明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第10節
2020年8月15日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(プレミアムシート)
浦和レッズ 1 - 0 サンフレッチェ広島
満を持して入場者5,000人以下の埼玉スタジアムへ。ソーシャルディスタンスでキックオフを待つ。時差入場と入場時の検温、前後左右2席の空席、人がまばらなコンコース、閉じたままの売店、それらは18年間慣れ親しんだ光景ではなかった。こんな状況下で観戦するべきか?いやいや、こんな状況下だからこそ観戦するのだ。この特異な状況を理解するために。
レオナルド 武藤
汰木 エヴェルトン 柴戸 関根
宇賀神 槙野 トーマスデン 橋岡
西川
微妙なターンオーバーを繰り返す浦和は、ベストな布陣が見えてこない。ひとつ言えることは、興梠不在の今、得点の期待はレオナルドに集中しているということ。今日も唯一のゴールをPKを決めた。何よりそのPKを得た汰木へのスルーパスがすごかった。おお、そのコースへ通すのか!と唸る。しかし、今日の見せ場はこの5分のゴールまでで、あとはひたすら守備に徹することになった。
杉本
武富 エヴェルトン 青木 関根
柴戸 槙野 トーマスデン 岩波 橋岡
西川
後半になっても状況は好転する気配すら見せず、広島のポゼッションは上がる一方である。ツートップの交代も、攻撃の活性化というより守備固めといった感じ。その後も岩波と青木を投入して、完璧な5バックを構築して逃げ切りを図る。良く言えば執念、悪く言えばなり振り構わず。いやはやまったく勝った気がしなかった。広島だって負けた気がしなかっただろう。西川君が絶好調だったのが、せめてもの救いだな。