風月庵だより

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庚申寺先住忌

2010-02-05 12:08:50 | Weblog
2月5日(金)晴【庚申寺先住忌】

今週の2日(火)、名古屋の庚申寺に先住忌の随喜に行って参りました。尼僧堂の先輩である塩谷晴禅さんが住職をつとめています。先住様は祖道昌禅大和尚様で、七回忌の法要でした。現住和尚は少女の頃からの仏縁で、昌禅老師に尼僧としてしっかりと育てられました。私は尼僧になって間もない頃、現住和尚と尼僧堂で初めてお会いしましたが、こんなに清純な感じの尼僧さんがいるのか、と驚いたことを思い出します。今は、先住様ご遷化の後、その現住和尚がしっかりとお寺を守っている姿をみて感動さえ覚えました。

また信徒の皆さんの随喜の様子をみますと、みなさんで力を合わせて、お寺を守っていることがよくわかります。先代から信徒さんを大事に導いてきた歴史が、一つの法要にあらわれるということでしょう。

ご導師は、本寺の霊岩寺様がおつとめになられました。

香語の一句「雪下の屋裏 一朶の梅花」、この日の朝、東京は珍しく雪でした。


先輩のご厚情によって、私が法話をつとめさせていただきました。