龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
いわきFCの応援とキャンプ、それに読書の日々をメモしています。

J3第18節(8/7再設定)いわきFC×松本山雅はスコアレスドロー!

2022年08月13日 22時14分48秒 | いわきFC

息詰まるような試合だった。結果は0対0の引き分けだったが、いろいろ感じるところのある試合になった。

第一に注目すべきは、後半戦最初のゲーム(2回総当たりなので、折り返しになります)が松本山雅との試合、ということで、どちらのファンも盛り上がっていたし、選手たちもヒートアップして、厳しいプレイが出ていたように、それだけ重要な試合だったということだ。

第2に、この試合が延期担った理由は、松本山雅の選手にコロナ陽性が出て、試合が組めないという状況になったという事情があって、その結果、松本山雅の選手のコンディションは決して十全ではなかったのではないか、という点だ。

松本山雅が不十分なコンディション&不利なアウェーで、なんとかスコアレスドローに持ち込んだ、とも言えそうだ。

前半戦は、たしか日高が先制ゴールを決めておきながら、松本の外山がその後2点を入れて逆転で負けていた記憶がある。
今回の試合は、その松本の「反攻」の気配はとても感じられなかった。

そんな中、いわきFCは23本のシュートを松本ゴールに浴びせてのスコアレスドロー。これをどう考えればいいのか、というところがいわきFCファンとしては悩ましいポイントになる。23本シュートは打ったものの、枠内に飛んでいた「危ない」ものは数本ではなかっただろうか。

それも含めて、松本は必死にいわきの猛攻を凌ぎきった、良い状態で打たせなかったと見ることもできる。
他方、試合後村主監督も指摘していたと記憶するが、シュートの精度をもう少し上げられていたら、勝てたのではないか、という課題も感じさせる試合結果になった。

まだサッカーの詳細な技術が分かるほど場数を踏んでいないので、よく分からないが、アウェー&ホームの二試合を終えて分かったこと(敗1分け)は

「松本山雅は強い」

という手応えだった。

後半、メンバーが調子を戻せば松本といわきの上位争いはまだまだ続きそうでもある。

 


J3第19節カターレ富山×いわきFC

2022年07月31日 21時45分02秒 | いわきFC

いやいや、いわきFCファンとしては息苦しくて倒れてしまいそうな90分になりました。

試合開始11分に、カターレ富山のDF23林堂選手がハーフウェイライン手前の自陣から蹴ったフリーキックが、追い風に煽られてそのままゴール左上隅に吸い込まれていくというまさかの展開。

風もあり、ギリギリのコースということもあり、いわきFCのGK21坂田はただ見送るしかありませんでした。

それ以降、怒濤のようにいわきFCが攻撃を進めていくのですが、前線には今季途中出場のみで7ゴールを挙げているカターレ富山9大野選手がたった一人いるだけで、残り9人はほぼ下がって守備に徹していきます。

後半カターレ富山はなんとシュート0。いわきFCは後半9本と、守備×攻撃の構図がはっきりとした試合になりました。

その9本のうち、途中から入った18吉澤と、5家泉のシュートが2本、いずれも枠に阻まれて得点できずやきもきした状態が続きます。

近郊を破ったのは、86分に14山口と交代で入ったいわきのスーパーサブ11有田でした。

実に交代から1分後、縦に入ってきたパスに、ゴール前走り込みながら合わせて貴重なGoal!!!!!!

残りの数分とアディショナルタイム、今度はカターレ富山もぐぐっとラインを上げて攻撃態勢に入りますが、シュートまでは持ち込めず、1対1の引き分けになりました。

首位争いをしている鹿児島と松本が負け、追い上げていた藤枝が勝って5連勝と勢いづき、

7/31(日)の本日時点、第19節終了して、勝ち点38でいわき、鹿児島、藤枝が並び、勝ち点37で松本勝ち点36で富山、と団子状態になりました。まるで計算したかのようです。


これでますます、コロナ禍で見送られた第18節のいわきFC対松本山雅の試合がこの時期極めて重要な意味を持ってくることになります。

いわきFCのファンの方も、松本山雅のファンの方も、そして今までJ3にはあまり関心のなかった方も、ぜひ8/7(日)はJ-ビレッジで観戦しましょう!
暑さでダウンしていなければ、私もいきます!

