4月22日(金)曇り【世界への警鐘】
原発事故がいかに恐ろしいものであるか、まだそれほどに受けとめていない方が多いかもしれません。しかし、人類が滅ぶとしたら、これであろうと思っています。以前は、核爆弾による世界戦争かと思っていましたが、安全を叫ぶ原子力発電であることを、実感しています。
チェルノブイリの事故、スリーマイル島の事故、2回に及ぶ大警鐘が世界に鳴り響いたのにも拘わらず、先進国は富みを追い求めて、原子力発電所を造り続けています。そしてついにHukusima が起きました。
セシウム137やストロンチウムなど放射性同位元素が人間のみならず、全ての地球上の生命体にとって猛毒であることをまず知ることが必要でしょう。
原発近くにお住まいの方々に、放射性物質の危険性をよく説明し、事故の状況もきちんと説明し、避難して頂かなくてはならないでしょう。お上からのお達しのような戦前の日本のようなやりかたをどうしてしているのでしょう。余裕がないのだとは思いますが。そして子どもたちと妊娠している女性は、なんとしても事故現場から遠ざけなくてはならないことを、政府の人間は身内の問題のように考えなくてはならないはずです。(E氏は自分の子どもを海外に脱出させたという噂も耳にしました。留学だそうです。)
そして原子力に代わる風力、地熱、太陽光、火力、水力、そして是非、海の波浪を利用したりする自然発電に、原子力に消費していた莫大なお金を使って研究し、切り替えてもらいたいと願います。原子力にまとわりついていた人や物に費やした莫大なお金、それは何だったのでしょう。(日本に最初に原子炉を導入したのは、中曽根康弘氏と正力松太郎氏だそうです。自民党のエネルギー政策の失敗を、政権与党の座に不慣れな民主党が背負っているという、これまた日本にとってまことに不幸な状況です。)
さて、海外の友人から次のようなビデオの紹介がありますので、ご覧ください。チェルノブイリでは4000人死亡と公表されていますが、実は100万人であることを、科学者が語っています。下に日本語の字幕が出ます。
http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/info/Chernobyl:%20A%20Million%20Casualties/
(世の中を見張っているようなルナです)