まだ九州ネタで引っ張ります。今、鹿児島と言えばこれですね。街中盛り上がってました。JRの車両もこの通り。せっかくなので、サッカーなんか見てないで、観光した方がいいんじゃないか?と思ったりもします。それにしても、JR九州の車両ってきちんとデザインされていてカッコイイです。
その昔、優勝を決めたチームが胴上げを自粛したなんてことがあったと記憶している。なぜなら、そこはホームスタジアムではなかったから。ホームのサポーターに敬意を表してのことだった。もし逆の立場だったら、胴上げくらいやってもらってかまわないよ、と言えるだけの度量は持ち合わせていたいなあと思う。それこそ相手に敬意を表して。
ベストアメニティスタジアムで鳥栖のホームゲームを観戦した時のこと。ここでは、試合開始前に相手チームとサポーターを歓迎する旨の放送が流れる。相手に敬意を表して場内は拍手に包まれる。どうしても勝ちたい首位広島に対してもこうした態度で試合に臨むことができる鳥栖サポーターはすばらしい。いや、もしかしたら当然のことかもしれないけど。
同じ日に埼玉スタジアムで起こった騒動は、とてもくだらない出来事のように思えた。
ベストアメニティスタジアムで鳥栖のホームゲームを観戦した時のこと。ここでは、試合開始前に相手チームとサポーターを歓迎する旨の放送が流れる。相手に敬意を表して場内は拍手に包まれる。どうしても勝ちたい首位広島に対してもこうした態度で試合に臨むことができる鳥栖サポーターはすばらしい。いや、もしかしたら当然のことかもしれないけど。
同じ日に埼玉スタジアムで起こった騒動は、とてもくだらない出来事のように思えた。
Jリーグ・ディビジョン2 第14節
2008年5月16日(土)13:00キックオフ
ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 0-1 サンフレッチェ広島
そりゃあ、埼玉スタジアムや駒場スタジアムは最高だよ。6万人の熱狂は、そこらの欧州のスタジアムにだって全然負けてないと思う。昨年のACL決勝トーナメントの緊張感なんて、鳥肌ものだった。ただ、仮にそんな白熱のゲームやサポーターの熱気を除いて、純粋に建築としてスタジアムを見た場合、日本でいちばんかっこいいなあと思うのは、断然ここである。今年からネーミングライツによってベストアメニティスタジアムとなった旧鳥栖スタジアム。
2002年の日韓W杯開催にあたって、日本にもたくさんのスタジアムが建設されたけど、どれもこれも円型デザインなのがいただけない。陸上トラックを併設したりと各々事情があるのは仕方ないとしても、何だってあんな円盤ばかりになってしまったのか。深夜放送でプレミアシップの試合なんかを見ていると、箱型の専用スタジアムが当たり前のイングランドは、さすがフットボールの母国だなあとうらやましく思ってしまう。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、鳥栖にはそんな雰囲気すら感じられる。耐火鋼剥き出しの構造体に折板の屋根とPC板の客席が乗っかっただけ。素晴らしき機能美。
ずいぶんと前置が長くなったけど、そんなスタジアムへまた行きたいなあと思っていた。すると、サガン鳥栖のホームゲームと出張の予定がピッタリ重なった。しかも相手は首位サンフレッチェ広島とあっては、そりゃあ行くしかないだろう。というわけで、鹿児島から新幹線に乗って九州を縦断。JR鳥栖駅のホームに降り立つと、線路のすぐ横のスタジアムから場内放送が聞こえてくる。列車を降りた瞬間からもう気分は最高!こうして2年ぶりの再来を果たした。
サガンブルーのユニフォームを着たサポーターに混じってスタジアムへ入場。しかし、アウェー広島サポーターの方がゴール裏の人数が多い。これは単純にホームタウンの人口の問題か?とりあえず、前半はバックスタンドの2階席で観戦する。ピッチが近いなあ。ホームの鳥栖は現在5位。この試合に勝てば、首位広島も射程圏内に捕えることができる。気合十分だけど、代表クラスの選手を揃える広島との力の差は歴然である。