 


「いわきFC躍進の秘密」Number Webより

2022年07月31日 12時30分56秒 | いわきFC
Number Webの記事を紹介します。


前半戦を終了した折り返し地点。首位のいわきFCに改めて注目が集まっています。
その中からNumber Webの記事を紹介します。

2022年度J3前半戦、最多得点・最小失点のいわきFC躍進の秘密は、単なる「筋肉」じゃないよって話なんですが、この記事の話が、
最多得点・最小失点」
の成果とどう結びついているのか、いろいろ考えさせられる良い記事でした。

https://number.bunshun.jp/articles/-/853831?page=1

「このチーム大丈夫か?」移籍選手が戸惑ったほどのきつい筋トレをするフィジカル軍団・いわきFCの躍進の秘密とは? [PR]

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いわきFCが止まらない。震災復興の一環としてドーム社がいわきFCを旗揚げしたのが2016年。福島県2部リーグからスタートしたチームは、ほぼノンストップで昇格を続け、昨季は...

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第18節7/23のいわきFC×松本山雅FCの試合が延期に。

2022年07月28日 08時22分04秒 | いわきFC
7/23に予定されていた
いわきFC×松本山雅FC
の試合が8/7に振り替えとなりました。
(松本山雅にコロナ陽性者発生のため)

なので今回はこれを紹介。
いわきFCが前半戦首位折り返しとなった強さの秘密を分析している番組です。
ぜひごらんください!

J3第17節いわきFC×アスルクラロ沼津戦

2022年07月21日 00時06分03秒 | いわきFC

Jヴィレッジでのホームゲーム。

前半は0×0で推移していましたが、

後半の得点シーンは次の通り。

51分に19岩渕→6宮本の流し込みで初ゴール。

59分には2嵯峨の柔らかいクロスから14山口がヘッドで合わせて2点目。

69分、10有馬から左のフリーにいた19岩渕に出したボールを引きつけてゴール逆隅に決めて3点目。

72分には更に、山下がエリア外からのフリーキックを3遠藤が前に落とし、そこに詰めていた後半出場の17谷村が押し込んで4点目。

4-0と会心の試合になりました!

取れるときには攻撃の手を緩めず点を取りきる姿勢、素晴らしいと感じます。
ファンにとっては本当にうれしい試合になりました。

ここで気になるのは来週第18節の試合。

そう、松本山雅FCとの頂上対決です。

おそらく、2022年のシーズン全体を通して最も重要な試合の一つになると思われます。

折り返し地点で新規参入チームのファンが、そんなに盛り上がるのもどうかな?
もうちょっと落ち着いて素直に応援しようよ、っていう気持ちも私自身持ってはいます。

ただ、1位と2位で、前回第14節では逆転負けを喫している松本山雅FCですから、新規参入のいわきFCがチャレンジするのにこれほどふさわしいチームもありません。

シンプルだけれど、強い、といういわきFCのサッカーが、J3の後半戦、あるいはJ2に上がってから果たしてどれだけ通用するのか?

