風月庵だより

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めまいの元凶は座りすぎでした

2016-11-16 21:22:58 | Weblog

11月16日(水)晴れ、朝寒し【めまいの元凶は座りすぎでした】

私は、近年二回ほど、立っていることも歩くことも横になってもどうすることもできない眩暈に襲われました。MRIをとりましても、年齢にしては、教科書に載せたいほどきれいな脳の血管状態です、とお医者さんに言われましたので、血管の異常ではなかったことは有り難かったのですが、原因と理由がはっきりしませんでした。

今日、「ためしてガッテン」という番組を見ていまして、30分に一度は立たないと「筋力低下」「免疫力低下」「骨密度低下」「代謝異常」「循環機能低下」などなどの弊害が起きるということを、宇宙飛行士のケースから解き明かしていました。そして、そのような症状がなぜおきるかというと、それは耳石に関係すること、座り続けると一種の真空状態のような状態と同じになって、耳石に異常が起きて、宇宙飛行士とおなじような症状を引き起こしてしまうのであると、分析していました。そうして、耳石の異常から「眩暈も起きる」と説明していました。

私も思わず、「ガッテン」いたしました。

眩暈が起きたときは、原稿の締め切りなど、いくつか重なったり、書き続けたり、とにかく座業をし続けていたときに起きましたので、忙しすぎて頭の中が整理されない、もしくはキャパシティーを超してしまったからだろうかと思っていたのですが、単に座り続けていたので、眩暈が起きたのだということになります。

もし皆さんの中で、眩暈を起こしやすい方は、30分に一回、立ち上がってください。本当にこのテレビを見ていてよかったです。

ということで、私も立ち上がりますので、このへんで。寒くなりましたから、皆さん、風邪にはくれぐれもご用心ください。

今日と明日は、芝公園にある曹洞宗宗務庁で、曹洞宗総合研究センター主催の「学術大会」が開かれています。今日はスマナサーラ長老と藤田一照老師、早稲田大学応用脳科学研究所所長の熊野宏昭先生による「只管打坐とマインドフルネスとの対話」というシンポジウムが開かれました。

途中休憩はありましたが、4時間も座り続けましたので、かなり体は老化したかもしれませんね。

もう、立ち上がらければなりません。おやすみなさい。