4-4-2の鳥栖に対して、3-4-2-1の広島。佐藤寿人のワントップの後に森崎浩司と高萩洋次郎が並ぶ豪華な攻撃陣。以前、レンタル先の愛媛でプレーする高萩を見たことがあるけど、何かすごい選手に成長していた。前線でのプレッシャーにも負けないフィジカルを身につけて、持ち前のパスセンスを存分に発揮していた。しかし、鳥栖の高橋、衛藤といった中盤も踏ん張る。前線の藤田、金へもボールが入るが、広島のCBストヤノフが鉄壁のごとく跳ね返す。結局スコアレスで前半終了。
ハーフタイムに今度は鳥栖のゴール裏3階席へ移動する。天気が良い。ピッチに背を向けて鳥栖の街を一望する。気分が最高潮に達したところで後半開始。前半と同じような展開がしばらく続く。こりゃあ、今日は点が入らないかもしれないなあ。どちらも決定機を作るまでには至らない。広島ベンチ裏に久保竜彦がチラチラ見える。勝負に出るか?と思っていた残り15分、佐藤寿人がヘッドで先制点を決めた。さすが、決めるところは決めるのが元日本代表のストライカーである。
これを機にゲームは一気に動き出した。鳥栖はFWレオナルドを投入にて反撃を開始する。同じく途中交代した谷口や藤田もシュートを放つが、これがことごとくゴールの枠に納まらない。遥かゴールを超えて鳥栖サポーターの元へと飛んで行く。それを3階席から見下ろしていると、何だかこっちまで悲しくなってきた。一方の広島は、その反撃を軽くかわして、余裕で試合を終わらせてしまった。試合巧者と言うべきか、やはりJ2レベルとは明らかに違う広島を垣間見た試合だった。
一時は経営不振で倒産の危機に面したサガン鳥栖も、ここ最近は何とか下位グループから抜け出しつつある。時として、上位に食い込むようなこともある。今シーズンも第14節を終えて15チーム中6位に付けている。こんな素敵なスタジアムがあれば、地元サポーターだって一生懸命応援するに違いない。いつかJ1に昇格して欲しいと思う。そしたら、浦和のサポーターとしてきっとまた来よう。
2008年5月16日(土)13:00キックオフ
ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 0-1 サンフレッチェ広島
そりゃあ、埼玉スタジアムや駒場スタジアムは最高だよ。6万人の熱狂は、そこらの欧州のスタジアムにだって全然負けてないと思う。昨年のACL決勝トーナメントの緊張感なんて、鳥肌ものだった。ただ、仮にそんな白熱のゲームやサポーターの熱気を除いて、純粋に建築としてスタジアムを見た場合、日本でいちばんかっこいいなあと思うのは、断然ここである。今年からネーミングライツによってベストアメニティスタジアムとなった旧鳥栖スタジアム。
2002年の日韓W杯開催にあたって、日本にもたくさんのスタジアムが建設されたけど、どれもこれも円型デザインなのがいただけない。陸上トラックを併設したりと各々事情があるのは仕方ないとしても、何だってあんな円盤ばかりになってしまったのか。深夜放送でプレミアシップの試合なんかを見ていると、箱型の専用スタジアムが当たり前のイングランドは、さすがフットボールの母国だなあとうらやましく思ってしまう。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、鳥栖にはそんな雰囲気すら感じられる。耐火鋼剥き出しの構造体に折板の屋根とPC板の客席が乗っかっただけ。素晴らしき機能美。
ずいぶんと前置が長くなったけど、そんなスタジアムへまた行きたいなあと思っていた。すると、サガン鳥栖のホームゲームと出張の予定がピッタリ重なった。しかも相手は首位サンフレッチェ広島とあっては、そりゃあ行くしかないだろう。というわけで、鹿児島から新幹線に乗って九州を縦断。JR鳥栖駅のホームに降り立つと、線路のすぐ横のスタジアムから場内放送が聞こえてくる。列車を降りた瞬間からもう気分は最高!こうして2年ぶりの再来を果たした。
