龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
いわきFCの応援とキャンプ、それに読書の日々をメモしています。

J2第6節いわきFC×FC町田ゼルビアの試合を観てきた。

2023年03月26日 18時55分31秒 | いわきFC
J2第6節 いわきFCのホームで、対FC町田ゼルビア戦の試合を応援してきた。
スコアは残念ながら
0-1
で町田の勝利。
しかし、後半ギリギリまで、いわきFCは自分たちのサッカーをやりきっていたと感じた。

トラウマ気味になっている第1節節枝との初戦前半のサッカーから見たら、えらい進歩だ(笑)。

いや冗談でなく、一戦目の前半以外は、すべての試合をスタジアムで観戦してきたが、基本的にはコンパクトに端を圧縮し、出たセカンドボールを奪って前へ蹴りだし、皆で走るサッカーを見せてもらえた。
だからフラストレーションは溜まらなかった。いわきFCをスタジアムに見に来るのは、そしてパワーをもらうのは、勝ち点のため(だけ)じゃない。
もちろんスタジアムで勝利したときの喜びは深く大きい。

けれど、今のいわきFCは、J2で勝てないからとブーイングするような対象じゃないと思うんだよね。
どれだけいわきらしいサッカーを見せてもらえるか、そして新加入の選手たち、去年レギュラーではなかった選手たちが、どこでいわきFC的サッカーのピースにはまっていくのか?
私たちはそれを楽しみにしているんじゃなかろうか。

試合についていえば、町田の守備力はすごかったと思う。加瀬&嵯峨の右サイドでも自由にさせてはくれなかったし、人数をかけた中盤でセカンドボールをとる仕事もできていたと思うが、その先ボールをゴールに向かって運ぼうとすると、ディフェンスか思いの外に固く、いつものように無数のシュートを打つという感じにはならなかった。

一つ一つの仕事はいわきらしく出来ていたと思うのだが。

町田の監督は
「前半は0-0でいい」
というらしい。後半攻撃のギアを上げることが可能だ、ということでもあろうし、今日試合を見ていると、かなり守備い出していた(^_^;)。
0-1のスコアは残念だけれど、今の実力はここ、ということだろう。
夏までにどれだけ自分たちのサッカーをさらに精度高くできるようになるのか。
後半戦に向けて期待できる試合ではありました。
頑張れいわきFC.

それにしても町田は、さすがでしたね。

映画『対峙』の感想。

2023年03月26日 18時18分49秒 | メディア日記

映画「対峙」公式サイト

映画「対峙」公式サイト

映画「対峙」高校銃乱射事件で共に息子を失った家族。

映画「対峙」公式サイト

を観てきた。
(まちポレいわきで3/4に)

心と身体に沁みる映画だった。

ほぼ、犯罪の加害者家族と被害者家族が対面して話し合う場面のみに絞り、主要登場人物家族2人×2の息苦しい「対峙」が続いていく。

様々な層の言葉が浮かんでは沈み、また底から上ってきては拡散していく、その力に引き込まれた。

独りの親であってすら、様々なことばが胸の内に、あるいは唇をついて、顕れては隠れる往復運動をしつつ、同じところに戻ることはできない。二組、四人の加害者家族(両親たち)の感情や思考、振る舞い、関係が錯綜しながらせめぎ合うところに私たちは立ち合うことになる。

作品のテーマとは別に、ある瞬間までは私は観客の一人としてずっと加害者の親の立場に近いところで映画を見ていく。
そういう風に作られているのだと思う。被害者家族の辛さがツラいという場面が続くわけだから。
(もちろん、だからこそ被害者家族の視点でこの映画を観るということもあり得る。このあたり、感想を聞きたいところだ。)
しかし、あるところからそれが変わっていく。
そこが1つのポイント。
カタルシス(浄化)というのではないが、ある種の到達点がほのかに示される。

だが、それで終わりではない。もう一つは、その先にもう一つの転換のポイントがある。

そこは、もう一度観てみないとはっきりとは論じられない。
簡単に論じることはできない種類の課題を抱えて観客は席を立つことになるのだろう、とも思った。

訴訟放棄の書類にサインをして、率直に加害者家族との対話を求めるという社会的なシステムがある、んだろう。
(これは実際にあるんだろうねえ)

宗教的フレームにも触れているが、そこは主題というわけではないだろう。

教会の一室を借りて行われるこの設定も、さまざまなことを考えさせられる。教会の職員も、それを手伝う青年も、具体的には何も言われないが、何か弱さを抱えた描写になっている。

お時間があればぜひ。そして感想もききたいところです。

フォーラム福島では3月下旬に上映かな。観るべし。

J2第6節 注目のいわきFC×FC町田ゼルビア戦2023/03/26

2023年03月26日 12時07分48秒 | いわきFC
J2第6節注目のいわきFC×FC町田ゼルビア
は、あと2hちょっとでキックオフです。
スタジアムに近い駐車場に車を止めようと早め(10:00過ぎ)にイン。
雨足もだんだん強くなり、試合の頃には本降りになりそうな気配です。
さすがにお客さんの出足は鈍く、シーズンチケットの会場待ちの列は別として、スタジアムグルメのところもおおむね行列列なしで購入可能。
当日の自由席チケットのところもあまり待ち行列は長くありません。

私と同様、車の中で待機しつつスタジアムグルメを賞味してるんでしょうかね。私はかつ丸のソースカツ丼(¥1,100)




さて、この試合は、首位町田(土曜日に東京ヴェルディの試合があって得失点差が変わったから正確には暫定2位かな?でも、5試合で勝ち点13。好調です)がどこまで負けなしで勝ち続けるのかという興味と、2連勝で勢いを得つつある我がいわきFCがJ2でどれほどやれるのかの試金石という意味とがあり、どちらにとっても大切な試合です。

ここで勝ち点を取れれば、いわきFC はJ2でも間違いなくやれる!と確信が持てますし、見事に跳ね返されるならば、J3最初の頃のように、後半に向けて力を伸ばしていく時期なのだ、と納得することになるでしょう。

昨年度J3では、実はいわきFCは前半戦、藤枝、松本山雅、今治、鹿児島など、上位を争うことになるチームに対して、引き分けはあるものの、まったく勝てませんでした。

確かに怒涛の攻めを下位チームにはできていましたが、守備が不安定で、決定力もいまだし、というところでした。 

しかし夏前ごろから確実に力を伸ばし、後半戦、結果としてダブルで星を落としたのは確か今治のみ、だったと思います。
今日の試合はもちろん勝てればそれに越したことはありませんが、たとえ引き分けでも、あるいは分けたとしても、ここからさき、若いいわきFCの選手たちがぶれないチームの方向性に向かって伸びしろを出してくれる、そのきっかけになれば意義あるものになれると思います。

今年度最初の試合、藤枝2押し込まれて3点先取される、みたいな試合だけは勘弁してもらいたい。
いわきらしいサッカーを90分間してほしい、そう思います。