AFCチャンピオンズリーグ 決勝 第1戦
2017年11月18日(土)19:15キックオフ
キング・ファハド国際スタジアム(NTV)
アルヒラル 1 - 1 浦和レッズ
興梠
ラファエル シルバ 長澤 柏木 武藤
青木
宇賀神 槙野 阿部 遠藤
西川
いよいよACLもファイナルである。リーグ戦がパッとしないので、何だか実感がないというのが正直なところ。そんなに強いのか?もちろん、勝った者が強いのだ。ということであれば、浦和は間違いなく強い。激動の予選を見事に勝ち抜いたじゃないか。自分も上海上港戦と済州ユナイテッド戦を観戦したけど、ここ一番での集中力は大したものだと感心した。今日もここ一番の勝負強さを見せてほしい。
しかしまあ中東でのアウェーというのは、やはり凄まじいものである。TVの画面からでも十分に伝わって来る異様な空気感。独特なデザインのスタジアムに鳴り響く拡声器の声が、アウェー感を助長する。ここはひとつ気持ちの強さで戦うしかない。しかし、早い時間に先制点を取ったことで、想像以上の猛攻を受けることになってしまった。出場停止のマウリシオに代わって槙野を中央にスライドさせた。左サイドは宇賀神が入った。そこを徹底的に突かれてしまった。
ズラタン
高木 梅崎 柏木 武藤
青木
宇賀神 槙野 阿部 遠藤
西川
それにしても、よくまあ前半を1失点で凌いだものだ。それがこの試合のポイントであった。完全に復調した西川君が頼もしい。ギリギリまで動かないこと。これは土田コーチの教えらしいが、本当に素晴らしかった。後半、さすがに相手も疲れてきたようで、スペースと時間を得ることができたおかげで、後ろの布陣は変えずに、中盤から前線の選手を入れ替えて守り切った。まあ今日はこの戦い方しかなかっただろう。アウェー・ゴールを土産にホームへ帰る。出来過ぎた結果に満足して、来週への期待は高まるばかりである。