その試金石にもなる試合かと。

いわきの友人とも、

「確かに一巡目はいわきFC旋風を巻き起こした。素晴らしかった。さてでは2巡目がどうなるのか。

 いわきFCにとってここからが本当の勝負だよね

と話をしています。

7/23(土)の試合は、いわきFCと松本山雅FCのファンばかりでなく、J3のファンにとっても注目の1戦になるはず。

いまから楽しみです。


J3第16節 FC岐阜×いわきFC

2022年07月14日 00時00分27秒 | いわきFC

J3第16節はのいわきFCは、FC岐阜とのアウェー戦になりました。

フリーキックを直接決めた1点目、ヘディングによる2点目、ともに左SBの8日高が大活躍してくれました。

まず8分過ぎ、19岩渕から14山口のシュートがポストに嫌われます。いいシュートでした。

その後すぐ、30宇賀神から出たボールを15田中がヘッドで合わせてシュート。これはGK21坂田のナイスセーブでした。

その直後の51石津のロングシュートもギリギリバーの上。

岐阜、やるなあという印象です。このどちらかが入っていたら試合は分かりませんでしたね。8日高の二得点がありがたかったです。

得点は26分と70分に8日高のシュート。

ところが、88分に途中から入った16富樫のヘッドが、ループ気味にGK21坂田の上を越えて、ぎりぎりバーの下に吸い込まれていきます。岐阜は交代が功を奏しました。

真ん中から30宇賀神→左から26小山が上げて→それを16富樫がヘッドで合わせる綺麗なゴールでした。

最後は、アディショナルタイムが7分もあって、また追いつかれるのではないかとドキドキしましたが、アディショナルタイムの後半は、敵陣コーナー隅でフィジカルを生かしたボールキープによって、落ち着いて対応していました。初めて見たかな、キープで終わるいわきFCは。

しかし、前半の折り返しを2敗以内で終えるのは非常に重要です。複数失点を防ぐという姿勢が伝わってきました。74分のFW19岩渕からDF35江川への交代もそういうシグナルでしたよね。

岐阜も連勝して上がってきていただけに、勝ちきってくれたのはありがたかったです。

第17節7/16(土)沼津戦の後は、第18節7/23(土)に、再び松本山雅FCとの対戦があります。ここを勝ちきれるかどうかが、昇格に大きく関わってきそうな予感。

幸い沼津戦も松本戦もともにJヴィレッジのホームゲームです。なんとか二連戦勝ちきって後半戦に弾みをつけてほしいですね。


J3第15節 いわきFC×テゲバジャーロ宮崎

2022年07月13日 23時44分10秒 | いわきFC

第13節は2点リードを追いつかれて引き分け、第14節は先制しながら逆転で1-2の敗戦、と悔しい複数失点が続いているいわきFC。
この第15節はに21坂田が今シーズン初のスタメン登場。鹿野も前半よく頑張ってくれていましたが、ここでは流れを変える意味でも、気持ちを切り替えるためにも必要なチェンジになると思います。

結果としては2-0の快勝となりました。

岩渕のシュートがポストに嫌われ、日高のヘディングがオフサイドでノーゴールになりましたが、この試合は、ホームで安定の戦いになりました。

松本山雅FC戦とはやはり違いますね。

後半から入った17谷村が、10有馬からのボールを受けて1点目のゴール。

2点目は6宮本からのボールを10有馬が飛び込み、出てきたキーパーと交錯するギリギリのところで交わしてシュートを決めました。

危なげない勝ちっぷりでしたね。

 

後半70分過ぎに、宮崎が左側にロングボールを出して、SBの大熊が折り返し、それを園部が飛び込んで、右に流れたところを大熊が折り返すという流れの攻撃がありました。これが入らなかったのが大きいですね。もう少し大熊のところのタイミングが合っていたら、宮崎も1点は取れたかもしれません。

このところ勝ち星に恵まれない宮崎ですが、後半頑張ってほしいです。

第13節14節と、先制ゴールを決めてからの複数失点だったので、クリーンシートでの勝利は、ファンとして正直ホッとしました。
この調子でいってほしいと切に願います。


J3第14節 松本山雅FC×いわきFC

2022年07月13日 21時11分11秒 | いわきFC

しばらくスタジアムで応援ができていないのが残念だが、やむを得ません。
前節はホームJビレッジでの手痛いドロー。しかも2-0とリードしてから追撃を受けるという実に残念な試合展開でした。

今回はアウェーで上位松本山雅FCとの対戦。なんとか勝利がほしいところ……なのだが、なかなか難しい試合になりました。

38分、先制したのはいわきFC。岩渕のボールを受けて日高がエリア外から低く速いボールでゴール。日高、やりますね!さすがいわきFCのサイドバックは嵯峨も日高も得点に絡む活躍を続けています。頼もしい限り。


