終わりから平成の始まりにかけて、「アイドル四天王」と呼ばれた方たちがいました。
私ぐらいの世代がドンピシャなんだろうと思うけど、その「四天王」とは、工藤静香さん、中山美穂さん、南野陽子さん、そして、この浅香唯さん。
その中では、FCとかには入っていなかったけど、浅香唯さんが一番好きだったので、ちょっと思い出して記事にしてみました。
34年前、昭和63年(1988年)の、今日8月18日は、浅香唯さんのヒット曲で、私が一番好きな「セシル」がリリースされた日。
当時はシングルCD(今はすっかり廃れた感のある8㎝CD)を持っていて、「オリコン」でインタビュー(確か、作詞家の湯川れい子さんとの対談)が収録されていた号を買ったのを覚えています。
正直、今聞いてもすごくグッときます。
何と言っても、サビの「人は大人になるたび弱くなるよね」のフレーズ。基本は恋の歌なのだろうけど、実際この年齢であらためて聞いてみると、人生の様々なことが意味として込められている気がして、考えさせられることが多いです。
2番の最後にある「きっと誰でも一人は味方がいるの」もいいですね。味方は多いにこしたことはないけれど、「人は決して一人(孤独)ではないよ」という力強いメッセージと言っていいでしょう。
そういう意味では、当時のアイドルソングの域を、いい意味で逸脱していたと言ってもいいのかなとも思います。
実は、何年か前に、ブックオフでこちらのベスト盤を見つけて、買いました。
「セシル」は勿論のこと、No.1ヒット曲の「C-Girl」なんかも収録されていて、懐かしく聞いています。