明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第7節
2018年4月11日(水)19:00キックオフ
ノエビアスタジアム神戸(DAZN)
ヴィッセル神戸 2 - 3 浦和レッズ
過密日程のミッドウィークというのは、選手のやり繰りに苦労が伺える。特にアウェーの遠征に連れて行くだけでも、ダメージはそれなりに残るだろう。ベテラン選手なんかは思い切って休ませた方が良い。そういうメリハリも大切である。そこでチャンスをもらえる選手がいる。浦和でいえば、岩波、端岡、柴戸といった面々である。岩波なんか古巣相手に奮起を期待したいところ。
興梠 武藤
柏木
菊池 橋岡
青木 長澤
岩波 マウリシオ 遠藤
西川
なかなかフレッシュな顔ぶれが揃っただけに、試合展開はどうなることかと思ったが、これが以外に安定していた。騒々しいDF陣がおとなしくなったからなのか、落ち着いて観ていることができる。今日は神戸がボールを支配する展開だが、ポイントを突く浦和の攻撃は効果的である。期待ができる攻撃というやつだ。一度は逆転を許すも、岩波渾身のヘッドで追いつくと、期待は高まるばかりである。
李 ナバウト
柏木
武藤 柴戸
長澤 遠藤
岩波 マウリシオ 橋岡
西川
最後の最後に決めたのは、またもコーナーキックからのマウリシオ。柏木君のボールがようやく活かされた。劇的な幕切れにチームの士気も上がる。立て直しのきっかけとしては、この上ない出来ではないか。波に乗ってしまえば、連戦は逆にチャンスになる。序盤のつまずきを一気に挽回することもできるはず。こうでなくちゃ。この調子で、ひとつひとつ着実に結果を積み重ねてほしい。