サガンブルーのユニフォームを着たサポーターに混じってスタジアムへ入場。しかし、アウェー広島サポーターの方がゴール裏の人数が多い。これは単純にホームタウンの人口の問題か?とりあえず、前半はバックスタンドの2階席で観戦する。ピッチが近いなあ。ホームの鳥栖は現在5位。この試合に勝てば、首位広島も射程圏内に捕えることができる。気合十分だけど、代表クラスの選手を揃える広島との力の差は歴然である。
4-4-2の鳥栖に対して、3-4-2-1の広島。佐藤寿人のワントップの後に森崎浩司と高萩洋次郎が並ぶ豪華な攻撃陣。以前、レンタル先の愛媛でプレーする高萩を見たことがあるけど、何かすごい選手に成長していた。前線でのプレッシャーにも負けないフィジカルを身につけて、持ち前のパスセンスを存分に発揮していた。しかし、鳥栖の高橋、衛藤といった中盤も踏ん張る。前線の藤田、金へもボールが入るが、広島のCBストヤノフが鉄壁のごとく跳ね返す。結局スコアレスで前半終了。
ハーフタイムに今度は鳥栖のゴール裏3階席へ移動する。天気が良い。ピッチに背を向けて鳥栖の街を一望する。気分が最高潮に達したところで後半開始。前半と同じような展開がしばらく続く。こりゃあ、今日は点が入らないかもしれないなあ。どちらも決定機を作るまでには至らない。広島ベンチ裏に久保竜彦がチラチラ見える。勝負に出るか?と思っていた残り15分、佐藤寿人がヘッドで先制点を決めた。さすが、決めるところは決めるのが元日本代表のストライカーである。
これを機にゲームは一気に動き出した。鳥栖はFWレオナルドを投入にて反撃を開始する。同じく途中交代した谷口や藤田もシュートを放つが、これがことごとくゴールの枠に納まらない。遥かゴールを超えて鳥栖サポーターの元へと飛んで行く。それを3階席から見下ろしていると、何だかこっちまで悲しくなってきた。一方の広島は、その反撃を軽くかわして、余裕で試合を終わらせてしまった。試合巧者と言うべきか、やはりJ2レベルとは明らかに違う広島を垣間見た試合だった。
一時は経営不振で倒産の危機に面したサガン鳥栖も、ここ最近は何とか下位グループから抜け出しつつある。時として、上位に食い込むようなこともある。今シーズンも第14節を終えて15チーム中6位に付けている。こんな素敵なスタジアムがあれば、地元サポーターだって一生懸命応援するに違いない。いつかJ1に昇格して欲しいと思う。そしたら、浦和のサポーターとしてきっとまた来よう。
足掛け5年になるプロジェクトもようやく終わりが見えた。こんなに長い仕事は初めてである。今日は朝から1日中検査で現場内をウロウロしていた。これが実に5棟目の建物である。いちばんはじめに完成した建物は、すでに2年瑕疵検査を終えているということからも、時の流れを感じずにはいられない。
昼休みに今まで完成した4棟の建物を見て回った。もうすっかり使い込まれている。ラウンジやテラスには自動販売機や掲示板、ベンチが置かれていて、学生や先生がたむろっている。これは想定内の使われ方。一方、アウトフレームの配管ダクトには洗濯物が干されている。これは想定外の使われ方。でも、想定内でも想定外でも使われて何ぼだから建築は。好きに使ってもらえればそれでいいのだ。全然かまわない。
ふっと足元を見ると、建物の周りに花が植えられている。学生ボランティアと市民ボランティアが植樹してくれたらしい。どんなに素敵な建物でも、そこに愛がないとチョット寂しいと思う。この建物は、それほど素敵な建物ではないかもしれないけど、みんなにとても愛されていた。それがわかって、チョット嬉しかった。
