昨年3月5日午後長野県防災ヘリコプターが鉢伏山に墜落、搭乗していた9名の隊員が亡くなった。
山岳遭難者の救助訓練を行うために松本空港を飛び立った。
松本広域消防局から派遣されていた二人の隊員も犠牲になった。
小口浩さんと高島典俊さん。
小口さんは広丘郷原在住で、父親の貴志さんとは消防団時代から親交がある。
高島さんの父親俊郞さんは県職員、中野市副市長を務めた方で高校同期の間柄だ。
幼い頃から眺めてきた鉢伏山。追悼の気持も加わり眺める毎日である。
昨年の全国短歌フォーラムに投稿した歌。
九つの命果てたり鉢伏に雄々しき顔の並ぶ朝刊