内村光良
11 MAY 2017
サンシャイン劇場/S席
http://www.maseki.co.jp/
誰にでも憧れの人っていますよね。その人の言動に影響を受けて人生を歩んでいます、みたいな。私の場合、サッカー選手とか建築家の名前が上がりそうですが、実はそうではありません。いつの頃からか、何となくこの二人を意識していました。一人は教授=坂本龍一(ミュージシャン)で、もう一人はウッチャン=内村光良(お笑い芸人)です。教授のコンサートには行ったことありますが、ウッチャンはTVやDVDでしか観たことがありません。そのウッチャンが今、池袋で公演をやっています。これは観に行かねば。というわけで、サンシャイン劇場へ行って来ました。
こういうお芝居を観るのは初めてでしたが、構成だとか演出だとか、本当によくできているなあと感心しました。役者さんの演技も、ライブで観ると圧巻です。そして、何と言ってもウッチャンの存在感。毎晩のように内村さまぁ〜ずのDVDを観ている者にとっては、本物のウッチャンが舞台に立っているだけで感動ものです。カーテンコールで挨拶をしてくれたのですが、優しくて腰が低い人柄は、画面で見ていた印象そのままでした。これがウッチャンの魅力です。改めて好きになりました。こういう人に私もなりたい。
ちなみに、私は中学までウッチャンと呼ばれていました。
森博嗣
15 MAR 2000
講談社文庫
Amazon.co.jp
Searching for the Bull
Discovering the Footprints
Preceiving the Bull
Catching the Bull
Taming the Bull
Riding the Bull Home
The Bull Transcended
Both Bull and Self Transcended
Reaching the Source
Wandering in the World
という本を読みました。GWは読書しよう。というわけで、久しぶりに買い置きしておいたS&Mシリーズを手に取りました。これでちょうど折り返しとなる第5弾。鍵と壺と箱、そして密室というミステリーの王道。まあ、こんな感じでしょうという感じ。
今日の昼休みは、ハギさんとチーズハンバーグを食べながら、ただひたすらJリーグの話をしました。今、二川とか梶山の話ができる人は、なかなか他にいません。とても楽しかった。また来てください。AXISにもね。
坂本龍一
29 MAR 2017
iTunes
http://www.sitesakamoto.com/
3,500円。なんかこのCD高いなあと思いながらも、やっぱりCDを購入しました。まあ、好きなアーティストの作品というのは、そういうものです。手に取ってパッケージを眺めて、CDをプレーヤーにセットして、そういう一連の行為自体に価値を感じます。
近年、ピアノあるいはオーケストラの作品を耳にすることが多かったので、さてこの手の音楽はどうかなあという不安はありました。David Sylvianの近作の例もあることだし、聴き難いんじゃないかなあと。まあ、ある程度想像通りの音でしたが、これはこれで結構聴いてます。そして、そのDavid Sylvianもモゴモゴ詩の朗読をしていました。ウウム、どうにも繋がってしまうのね。やはり、こっちへ向かうのか?
安藤忠雄
APL 2011
RC / +2F / 130m2
http://www.kiyoharu-art.com/index.htm
学生時代、関西まで光の教会を見に行きました。茨木駅からただひたすら歩いた記憶があります。あの頃のドキドキワクワクした感じは、もはやこういう建築からは得ることができなくなってきました。むしろ心苦しいというか、何とも居心地の悪さを感じます。一体いつからこんな風になってしまったのか?