昼休みに今まで完成した4棟の建物を見て回った。もうすっかり使い込まれている。ラウンジやテラスには自動販売機や掲示板、ベンチが置かれていて、学生や先生がたむろっている。これは想定内の使われ方。一方、アウトフレームの配管ダクトには洗濯物が干されている。これは想定外の使われ方。でも、想定内でも想定外でも使われて何ぼだから建築は。好きに使ってもらえればそれでいいのだ。全然かまわない。
ふっと足元を見ると、建物の周りに花が植えられている。学生ボランティアと市民ボランティアが植樹してくれたらしい。どんなに素敵な建物でも、そこに愛がないとチョット寂しいと思う。この建物は、それほど素敵な建物ではないかもしれないけど、みんなにとても愛されていた。それがわかって、チョット嬉しかった。
毎度おなじみ鹿児島到着。日が暮れていたからか思ったほど暑くなかった。とはいえ、空港に着いた19:00くらいはまだ明るい。この違和感が九州である。
飛行機の中では、羽田空港で買ったBRUTUSを読んでいた。「FOOTBALL FOR THE EARTH.(サッカーは世界を救う!?)」。確かに、その影響力は世界規模であるかも知れない。でもまあ、フットボールはフットボールであってほしいし、それ以上でもそれ以下でもないんじゃないか?というのが個人的な意見。
飛行機の中では、羽田空港で買ったBRUTUSを読んでいた。「FOOTBALL FOR THE EARTH.(サッカーは世界を救う!?)」。確かに、その影響力は世界規模であるかも知れない。でもまあ、フットボールはフットボールであってほしいし、それ以上でもそれ以下でもないんじゃないか?というのが個人的な意見。
今週末はG大阪との大一番だけど、私は九州にいます。2年ぶりに鳥栖でJ2観戦予定。
A組ダブル。
1 札幌×名古屋 2
2 浦和×G大阪 1
3 磐田×F東京 2
4 鹿島×柏 1
5 千葉×大分 10
B組ダブル。
1 京都×横浜M 2
2 川崎×大宮 1
3 東京V×清水 10
4 神戸×新潟 1
5 徳島×熊本 1
いつも通り400円の勝負。
【今シーズンの成績】
0勝21敗 +¥0-¥4200=-¥4200
A組ダブル。
1 札幌×名古屋 2
2 浦和×G大阪 1
3 磐田×F東京 2
4 鹿島×柏 1
5 千葉×大分 10
B組ダブル。
1 京都×横浜M 2
2 川崎×大宮 1
3 東京V×清水 10
4 神戸×新潟 1
5 徳島×熊本 1
いつも通り400円の勝負。
【今シーズンの成績】
0勝21敗 +¥0-¥4200=-¥4200
なでしこリーグ・ディビジョン1 第6節
2008年5月11日(日)13:00キックオフ
江戸川区陸上競技場
日テレ・ベレーザ 1-4 浦和レッズレディース
昨日からの雨が残る朝、アウェーの会場は江戸川だ。西葛西まで行くのは、決して簡単ではない。そして相手はベレーザだ。勝つのだって決して簡単ではない。あ~あ、どうしようかなあと思ったとしても、誰も責められないような日曜日。しかし、歴史が大きく動くのは、案外こんな日だったりする。初めて訪れるスタジアムは、普通の団地の外れに突然出現した。
北本
堂園 安藤 柳田
森本 高橋
岩倉 矢野 百武 土橋
山郷
本日のスタメンはこんな感じ。ベレーザの中盤対策か、安藤が下がり目で北本のワントップ。それから誰もが驚いた!ルーキー堂園初先発。18歳のFWがいきなりベレーザ戦でデビューである。そして試合が始まると、誰もがもっと驚くことになった。初出場とは思えないほど落ち着いていて、どんどんボールに絡んで行く。それから、守備ができるのが素晴らしい。DFの岩倉まで行く前に1度チェックが入るので、相手のサイド攻撃がまったく振るわない。松田や若林とはまた違ったタイプの選手である。
こうして互角に始まった試合は、守備の意識が高かった浦和へ徐々に傾いてきた。前半17分、その堂園からのクロスが相手DFのミスで北本の元へ。北本がGKまで交わして先制点が決まった。その後、またまた堂園からのボールを北本が決めて追加点。ベレーザ相手に0-2のリードで前半終了。
