朝、リンゴのジャムを作ったのは、秋にアップルパイを作ろうと思っているからだ。紅玉は高い。今朝作ったのはサンつがる、酸味が足りない、紅玉のような透明な肉厚感がない。ジャムとしてヨーグルトに入れて食べよう。そろそろ予約して、ネットで買うようだ。
私の高校はカトリックのシスターが作った学校。2回生だから、出来たてほやほやの学校は、新鮮で活気に満ちていた。シスターも若く、もちろん生徒も元気で、特に2回生はいたずらっ子という感じだったと思う。秋のバザーが近づくとクッキーを焼くにおいが校内にただよう。シナモンのいい香りだ。
作ってみたが、どうも素朴感がでない。上品すぎる感じがする。美味しいからいいか!
高校時代というのは、人生の基本が作られるように思う。私の育った戦後の昭和は、高度成長に突入するときでもあり、生活がだんだん豊かになって行く頃。だから、私は実にのんきに育った。自分の呑気さを時代と育てた親に責任転嫁するという、たわけ者でもある。
高校の時は、お御堂に行ってよくお祈りをした、「・・・がかないますように」「どうぞ、・・・なりますように」とお願いばかりを真剣に祈っていたと思う。父が言うように、頭は悪いが素直な性格は、子育てを終了して、妻も卒業して、洗礼に与り、毎日、神さまといつも一緒と思って歩んでいる。