ところが、前半アディショナルタイムに外山が、ゴール前、ヘッドで落ちたボールのところに詰めていって押し込むゴール。

さらに後半52分。再びゴール前のルーズボールを今度は左側からシュート。

外山の2ゴールで負けてしまいました。

松本山雅はやはり強いですね。

一方いわきFCは前節に続いて2失点。

前節の場合は、サイドからのカウンターで、エリア内にセンタリング1本でゴールという2失点でした。戻る前にシンプルに取られちゃった感じですね。

さて松本山雅の強さはどこにあるのだろう?と思って、今、もう一度DAZNで試合を見直してみました。

 

前半アディショナルタイムの外山のゴールは、1本43常田の長いボールが左から出て、それを32横山がぎりぎり追いついてセンタリング。

そのボールをファーサイドからヘッドで32小松が落としたところに23外山が詰めてゴールということになりました。

前節と同様に、素早い1本のボールからの素早いセンタリングでゴール前に詰めた選手に押し込まれる展開でした。

やはり、守備をコンパクトにして前で守るのはいいのだけれど、サイドから走られる、あるいは長いボールが出たときに、ゴール前を守り切れていない状態での失点が、前節から3点続いている印象です。
サイドバックが攻撃に参加する強みは、サイドの裏を取られる危険と裏腹でもあるんでしょうね。
あとは、ラインを上げてコンパクトに、前から守備をしている限りここはどれだけ守備のラインをコントロールできるか、裏を取られたときにどれだけ早く戻れるか、など、難しいところがあるんでしょうね。

両サイドバックの上がりが強いいわきFCですが、その分、相手が速い速度であるいはロングボールでサイドを上がった場合の守備は見ていて心配になります。
バックが対応して時間をかけている間に中央の守備が整えばそれほど失点は多くない印象ですが、

松本山雅もボールを支配しながら組み立てるというより、長めのボールを入れてくる印象がありました。

さて、後半すぐにまた外山の2点目のゴールが生まれます。

これは戻りが遅いというのではありませんでした。サイドから何度かボールを入れられて守備を強いられている中、左側から32横山が左から切り返し、15菊井が低いボールを入れる。それが選手に当たってルーズになったところを、再び詰めていた23外山が鮮やかにシュートを決めました。

32横山から23外山の流れは強い。

1点目はいわきFCがここ最近点をとられる時のパターンでしたが、2点目は松本山雅FCの力が勝った、といわざるを得ないと感じます。FWの外山が二つともそこに詰めている、というのもこの試合についてはもちろん「やるなあ」という感じですが、横山がうまい。動きもいい。
システムも違うので一概には言えませんが、横山という選手の動きは印象に残りました。

ちょっと気が早いですが、これを書いている16節を終わった時点で

松本山雅FCといわきFCは、10勝2敗4分け、勝ち点34で並んでいます(得失点差でいわきFCが2位)。

実に負けはこの2チームだけ2敗です。首位の鹿児島は3敗(勝ち点は35)、それ以外のチームは長野が4敗の他は全て5敗以上です。

17節以降、松本山雅FCといわきFCの競争に目が離せません。

……と、ちょっと先走りすぎたかな。

ともあれこの松本山雅FC戦の負けは、実に厳しい一敗になりました。

後半も松本山雅FC,注目ですね!

この前いわきの地元で友人と飲んだときに話題になったのは、

「いわきFCの活躍はうれしいけど、昇格してすぐの1巡目はいわきFCの良さが出てるよね。これから2巡目になって真価が問われるよなあ」

という点で意見が一致しました。

得点の切れ味は前半を通して変わらないと思います。複数の選手が、メンバーが変わっても得点できる強みがある。

他方、守備は弱みを修正しながらここまで来ている印象です。

複数失点が続いた前節と今節、守備に不安がありますが、きっとそこを修正してくれるんじゃないかな。

期待しつつ応援します!

