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the days turn into months and years

多治見市モザイクタイルミュージアム

2018-04-30 | design



   

藤森、エイ・ケイ、エース設計共同体
JUN 2016
RC / +4F / 1,925m2
http://www.mosaictile-museum.jp


世間は「インスタ映え」に飢えているらしく、建築の価値基準にもなっていたりする。業界とは関係ない人々も「インスタ映え」を求めてやって来る。以前から「フォトジェニック」なる言葉は使われていたし、建築は意匠性から逃れることはできない。そういう意味では、今に始まったことではないのかも知れない。まさか藤森先生が「インスタ映え」を意識したとは思えないけど、これはもう「インスタ映え」の極みのような建築である。意外な程整理された平面計画を体験すると、なるほどこの建築は平面と断面のヒエラルキーが逆転しているのだなあと思ったりする。今っぽいけど、実は今っぽくない。ロールケーキの断面のようなファサードに緑のトッピング。まあ、そんな感じ。

コメント
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