今週末、「エチカ福島」第1回セミナーを開催します。テーマは
「大震災がもたらした畏れと倫理」
哲学者國分功一郎先生を講師に迎え、第一部の発表を題材として、第2部は自由に話し合い(90分)をします。
コーヒーぐらいは用意しますので、ゆっくりじっくり、受信や発信をしませんか。
國分功一郎先生はドゥルーズおよびスピノザの研究者です。
「たった一つの答えがある」
といわゆる「公共的真理」を振りかざして他者を説得するのではなく、
「個々の生きる現場における自己保存のための努力(コナトゥス)」
こそを大切にしたスピノザの視点が、今こそ重要なのではないか、私はそう考えています。
またスピノザは、この「世界=自然」以外の外部に参照されるべきものは何もない、ともいいます。
大震災以後、そして原発事故以後、この福島で福島を考える時に大切なのは、なによりもこの場所=福島の自然と個々人の営みとを、同時に視野にいれて「見る」ことでしょう。
この場所の「可能性条件」を十全に認識すること。そして個々人がいかに十全にその生を生きるかを大切にすること。
スピノザはそのために重要な前提ともなりえるかもしれない、そんな風にも考えます。
詳細は下のチラシを。
たくさんの方の参加と発話をお待ちしています。
「大震災がもたらした畏れと倫理」
哲学者國分功一郎先生を講師に迎え、第一部の発表を題材として、第2部は自由に話し合い(90分)をします。
コーヒーぐらいは用意しますので、ゆっくりじっくり、受信や発信をしませんか。
國分功一郎先生はドゥルーズおよびスピノザの研究者です。
「たった一つの答えがある」
といわゆる「公共的真理」を振りかざして他者を説得するのではなく、
「個々の生きる現場における自己保存のための努力(コナトゥス)」
こそを大切にしたスピノザの視点が、今こそ重要なのではないか、私はそう考えています。
またスピノザは、この「世界=自然」以外の外部に参照されるべきものは何もない、ともいいます。
大震災以後、そして原発事故以後、この福島で福島を考える時に大切なのは、なによりもこの場所=福島の自然と個々人の営みとを、同時に視野にいれて「見る」ことでしょう。
この場所の「可能性条件」を十全に認識すること。そして個々人がいかに十全にその生を生きるかを大切にすること。
スピノザはそのために重要な前提ともなりえるかもしれない、そんな風にも考えます。
詳細は下のチラシを。
たくさんの方の参加と発話をお待ちしています。