Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

入魂!!

2011年10月10日 | フライフィッシング

昨日はご同輩で一杯だった駐車場も、今朝はガラガラ状態です。連休最終日なのでこんなモンなんでしょうか。

結露と曇りで視界を閉ざされたフロントガラスをヒーターガンガンで吹き飛ばし、自販機まで移動。入る場所に悩むも明け方のライズが脳裏に焼き付いてる昨日のポイントへ。因みに、ニシブタワンドは選択肢にありませんでした。

111010no1
明るくなった時にはライズあり。昨日の教訓を生かすべく、完全に明けきらないうちに雨で流された道の先にある湖面を目指します。

111010no2
気温は5℃。昨日は0℃だったので、昨日に比べればですが、やっぱり寒いですね。ネオプレーンウェーダーとフリース&ダウンセーターは正解でした。

昨日は陽が射すまで鏡のような水面にライズリングが広がり、4Xのティペットの存在がアリアリ。今日は5.5Xまで落としてみたんですが、既に若干の風があり、いい塩梅の波がでています。

が、肝心のライズが全くありません。

111010no3
ライズもなければ全くフライへの反応もありません。試行錯誤でフライを#14に落としたら‥。

覚悟はしてたけど‥、しかもガッポシですからやになっちゃいます。

打開策も何も考えつかないので朝飯でもと、キャスト後”置き竿”状態にしてお湯を沸かすことに。

111010no4
今日は岸から離れて、爆風対策にとクマザサ林の脇に陣地を構えたんですが、ドリップコーヒーをセットし、ふと湖面に目線を落とすと、まさかの展開が。

なんと、フライがあった辺りでリング波紋の余韻が。あら、出たのか?なーんて、思ってたら湖面に垂れ下がってたラインがユックリと動き出したのです。

コーヒーなんかそっちのけ、5m程駆け下りラインとロッドを握り締め、半信半疑で「アワセ」を入れると、お、重い。と同時に一気に走り、ジャンプ一番! 間違いなく、場違いなレインボーです。コレってアリ?なんて思った途端、ジャンプ後の走りに無理したつもりはなかったのに、ノーテンション。手繰ってみると明らかに5.5Xティペットの中間からプッツリでした。ウィンドノットでもあったのかも‥、いずれにしても後の祭り。

マジに、へたり込んじゃいました。

本来なら、奇跡はコレで最後の筈だったんでしょうが、このロッドは”何か持ってる”のか、1時間後に再びチャンスを齎したのです。

111010no5
立ち込まず、岸から15m前後をしつこくキャストしてたら、「モコッ」て、出たんですよ。

1時間前のトラウマから慎重にやり取り、バーブレスフックだけどティペットのプッツンだけは勘弁。何度かの寄せては走られの繰り返しでランディングしたのは、My野反湖レコードとなったゴーマルオーバーでした。

111010no6
放流モンに間違いないでしょうが正真正銘の「入魂」としました。

ただ、その前の”置き竿”に来た奴はこのレベル以上だったので、悔しさ倍増でした。”置き竿”だったのに。(笑)

111010no7
どうも今日は、作為的観念も手伝って、ロッドがメインに成りつつありますが、本来の主役の筈のフライはと言うと、今日のために巻いてきたスペリャルラバーレッグフォームビートルですので、念のため。

9時半を若干回ったところではありますが、ミッションコンプリート。帰りの渋滞も考慮し、撤収としました。

111010no8
帰り際にニシブタワンドを望む。

なぜ、ニシブタワンドは眼中になしかと言うと、水位が高い時は、バックが取れないのと意外とインレット以外はドン深なのでドライに向いていないエリアなんです。

昨日は濁りも混じって白っぽいグリーンだったのに今日の水面は画に描いたようなブルーバックですね。

111010no9
帰り際に展望台より八間山方面を望む。紅葉はこんな感じです。

111010no10
更に下った白砂川エリア。今年は全体的に遅いようですが、コントラストくっきりの目が覚めるような紅葉は、しつこい様ですが期待しない方が賢明かと。

最後に、夜間通行止めですが暮坂峠ルートは13日から。国道405号の和光原集落先は12日から再び、通行止めになるようなので、行かれる方は事前のチェックをお勧めします。

以下、備忘録。

10/9(日):晴れ時々曇り、強風、最高気温5℃、水温12℃、朝方ライズあり、ご同輩多数。

10/10(月):晴れ、最高気温16℃、水温12℃、ライズなし、ご同輩前日の1/4程度。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする