10月18日(火)晴れ【宇宙戦争】
今日は、この地方の空はとても美しく、早朝から昼も夕方も一日中、青い空に白い雲の大空の舞を楽しませてもらいました。
しかし、昨日は中国が宇宙船の打ち上げに成功し、宇宙飛行は軍事的な目的であることが明白になりました。勿論アメリカやロシアも軍事的な目的で飛ばしているのですが、宇宙戦争も奇想天外な物語ではなくなりました。
やはり漫画や小説は、一歩先を行っているわけで、「宇宙戦艦ヤマト」の歌のようなことが現実に将来この地球に起こりうることを、中国の宇宙船の打ち上げで、さらに強く思いました。
と、いうことは、人類の滅亡も、そう遠い将来ではないように思えてきます。昨日たまたま読んでいた『禅・空っぽのままに生きる』(盛永宗興老師講演録)の中に、福井謙一博士(1981年ノーベル化学賞受賞)との対談があり、福井博士曰く「人間が自分の意志、欲望に任せて行動していくと、例えば非常に望ましくない結果が起こって、平たくいえば人類が滅亡するといったこともあり得るんですね。云々」と。
私もギリシャで、ミディアムの友人から地球人類の滅亡を伝えられてから、そのときは信じませんでしたが、だんだんにあり得ることという思いを強くしています。
それは地球の温暖化によるものだろうかと、思っていましたが、この頃は宇宙戦争もその中に入ると思っています。第一、宇宙は、人間のみならず全ての生命にとって、危険な物質で覆われてしまうときがくるかもしれません。海の浄化作用も、空の浄化作用も追いつかない状態になったとき、最後の時です。
坐禅の日々を送りながら、亡き人々の冥福を祈ったり、草取りをしたり、読書をしたり、食事をつくったり、静かな日常を送りながら、そんなことを心配している尼僧が一人、地球の片隅に生きています。
皆様、どうぞ、悔いの少ない日送りを。