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1月6日がフリータイムだったなんて!
何ということでしょう!
今でこそ 「ベファーナというお婆さんがね、良い子にはプレゼントを
もってきてくれるんだよ。」・・・というようなお話も知っていますが
そのときは「イタリアでは お正月、もう1回するの?」と思うくらい
しーんとしたチェントロを寂しく歩く二人でした。
そういえば、昨日「明日どうする?」という話があちこちで聞こえたような。
添乗員さんとPISAへ電車で行く話もあったような・・・
それでわかりました。リピーターたちが夕べのうちに買い物に走っていた訳が。
私たちは 多分誰よりも早く部屋に戻って、バタンキューだったので
明日が何の日なのかもわからずに次の日を迎えたのでした。
雨はまだ降り続いていました。
中には開いているお店もあり、それをのぞいたりしていましたが、
そのとき、むこうから一人のおじいさんが私たちに声をかけてきました。
(ダンナは、今でも、あれは おばあさんだった、と言いますが。)
地図を持っている私たちに何か教えてくれているのですが、
多分イタリア語だったんでしょう。
全然わからないから片言英語で話しても、彼(彼女?)は一方的に
ナントカカントカ言ってしきりに指を指します。
「サン・スピリト」という名前だけがやっとわかりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e3/9a11270bf2b4fe00c3687c095542f143.jpg)
「教会に行きなさい」と教えてくれたのでしょう。
やさしい人でした。
言われたとおりに進むとそこにあったのが「サン・スピリト教会」。
中は薄暗く、あまりよく見えなかったのですが、ミサをしていて
なんだかホッと救われた感じがしました。
サン・スピリトがフィレンツェでそのとき入った、唯一の教会となりました。
明日へ続く。