こういう建築を作るためには何が必要か?設計者の強靭な意思と行動。そして、それを取り巻く様々な事象。それは思想的なことであったり、技術的なことであったり、政治的なことであったり、金銭的なことであったりします。そういうことを少しずつ理解してきた中で、自分の能力を超えているなあとか、自分の性格では無理だなあとか、自分の肌には合わないなあとか、自分にできることを考え直してみようだとか、いろいろなことを考えてきた結果だと思います。
でも別にそれは悪いことではなくて、また違った視点から、ドキドキワクワクした感じを得ることができるようになりました。残りの人生があとどのくらい残されているのかわかりませんが、この先また価値観が変わるかも知れません。果たして、最後に辿り着くのはどんな建築なのか。
まあ、なんだかんだでTADAO ANDOを堪能。やっぱり、コンクリート撫で撫でしました。
足掛け6年。松本へは100回以上通っているわけですが、特急あずさでここを通過する度に、なんて暗い駅だろうと思っていました。駅前広場まで不気味な金属屋根で覆われています。この沿線は割とオープンな駅が多いので、余計に閉塞感を覚えるのかも知れません。デザインへのこだわりは分かりますが、毎日この駅を使う人はたまらんだろうなあ。想像しただけで、気分が沈んでしまいそうです。一体誰がこんな設計をしたのだろう?と思って調べてみたら、世界のTADAO ANDOでした。ま、私の建築センスなんてそんな程度です。
擬=大体似たものとしてあてはめてみる。擬洋風建築とはよく言ったものです。西洋の建築なんてよくわからない明治時代、伝統的な和風建築技法を駆使して洋風建築を作ってみました。そういう心意気というか、ノリの良さが伝わってきます。ここはこんな感じじゃねえか、みたいな。何だか楽しそうな現場風景が想像できます。基本的に大工さんの仕事です。ちなみに設計者は、絵図筆者と記録されています。絵図で建築を作るのね。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第10節
2017年5月4日(祝)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(NHK)
浦和レッズ 0 - 1 鹿島アントラーズ
ラファエル シルバ
興梠 武藤
宇賀神 阿部 青木 関根
槙野 那須 森脇
西川
GWの真っ只中に組まれた試合、それも今日唯一のJリーグの試合であり、おまけに首位決戦ともなれば、注目度は否が応でも高くなる。こういう試合は、普段スタジアムへ足を運ばないようなファンもやって来るので、わざわざ平日のナイターなんかを観戦している者にとっては、いささかシラけてしまうところもある。チケットもソールドアウトのようだし、NHK総合でライブ中継もあるし、部屋でじっくりTV観戦する。
けがの影響とはいえ、この大一番でスタメンを変えなければならない浦和。前節のさいたまダービーといい、ここはリーグ序盤の正念場である。メンバーを見た限りでは、どちらかというと守備的な布陣になった印象である。さて、どうやって点を取るのかな?と思っていたら、あれよあれよという間に先制点を決められてしまった。また金崎だよ。ガツガツ来るFWに対して、ガツガツ行くDFというのは、あまり相性が良くないみたいだ。
ズラタン
ラファエル シルバ 李
宇賀神 阿部 駒井 関根
槙野 那須 森脇
西川
試合後の会見で、ミシャ監督は盛んに良い試合だったことを強調していたけど、正直今日は攻め手がなかった。柏木君と遠藤の不在で、中央からの組立てが明らかに不足していた。両サイドは相変わらずの活躍を見せていたが、やはり全体のバランスという意味で、いつも通りとは行かなかったようだ。こういう時こそ、長澤や菊池の使いどころだと思うのだが、まあそれはサポーターの勝手な言い分に他ならない。
ここまで絶好調!という感じで突っ走ってきたので、少々ブレイクダウンするには良いタイミングかも知れない。それが鹿島相手で良かったのかと言われると、やっぱりイラっとするけどね。
外から眺めたら外観、内から眺めたら内観。見た目の印象は、変わるべきか?変わらざるべきか?例えば古民家やビンテージ・マンションみたいな外観からは、想像できないような洗練されたデザインの内観を持つ建築があります。そのギャップがまたかっこ良かったりするわけです。一方このサンロクカフェは、外観も内観も印象は一緒。ただひたすら合板の世界。とても素直な建築だと思いました。ONKYOのアンプでJBLのスピーカーを鳴らすセンスが素敵。
渓流を撮影する時、大抵は風景を意識したフレーミングを選択するでしょう。でも本当の美しさはどこにあるのか?時間を持て余していたので、よ〜く観察してみました。透き通った水が緩急をつけて流れる動き。鉄分によって茶色くなった岩。鮮やかな緑をたなびかせる苔。というわけで、あえて風景を無視して、思いっきり焦点を絞り込んでみました。自然の力は尊い。