Jリーグ・ディビジョン1 2ndステージ 第11節
2015年9月19日(土)19:00キックオフ
エコパスタジアム(SKY)
清水エスパルス 1 - 4 浦和レッズ
興梠
武藤 高木
梅崎 阿部 柏木 関根
宇賀神 那須 森脇
西川
土曜日は等々力へ行ってしまったので、浦和の試合はTV観戦である。画面には、空席が目立つエコパスタジアムが映し出される。あまりに寂しいその光景。まさかの残留争いに身を置く清水は、田坂監督と鄭大世を補強して臨戦態勢を整える。こういう相手は戦い難いものだ。槙野の出場停止で3バックがどうなるか。浦和も決して楽観視できない状況である。
結果として、槙野の変わりに先発したのは、シャドーの高木であった。これによって梅ちゃんがサイドに開いて、宇賀神が後ろに下がる。また、いつも以上に阿部ちゃんが下がって、守備のバランスを取る。時に4バックともいえる布陣は、臨機応変かつ流動的に対応する。この完成度の高さは、さすがである。
試合全体を俯瞰してみても、決して浦和が圧倒していたわけではなかったと思う。ピンチもチャンスも互角にあった。それでも、浦和は勝って清水は負けた。両者の違いを見出すとしたら、浦和はここぞというポイントを外さない。選手と戦術のクオリティの高さ故か。これが結果を出すために必要なことなのかも知れない。