 

 


J3第13節 いわきFC×ギラヴァンツ北九州

2022年06月26日 11時05分56秒 | いわきFC

ホームゲームだったが、残念ながら直接スタジアムには行けず、DAZNでの事後視聴になってしまった。
岩渕と嵯峨のゴールで2対0とリード。
一点目のシュートはディフェンスからのボールをワンタッチやスルーでつなぎつつ前線の岩渕が一対一からループ気味に柔らかく決めた美しいシュート。
二点目は、嵯峨理久がサイドから上げるかと見せてから内側に動き、そこからのミドルシュート。それがディフェンスにかすってキーパーが対応できにネットを揺らしました。パワーを感じる力強いシュートが奏功した、という印象でした。
理想的な展開……と思われたのですが、その後、後半77分と91分に相次いでゴールを決められてドロー。ホームゲームとしては残念なドローに終わりました。
77分の失点は上がっていった右側からのセンタリングをシンプルに決められたもの。
91分は、これも右側から上がったボールをファーサイドからヘディングで決められてのゴール(GKが掻き出したようにも見えたけれど、入っていたのかな)。

ラインを上げて素早い攻撃をする分攻撃力は増すけれど、逆に速度を上げてサイドからのセンタリング+シュートに対応することが簡単ではないという側面があるのでしょう。

そのスタイルに比して失点が少ない守備ではあると思います。
しかし、ファンとしてはホームで2-0からの引き分けは非常に切ないものがありますね。

ぜひ、今日(2022年6月26日)の松本山雅戦では勝利をつかみ取ってほしいものです。

(DAZNの見逃し配信による視聴)


J3第12節 カマタマーレ讃岐×いわきFC戦のこと

2022年06月13日 20時24分46秒 | いわきFC

いわきFCのJ3第12節の試合は、カマタマーレ讃岐とのPikaraスタジアムでのアウェー戦だった。

名前のことをどうこういうのはマナーに悖るかもしれないけれど、「カマタマーレ」っていうネーミング、どうなんだろうなあ、と思うことしきり(済みません。もしかして「釜玉うどん」からのネーミングですかね。ちなみに私、釜玉うどん大好きです……といいつつ、私がいわきで食べている丸亀製麺は元々丸亀のうどん屋さんじゃないんですよね……。いろいろ……です)。

さて、この試合、入りから讃岐の連携に富んだ攻撃が印象的だった。川崎、後藤、松本といった(お初なので顔と名前が一致しなくてすみません)選手がけっこうぐいぐい上がってきて「危険」を感じながら観ていました。
いわきFCは前節の圧倒的なパフォーマンスとは打って変わって、シュート数も少なく、コーナーキックも少なく、かなり拮抗した試合展開になりました。

そして先制したのはやはりカマタマーレ讃岐!左からいったん戻してセンタリングしたボールをキレイにヘディングで合わせたゴールはキレイなものでした。いわきFCのGK鹿野もよく反応したのですが、シュートの速度とコースが勝っていました。

そのまま前半終了。これはちょっと心配になります。
でも、後半立ち上がりまもなく、日高がフリーキックをニアに直接決めて、Jリーグ初ゴールをゲット。いわきFCの日高と嵯峨はセンタリングのアシストも自らのゴールもあるという強力な両翼です!

その後は得点が動かずに90分が過ぎ、アディショナルタイム4分のうち3分が過ぎたギリギリに今度は有馬のヘッドで驚異の劇的逆転打。

いや、痺れました。終わってみればいわきFCの三連勝。カマタマーレ讃岐は5試合連続勝ちなし。

試合を部分的に観ているとそんなに大きな差があるとは(素人には思えないのに)結果として大きな差ができてしまう。

サッカーの得点というのは、スコアだけでは測れないものがあるんだ、ということを実感しました。

讃岐は岐阜に2-1で勝ってから、5試合勝ちなし。
いわきFCは初めての3連勝。

難しい。この違いがあるから考えてみようという気持ちになるけれど、結果から類推する程度のことしか(まだ)できません。

ボールを奪って前につないでいくのは十分讃岐もできているわけです。
ただ、いわきFCは結果としてFW(1列目も2列目も)は誰でも点数が取れる。鈴木、有馬、岩渕、(古川にはもうちょっとだけ頑張ってほしいけど)、そしてCBの嵯峨もシュートを決め、今日は日高にも得点が生まれる。つまり、前の人たちは誰もが得点チャンスに向かって貪欲で、一瞬を逃さない『強さ」がある。

