明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第6節
2018年4月7日(土)16:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 1 - 0 ベガルタ仙台
内容はともかく勝てば良い。そういう試合もある。そして、今日がまさにその試合である。監督解任の意味するところは、その機会を創出することではないかと思う。ただし、劇薬の効果は長くは続かない。一発勝負!それをモノにできないようでは、この先も暗雲が立ち込めたままだ。そんな過酷な状況下で大槻新監督(暫定)はどう出るか?注目のスタメンとフォーメーションは、非常に興味深い。
興梠 武藤
柏木
菊池 平川
青木 阿部
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
思うに、それは劇薬らしいものであったと思う。おお、ここで3バックと来たか。守備を意識し過ぎて連携を失した攻撃の改善を図るべく、また興梠の孤立を回避すべく、中央へ人を集めた3-2-3-2もしくは3-4-1-2という布陣。守備ラインを押し上げることができれば、選手間の距離は保てるだろう。中盤のトライアングルもこれがベストだ。何んとなく見えてくるのは、やはり連携を取り戻せ!というメッセージ。
興梠 ナバウト
柏木
長澤 平川
青木 阿部
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
後半の選手交代が有効であったとは言い難いが、何とか持ちこたえた選手の頑張りは評価できる。38歳平川のフル出場も評価できる。ただ、これが定石かというとそうでもない。まだまだやり方はあるように感じる。連戦の中で答えを見つけることができるかどうか?真価が問われるのはこれからだ。でも、少しは期待のようなものが見え始めたかも知れない。とにかくひとつひとつ確実に問題を解決して行くしかないだろう。今は我慢の時である。