こうなると、今度はベレーザの怒涛の反撃を食らうのがいつものパターンだが、今日は違った。後半開始早々に堂園が追加点を決める。恐るべし18歳。これで試合は決まったか?いやいやまだまだ油断は禁物である。何しろ相手は1度も勝ったことがないベレーザじゃないか。しかし、北本のハットトリックが決まったところでさすがに勝負あり。最後の失点はいただけないけれど、終わってみれば1-4の圧勝であった。
初めてのなでしこ観戦は、2005年5月3日。さいたまレイナスが浦和レッズレディースになった年だ。ベレーザ相手に0-7の完敗。それからベレーザに負けるところを何度見たことか。引分るのがやっとで、どうしても勝つことができなかった。そんな歴史が今日変わったのだった。たかが1勝、されど1勝。そんな言葉が実にふさわしい勝利であった。
4年越しの大きな壁をようやく乗り越えた先に、初タイトルの壁を見つけるのはまだ早すぎるかもしれない。今シーズン、ベレーザとはあと2試合残っている。次も勝とう。きっと勝てる。そう信じてまたみんなで戦おう。そういう日々がまた始まったに過ぎない。
それでも、浦和レッズレディースを愛するみなさん、ひとまずおめでとう!そしてありがとう!まだまだみんなで頑張りましょう。初タイトル目指して。
2008年5月11日(日)13:00キックオフ
江戸川区陸上競技場
日テレ・ベレーザ 1-4 浦和レッズレディース
昨日からの雨が残る朝、アウェーの会場は江戸川だ。西葛西まで行くのは、決して簡単ではない。そして相手はベレーザだ。勝つのだって決して簡単ではない。あ~あ、どうしようかなあと思ったとしても、誰も責められないような日曜日。しかし、歴史が大きく動くのは、案外こんな日だったりする。初めて訪れるスタジアムは、普通の団地の外れに突然出現した。
北本
堂園 安藤 柳田
森本 高橋
岩倉 矢野 百武 土橋
山郷
本日のスタメンはこんな感じ。ベレーザの中盤対策か、安藤が下がり目で北本のワントップ。それから誰もが驚いた!ルーキー堂園初先発。18歳のFWがいきなりベレーザ戦でデビューである。そして試合が始まると、誰もがもっと驚くことになった。初出場とは思えないほど落ち着いていて、どんどんボールに絡んで行く。それから、守備ができるのが素晴らしい。DFの岩倉まで行く前に1度チェックが入るので、相手のサイド攻撃がまったく振るわない。松田や若林とはまた違ったタイプの選手である。
こうして互角に始まった試合は、守備の意識が高かった浦和へ徐々に傾いてきた。前半17分、その堂園からのクロスが相手DFのミスで北本の元へ。北本がGKまで交わして先制点が決まった。その後、またまた堂園からのボールを北本が決めて追加点。ベレーザ相手に0-2のリードで前半終了。
こうなると、今度はベレーザの怒涛の反撃を食らうのがいつものパターンだが、今日は違った。後半開始早々に堂園が追加点を決める。恐るべし18歳。これで試合は決まったか?いやいやまだまだ油断は禁物である。何しろ相手は1度も勝ったことがないベレーザじゃないか。しかし、北本のハットトリックが決まったところでさすがに勝負あり。最後の失点はいただけないけれど、終わってみれば1-4の圧勝であった。
初めてのなでしこ観戦は、2005年5月3日。さいたまレイナスが浦和レッズレディースになった年だ。ベレーザ相手に0-7の完敗。それからベレーザに負けるところを何度見たことか。引分るのがやっとで、どうしても勝つことができなかった。そんな歴史が今日変わったのだった。たかが1勝、されど1勝。そんな言葉が実にふさわしい勝利であった。
4年越しの大きな壁をようやく乗り越えた先に、初タイトルの壁を見つけるのはまだ早すぎるかもしれない。今シーズン、ベレーザとはあと2試合残っている。次も勝とう。きっと勝てる。そう信じてまたみんなで戦おう。そういう日々がまた始まったに過ぎない。
それでも、浦和レッズレディースを愛するみなさん、ひとまずおめでとう!そしてありがとう!まだまだみんなで頑張りましょう。初タイトル目指して。