それは単に身体能力や体格、体幹、当たりといったいわゆる「フィジカル」の強さだけではなく、決めきる強さがある、と考えなければならないと思います。
チャンスあるところに飛び込む判断、そこにボールを上げられる的確さ、ゴール前の混雑の中でそれができる。

そして決める!

そしてやはり変わらないのは「最後まで諦めず走り続けるサッカー」。

それはいわゆる「泥臭く」ってだけではない、テクニックにもお互いの連動にも根ざしている「強さ」なんだろうと感じます。

(全て、首位になっているからには理由があるんだろう、という素人の推測に過ぎません<笑>)

でも、だからこそ勇気をもらえる。

ラインを高く保つため、反撃されたときに戻りが間に合わないのではないか、と素人はハラハラしますが、そんなことはありません。失点の少なさも特筆すべきものがあるのですから。

分からないけれど、星選手とか、最初はボールが足に付かないというか、いわきFCの戦術の中で少し不安に感じる瞬間があったように見えました(そんなことはなかったのかなー)。

しかし、間違いなく「進化」してると感じます。

毎試合きちんと一つのチームを観るなんてことは野球以外したことがなかったし、野球はそういう感じで観るものではありませんよね。
でも、サッカーは息を詰めながら観戦する。すると、90分全体を通して少しでも弱いところがあるとそれに気づかされるってことが(素人でも)ありえる。

いわきFCのサッカーは、監督のいうとおり、進歩してるように思います。

そうでなければ、上位で対策されてきた(というのも分かる)相手に勝ち続けることはなかなかできないでしょう。

圧倒的に強いのではなく、終わってみれば強い。そして次第に進歩している。

まだリーグ戦は1/3が終わったところ。これから連敗もするでしょう。

そのときにいわきFCのサッカーというものの真価が問われるのかもしれませんね(偉そうにいってすんません)。

でも、その時に立ち会うためにも全て試合を見つづけ、応援し続けていきたいと思います。

負けないに越したことはないけれど、そのときにこそ、応援のしがいがある。

そんな気持ちで、とりあえず今節獲得した「首位」を言祝いでおきたいです。

 

 


J3第11節 FCいわき×YS横浜の試合

2022年06月05日 12時13分48秒 | いわきFC
試合が終わってみれば6対0でいわきFCの快勝だった。
だが、前半終了間際の得点シーンに至るまでは、YS横浜もいわきFCの良さを出させずに厳しくチェックを続け、シュート数は少ないながらも拮抗した試合運びだったと感じる。
だから、前半の試合だけを見ている限り、スコアの差ほどの力の差はない。
ただ、その拮抗を90分間続けることができるかできないかが勝負の分かれ目になる、という意味では、やはり最終的にはいわきFCが圧倒するだけの力があったということになるのだろうか。
サッカーは難しいな、と思った。
一点目は、横浜のキーパーがボールを止め、両手で掴んだかに見えた直後にファンブル。すぐ脇に詰めていたいわきの19岩淵がすかさず押し込んだゴールだった。横浜から見れば不運な失点、といってもいいかもしれない(もちろん、そこに岩渕が詰めていたからこその得点なのだが)。
ともあれ一試合に3点も取られてしまえば逆転が難しいサッカーにおいては、不運な失点があったときに次の失点をせずに耐えられるどうかがとても大切だと感じる(ファン目線ですが)。
そういう意味では、後半の2点目の失点が横浜にとっては精神的打撃が大きかったのかもしれないと思った。
二点目は、左側から攻め上がった後、19岩渕からのパスを20永井がヒールで後ろ側に戻し、それを再び19岩淵が的確に決めた「美しい」ゴールだった。20永井の存在は、そういう意味で大きいと改めて思う。それと連動して、19岩渕の右側を6日高が入っていてディフェンスを分散させている。
いわきというとフィジカルが強調されるが、こういう点の取り方は見ていて気持ちが良かった。
その後、10有馬、20永井、8日高から9鈴木の三点目も素晴らしかった。
2嵯峨が敵のハンドを誘って、自分で決めたPKの四点目は、2嵯峨らしいうまいボールの扱いだったし、もうこの辺りは怒濤の攻めだった。


