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the days turn into months and years

北極の狩人 アラスカ、カナダ、ロシアの北極圏をいく

2017-11-08 | book

椎名誠
12 JUN 2009
講談社文庫
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「まずかれら極北の民族の呼称についてだが、日本のマスコミは「エスキモー」を差別語として禁句にしているところが多い。エスキモーというのは「生肉を食う人々」という意味があるからというのが大きな理由のようだけど現地に行くと当の人々が自分たちを「エスキモー」と呼称していることが多い。自分らは本当に生の肉が好きであるし、そのとおりなのだからいいではないか、という意見である。」

という本を読みました。想像以上に面白かったです。先に読んだオーストラリアやアフリカ原住民の話も興味深かったけど、北極圏という草木も育たないギリギリの生活環境というものまた凄まじいものです。こういう日常もあるのだなあと思いつつ、なかなか実感できないというのが正直なところです。あやしい探検隊より若干シリアスな感じ。そうでもないか。

コメント
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