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J1 湘南 vs 松本(BMWス)

2015-09-12 | J1

Jリーグ・ディビジョン1 2ndステージ 第10節
2015年9月12日(土)19:00キックオフ
Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1 - 1 松本山雅FC

だから平塚は遠いんだって。ちょっとした旅行気分だよ。というわけで、そろそろ秋の気配も感じられる爽やかな土曜日。湘南新宿ラインに乗っていざ平塚へ向かう。さらに平塚駅から歩いてスタジアムへ。少々ご無沙汰だったので、懐かしさすら感じてしまう。開門前だというのに、既に長蛇の列ができているではないか。濃淡緑色の光景には、どうしても馴染めないものがある。山雅サポのヨコと並んで、オジサン2人のナイター観戦。

毎度おなじみ6バック気味の松本だけど、浦和戦の時から少々様変わりをしていた。湘南が思ったほど攻め立てて来なかったということもあるが、以外と互角に攻守を繰り返していた。やはり基点は右サイドで、ここから前へ運ぶことが多い。決定的に進歩したのが、前線でボールを保持できるようになったこと。これはトップのオビナというより、シャドーの工藤の働きが大きいと思われる。終盤、オビナに代えて阿部を投入した反町采配は、実に適切な判断で、最後までゴールを狙える体制を維持していた。しかし、あれだけの決定期を逃していては、やはり勝ち切ることはできなかったということか。

今日の平塚もそうだけど、浦和以外の試合を観に行くと、スタジアム全体にふんわりとした空気を感じてしまう。アウェーのみなさん、ようこそ我がホームへみたいな。もちろん、相手をリスペクトすることは必要だけど、それほど友好的にならなくてもよいのではと思ってしまう。おまえら何しに来た?そこの隅っこでおとなしくしてろ!みたいな、埼玉スタジアムを見習えとは言わないけど、あの緊張感が勝利へのこだわりを生むとも言える。

最後の最後、アディショナルタイムに追いつかれた松本は、手にするはずの勝点3を1に減らされてしまった。同じ昇格組でも、今や置かれた立場は決定的に違うのだ。あの日、湘南から取りこぼした勝点2があれば。全てが終わってからそう嘆いても遅いのである。ここは拍手ではなくブーイングだろう。もちろん、浦和を見習うのはヤメた方がよいけど(笑)、優しさだけでは勝ち続けることができないのもまた事実であると思う。

コメント (2)
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