Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

’97 初めてのイタリアその 2

2007-01-04 23:13:39 | ☆イタリア 記憶の風景


 私とダンナの初めてのイタリアは、ツアーでした。bus

 旅程は
 ミラノ2泊~フィレンツェ2泊~ローマ2泊 という
 オーソドックスなもの。
 ツアー料金も安いし、観光もついているし、初心者向け?と
 思ったのが間違いでした。beginner

 今思えば明らかに、リピーター向けのお買い物ツアー。
 ま、それは後ほど。

 Che disastro!なのは、自宅を一歩出たときから始まりました。

 早朝、スーツケースを押しながら駅へ向かった二人ですが、
 このスーツケースがレンタルでまっすぐ道を歩いてくれないのです。
 スーツケースと共によろけながら、いつもの倍の時間かかって駅へ着き、
 しかもエスカレーターに乗るため、わざわざ遠いほうの改札口へ行ったのですが、
 その時間はまだ動いていなかったのです。
 改札口は2階。

 重い荷物を引きずり揚げるのに、汗だくだく。hanadi
 それに、ダンナは少し前からギックリ腰で、力が出せません。
 旅行も腰ベルトを巻いての参加です。
 さらに、上がった改札口からホームにまた降りなければなりません。

 急ぐ理由はまだあります。
 このとき1回乗ったきりですが、関空へ行くのに特急?「はるか」を
 予約していたのです。
 その「はるか」に乗るため、間に合う電車にやっとの思いで乗ったのでした。
 足はがくがく、喉はからから、ダンナはギックリ腰、
 それに私もなんだか喉が痛い。mask

 長いフライトで、だんだんキリキリとしてくる喉の痛み。
 でも、飛行機から雪のアルプスが見えたときは感激でした。
 もうすぐイタリアだから・・・

 ’97年は非常に寒い年でした。snow
 寒波が何度もヨーロッパを襲っていました。

 機長から「雪のため、ミラノマルペンサに降りられない場合、
 ジェノバに着きます。」と着陸近くになってアナウンスもあり、
 どうすんのよ~と心配しましたが、何とか雪のマルペンサ空港へ着陸。
 雪のミラノを見たのはこの時だけ。(ラッキーだったのかしら?)

 この日の教訓
  その①スーツケースは送る。
  その②時間は余裕を持って(持ってたつもりだったけど、さらに・・・)

 明日へ続く。(画像は機内からのアルプスの眺め。当時は普通のカメラで撮影。)
   
 camera

 
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