5点目は、19岩渕がゴールエリア内で相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、そこから10有馬にボールを出しての得点。
こうなるともう誰も止められない感じになってくる。
最後の6点目は、ゴールポスト脇、キーパーの右側でディフェンスと8日高がもみ合いになり、そこから中央にボールを出したところ、外から入ってきた19岩渕が3点目を決めてハットトリック。ちなみに19岩渕の後ろからでは2嵯峨も詰めていた。
その後、YS横浜も、諦めることなく左サイドから攻め込み、ゴールギリギリまで何度か詰め寄るのだが、最後まで得点を許さなかったGK鹿野を初めとするいわきFCディフェンスの集中力も見事だった。藤枝戦で2-0から2点を取り返されて痛恨のドローに終わったような試合はしてほしくない、そういう気持ちで見ていたファンとしては、「クリーンシート」で試合を終えることができたのは終盤の収穫だと感じた。
繰り返しになるが、6-0という点差ほどの差はなかったと思う。ただ、この日は前半終了間際の得点以降、終始いわきFCが思い通りの自分たちらしいサッカーができていた。

横浜も監督が替わって、これから立て直しをしていくことになるはず。とくに最後のあたり、一点を返して次戦につなげようという「気持ち」というか「意地」が伝わってきて、気持ちが熱くなった。
これで6/4(土)現在暫定首位。6/5(日)鹿児島が沼津に勝てばまた2位になるが、リーグ戦はまた前半。いわきFCもこれからJ3で真価が問われていくのだろうと思う。
ワンタッチで前線にボールを出していくそのスピード感は、それが決まるとファンをとにかく爽快な気持ちにさせてくれる。これから暑くなる時期、大変だけれど、更にいわきFCらしいパワフルで早くて諦めないサッカーを全国のJ3ファンに見せていってほしいと思う。

J3 第10節いわきFC×ガイナーレ鳥取

2022年05月30日 11時46分49秒 | いわきFC
前節いわきFCは、2点先行していながら後半藤枝に2点を取り替えされ、追いつかれての残念な引き分けを喫してしまった。
せめて1点で押さえられていたら、というのはファンのはかない夢であって、流れの悪いときには連続失点してしまうものなのかもしれない。今季観戦した中では最も悔しい試合になった。負けるよりも悔しい試合がある、ということか。

というわけでそれをふまえての今節、どうか怪しげな失点だけはしないでほしいと願っての応援になった。

結果は前半の終わり近くに19岩淵のシュートがこぼれたところに9鈴木が詰めていってヘッドでゴール。
後半15分過ぎにはゴール前の20永井が四人をかいくぐって左横に出したボールを10有馬がワンタッチで決めて2点目。
守備も、バーに当たったシュートもあったが、キーパーのセーブや枠前に詰めていた選手がはじき返すなど、0に抑える好守備。

藤枝戦の悪夢を振り払ってくれました。

スーパーサブで得点を重ねていた有田はベンチ外。

印象に残ったのは、バーに拒まれたモノもあったけれど9鈴木の攻撃的なスピリット、そして20番永井のディフェンスをかいくぐった9有馬へのパスでした。

それと、シュートには至らなかったけれど2嵯峨の柔らかいタッチのセンタリングも印象に残っています。

また4星の守備も、開幕当初の足元の覚束なさから比べると、確信を持ってボールに接している感じが出てきて、今節は安心してみていられました。裏をとってくるタイプの時の対応も見てみたいところです。

次の横浜戦もがんばってください!

