2月14日(日)曇り、寒し【「明日元気になあれ」】
先週、新潟にお招きを頂いて行って来ました。先々週は新潟も20数年ぶりの大雪で心配していましたが、当日はなんの心配もありませんでした。
自分自身大変学ばせていただいた会でしたが、そこで松村智広(さとひろ)先生のお話をうかがうことができました。
先生は英語の先生として中学校で教鞭をとっていましたが、現在は財団法人「反差別・人権研究所みえ」の主任研究員をなさっています。
先生のお話は、差別の愚かしいことを、先生の歩んできた人生を通して、本当にそうだ、と同感できる内容で溢れていました。それにしましても、時に笑いあり、涙あり、先生の話術にひきこまれて聞き入ってしまいました。
差別について、知らなければすむ問題ではないということ、同和問題を知らない人にまで、わざわざ知らせることがあるのか、という意見に対して、その無知の愚かさも先生のお話を聞きますと、その通りと同感します。私も正直、一時期、そのような考えを持っていました。そのような取り組み方で差別がなくなるはずがないし、実際に差別が今でも歴然とあるという現実、特に結婚問題において、度々先生のもとに相談に訪れる若者が跡を絶たない悔しいケースをお聞きしました。
そのようなことは、昔話かと思っている人もいるかもしれませんが、まだ起きているというこの愚かしさをともに学ばなくてはならないでしょう。なんでも自分がその立場であったらどうなのか、我がこととして受け止めたいと思いました。
帰りの車中で先生の著書『へこたれへんー差別はきっとなくせる』(解放出版社)を読ませて貰い、つくづくお互いに人権について学びあう必要性を感じました。是非ご一読をお勧めいたします。すべては自分自身のためです。先生も差別の考えを持っている人は、かえってお気の毒だと話されていました。地球のどこかで愚かな差別に泣く人が、一人でも減りますように。いろいろな差別がありますが、女性差別、尼僧差別もその一つです。
今手元に『江戸・東京の被差別の歴史』(浦本誉至史著、明石書店)があります。12月に注文しておきまして、10日のお役目が終わったら、読みたいと思って積んでおいた本の一冊です。これからしばらくは読書三昧の日を送りたいと思っています。
先週、新潟にお招きを頂いて行って来ました。先々週は新潟も20数年ぶりの大雪で心配していましたが、当日はなんの心配もありませんでした。
自分自身大変学ばせていただいた会でしたが、そこで松村智広(さとひろ)先生のお話をうかがうことができました。
先生は英語の先生として中学校で教鞭をとっていましたが、現在は財団法人「反差別・人権研究所みえ」の主任研究員をなさっています。
先生のお話は、差別の愚かしいことを、先生の歩んできた人生を通して、本当にそうだ、と同感できる内容で溢れていました。それにしましても、時に笑いあり、涙あり、先生の話術にひきこまれて聞き入ってしまいました。
差別について、知らなければすむ問題ではないということ、同和問題を知らない人にまで、わざわざ知らせることがあるのか、という意見に対して、その無知の愚かさも先生のお話を聞きますと、その通りと同感します。私も正直、一時期、そのような考えを持っていました。そのような取り組み方で差別がなくなるはずがないし、実際に差別が今でも歴然とあるという現実、特に結婚問題において、度々先生のもとに相談に訪れる若者が跡を絶たない悔しいケースをお聞きしました。
そのようなことは、昔話かと思っている人もいるかもしれませんが、まだ起きているというこの愚かしさをともに学ばなくてはならないでしょう。なんでも自分がその立場であったらどうなのか、我がこととして受け止めたいと思いました。
帰りの車中で先生の著書『へこたれへんー差別はきっとなくせる』(解放出版社)を読ませて貰い、つくづくお互いに人権について学びあう必要性を感じました。是非ご一読をお勧めいたします。すべては自分自身のためです。先生も差別の考えを持っている人は、かえってお気の毒だと話されていました。地球のどこかで愚かな差別に泣く人が、一人でも減りますように。いろいろな差別がありますが、女性差別、尼僧差別もその一つです。
今手元に『江戸・東京の被差別の歴史』(浦本誉至史著、明石書店)があります。12月に注文しておきまして、10日のお役目が終わったら、読みたいと思って積んでおいた本の一冊です。これからしばらくは読書三昧の日を送りたいと思っています。