football smile

the days turn into months and years

松本市美術館

2011-09-26 | design

宮本忠長
APR 2002
SRC+4F / 9,174m2
http://www.t-miyamoto.co.jp/

芸術館の道の反対側に美術館があります。こちらはさすがにうねうねしていません。よかったね。ただ、えび造から聞いて楽しみにしていた企画展「土門拳の昭和」が、終わっていました。ちぇっ。仕方がないので「スタジオジブリ・レイアウト展」を見ました。アニメの設計図を見ることができたので、まあそれなりに面白かったです。ジブリ映画見たことないけどね。

いわゆる中庭形のプランニングなのですが、その中庭が一般に開放されていて、緑の芝生が鮮やかでした。これはいろいろな意味で救われます。建築や芸術は緊張感をもたらしますが、自然は緊張感を和らげてくれます。いつだって共存すべき関係であるのです。だからといって、都心の建築に見られる屋上緑化や壁面緑化なんてものは、苦笑するしかない代物だと思っています。

後から写真を見てみると、中庭の芝生とディテールを撮影したものが多かったです。意識せずに目についたものを撮影していた結果なので、まあそういう建築ということでしょう。とても丁寧に造られているけれど、それが嫌味にならない節度が感じられます。節度がないと息苦しくてかないませんからね。素直に良い建築だなあと思いました。

常設の草間彌生展を見て、市内を走っている水玉バスの理由がわかりました。最初は何事かとビックリしたわ。

            

コメント
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