Jリーグ・ディビジョン1 第12節
2008年5月10日(土)14:00キックオフ
等々力陸上競技場(TBS)
川崎フロンターレ 0-1 浦和レッズ
このところ、トップチームの試合はTV観戦が続いている。我ながら怠けすぎである。しかしTVで見ていても、ものすごく緊張感のある良いゲームであった。中盤での潰し合いのおかげで、なかなかシュートまで持って行かれない。そういう意味では、守備の面白さをじっくり堪能すると言った趣であったかもしれない。
特に、浦和のCB阿部勇樹のプレーが目を引く。読みと駆け引きを繰り返す頭脳の素晴らしさ。川崎は、憲剛と谷口の後に五輪代表の菊池というアンカーを使って中盤を構成。これが今までの川崎とはちょっと違っていて面白い。それだけダブルボランチの攻撃力が高いということだ。
川崎の井川が厄介な動きをしているなあと思っていたら、その井川のファールでPKを得る。エジミウソンが決めて浦和が先制。その後はますます浦和の守備が堅くなる。終盤は完全にゲームをコントロールしてタイムアップを待つ。ここら辺は、前節の千葉戦と同じ。これで首位は変わらず。
開幕2連敗の後は、何だかんだ言っても負けなしである。調子が悪いと言いわれているくせに、結果は残しているあたりが、やはりアジア王者の風格か。これから徐々にけが人が復帰してくる。そういえば、ポンテもアレックスも啓太も達也も平川もいなかったんだっけ。さて、これからどんなチームになることやら。
2008年5月10日(土)14:00キックオフ
等々力陸上競技場(TBS)
川崎フロンターレ 0-1 浦和レッズ
このところ、トップチームの試合はTV観戦が続いている。我ながら怠けすぎである。しかしTVで見ていても、ものすごく緊張感のある良いゲームであった。中盤での潰し合いのおかげで、なかなかシュートまで持って行かれない。そういう意味では、守備の面白さをじっくり堪能すると言った趣であったかもしれない。
特に、浦和のCB阿部勇樹のプレーが目を引く。読みと駆け引きを繰り返す頭脳の素晴らしさ。川崎は、憲剛と谷口の後に五輪代表の菊池というアンカーを使って中盤を構成。これが今までの川崎とはちょっと違っていて面白い。それだけダブルボランチの攻撃力が高いということだ。
川崎の井川が厄介な動きをしているなあと思っていたら、その井川のファールでPKを得る。エジミウソンが決めて浦和が先制。その後はますます浦和の守備が堅くなる。終盤は完全にゲームをコントロールしてタイムアップを待つ。ここら辺は、前節の千葉戦と同じ。これで首位は変わらず。
開幕2連敗の後は、何だかんだ言っても負けなしである。調子が悪いと言いわれているくせに、結果は残しているあたりが、やはりアジア王者の風格か。これから徐々にけが人が復帰してくる。そういえば、ポンテもアレックスも啓太も達也も平川もいなかったんだっけ。さて、これからどんなチームになることやら。
前節の浦和戦をテレ玉で見たけど、千葉はかなり辛そうだ。でも、そろそろ勝つんじゃないか?ホームだし。雨だし。熊本と岐阜はまったくわからんね。
A組ダブル。
1 川崎×浦和 2
2 大分×東京V 12
3 F東京×柏 1
4 新潟×磐田 1
5 名古屋×神戸 1
B組ダブル。
1 大宮×札幌 1
2 千葉×京都 1
3 清水×鹿島 2
4 G大阪×横浜M 1
5 熊本×岐阜 10
いつも通り400円の勝負。
【今シーズンの成績】
0勝19敗 +¥0-¥3800=-¥3800
A組ダブル。
1 川崎×浦和 2
2 大分×東京V 12
3 F東京×柏 1
4 新潟×磐田 1
5 名古屋×神戸 1
B組ダブル。
1 大宮×札幌 1
2 千葉×京都 1
3 清水×鹿島 2
4 G大阪×横浜M 1
5 熊本×岐阜 10
いつも通り400円の勝負。
【今シーズンの成績】
0勝19敗 +¥0-¥3800=-¥3800