知人・友人たちの中に、「鬱病」で戦線離脱を余儀なくされる人が相次いでいる。
ここ一年のうちに知り合いの教師が四名も心を病んで現場を離れてしまった。
教員のメンタルヘルスの調査統計については、以下のデータを参照のこと。
教員のメンタルヘルスの現状
平成24年1月22日
文部科学省
初等中等教育局初等中等教育企画課
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/088/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2012/02/24/1316629_001.pdf
病休全体の6割以上を精神疾患が占めており、教員全体を分母としても全体の0.5%に達している。
0.5%精神疾患って、200人に一人ということか。
しかし、被災した教員の範囲に限って言えば、その比率では到底収まらない印象を抱く。
親しい人達の中でも、真面目で尊敬に値する人達が、精神的にしんどい、といってリタイアしていくこの状況は、普通ではない。
自分も他人事ではない、と思う。
仕事がうまくいかなかったり、忙しかったり、責任が重かったりして、その重圧に悩む、ということはどんな職場でもあり得ることだろう。
しかし、教師は「感情労働」の最先端にある。
管理強化が進む職場の中で、被災した裂け目を自分の存在でなんとか「普通」に保とうとして引き裂かれていくと、
「もうダメだよ」
という声は、リタイアした知人の心からばかりではなく、自分自身の心の中からも聞こえてくる。
特に、震災以後、みんながいっぱいいっぱいになっているときは、余計なことをせず、じっと身を潜める身振りも大切なのではないか。
3.11から一年半が経って、いよいよ精神的にしんどい時期になってきた、という思いは深い。
どこまでこのままやっていけるのか?
いや、むしろ、どうやったらきちんと戦線を縮小していけるのか?
四〇代、五〇代の教師は、日本全国正念場らしいしね。
ここ一年のうちに知り合いの教師が四名も心を病んで現場を離れてしまった。
教員のメンタルヘルスの調査統計については、以下のデータを参照のこと。
教員のメンタルヘルスの現状
平成24年1月22日
文部科学省
初等中等教育局初等中等教育企画課
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/088/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2012/02/24/1316629_001.pdf
病休全体の6割以上を精神疾患が占めており、教員全体を分母としても全体の0.5%に達している。
0.5%精神疾患って、200人に一人ということか。
しかし、被災した教員の範囲に限って言えば、その比率では到底収まらない印象を抱く。
親しい人達の中でも、真面目で尊敬に値する人達が、精神的にしんどい、といってリタイアしていくこの状況は、普通ではない。
自分も他人事ではない、と思う。
仕事がうまくいかなかったり、忙しかったり、責任が重かったりして、その重圧に悩む、ということはどんな職場でもあり得ることだろう。
しかし、教師は「感情労働」の最先端にある。
管理強化が進む職場の中で、被災した裂け目を自分の存在でなんとか「普通」に保とうとして引き裂かれていくと、
「もうダメだよ」
という声は、リタイアした知人の心からばかりではなく、自分自身の心の中からも聞こえてくる。
特に、震災以後、みんながいっぱいいっぱいになっているときは、余計なことをせず、じっと身を潜める身振りも大切なのではないか。
3.11から一年半が経って、いよいよ精神的にしんどい時期になってきた、という思いは深い。
どこまでこのままやっていけるのか?
いや、むしろ、どうやったらきちんと戦線を縮小していけるのか?
四〇代、五〇代の教師は、日本全国正念場らしいしね。