
さて、ツアーは最終日。
午後2時までフリータイムという、今ならありがたい最終日なのですが、
落ち込んでいる二人にはつらいものがありました。
チェックアウトは10時で、その後は添乗員さんのお部屋に荷物を預けて
誰もホテルに残っていませんでした。
みんな、ローマの最終日を惜しんでいるのでしょう。
済んだことは仕方がないし、このままシュンとして帰るのもいやだし、
ヴァチカン博物館へ行ってみることにしました。
でも、手持ちのお金が寂しい・・・
が、このときも天使のような添乗員さんが我々に救いの手を差し伸べて
現金を貸してくれたのです。
それから急いで、タクシーでヴァチカンへ。
あまり待たずに入場できてラッキーでした。
ゆっくり見学はできなかったけれど、圧倒されっぱなし、
「最後にここに来れてよかった!」「一度では見られないね。」
が、私たちの正直な感想でした。
風邪も峠は越えたよう、耳はまだ変ですが、無事、機上の人となりました。
「なんだかんだあっても楽しかったよね」
とか 言っていた記憶があるのですが、実はまだこのあと、大変だったのです。
もう、終わりだろうと思っている方、ごめんなさい。
いい加減に終了したいとも思うのですが、
あ~あ、なんてこった!と今でも溜め息ものなので、
あと少しおつきあいくださいませ。
明日へ続く。