J3第8節 いわきFCvs福島ユナイテッドFC

2022年05月09日 17時00分00秒 | いわきFC

J3第8節 いわきFCvs福島ユナイテッドFC
福島ダービー、勝ちました!!
松本が1位、福島が2位いわきが3位で迎えた第8節。
連休中のキャンプ日和ということもあって、今回もDAZNでの応援になってしまいましたが、なんと1-0で福島ユナイテッドに勝利です!
11有田がまたやってくれました!スーパーサブのすごさ!
そして首位です!

しかし、さすがは首位を走ってきた福島ユナイテッド、簡単には勝たせてくれませんでした。
あくまで前に突進するいわきFCに対して、福島ユナイテッドは、左サイド10森の動きがが光っていました。ボールをもって組み立てていける強さがありますね。
前半は五分の戦いといっていいでしょうか。

立ち上がりはいわきが攻め込みましたが、その後は、ボールを奪ってから素早く組み立てる福島の仕事が印象に残る前半でした。特に左側を走る10森が素早い動きで反転攻撃を進める印象。森の鋭いシュートもありました。幸い枠の外でしたが、すごかったです。

後半立ち上がり福島13田中の鋭いシュートもスゴかったです。ナイスセーブしてくれたキーパー鹿野、すてき!

ハーフタイムに出された我慢強く攻め続けるという村主監督のことば、いわきFCらしい。

後半10分も9高橋、10森の決定機が。
入りは印象としてけっこう福島が押している感じがしました。

57分に11有田(out谷村)、28伊藤(out岩淵)が交代でイン。

どちらかというと福島の方がゴールに近い印象さえありましたが、どちらも決定打が出ずに均衡が破れません。いわきのディフェンス、がんばって耐えていました。

福島は17延→13田中も怖いですね。FWの9高橋のシュートは今回は印象に残りませんでしたが。

28伊藤が78分にミドルシュート。
その直後6宮本のコーナーキックから、11有田がヘディングで
Goooooool!!!

有田、すごい!

その後は一進一退。厳しい当たりで、ボールの激しい奪い合いが続く。有田その後もシュート、ヘディングと動いてくれている。

ゴール後の10分は、いわきが攻める時間が多かった。監督のことば通り、最後まで攻め続ける姿勢が気持ちよかったです。
しかし、ディショナルタイムは福島の厳しい攻撃。
6諸岡のシュートを6宮本が対応。すてき!
最後の福島のセットプレーも無事乗り切って勝利となりました。

この節終了時、勝ち点17でいわきFCが首位。
福島ユナイテッドFCは初黒星で勝ち点15の4位。

福島ユナイテッドはコロナ禍で8人出場停止でしたから、大変な状況だったと思います。

いずれにしても、福島ダービーがJ3の首位争いってのがスゴいことですね。

いわきFCラブ!!!


J3リーグ第7節 いわきFCvsヴァンラーレ八戸

2022年05月09日 15時00分00秒 | いわきFC
第7節は、DAZNでの応援になりました。
立ち上がり直後、八戸のロングスローから得点された時には、応援する暇もないといった感じで、びっくりしました。
簡単な試合はないんだなあ、と改めてファンとしてしっかり応援せねば、と思いつつの前半でした。攻めてはいても簡単に得点させてはくれない状態が続いていました。
しかし、後半すぐに今度は2嵯峨の低いシュートが決まると、9鈴木、19岩淵がわずか15分ほどの間に連続得点を決め、そのまま押し切りました。
今治の敗戦で悔しい思いをしていた私たちを鼓舞してくれる3得点になりました。
J3初参戦で上位をキープしているいわきFC。
このまま突っ走って欲しいと思うのは贅沢ですかね?!