風月庵だより

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明日は降誕会

2020-04-07 12:15:36 | Weblog

4月7日(火)晴れ【明日は降誕会】

明日はお釈迦様がお生まれになった日と制定されています。実際のところはわかりませんが、一年のうち、この日をお釈迦様のお誕生日として、日本の仏教徒は祝い感謝しています。

さて、まことにこの新型コロナウイルスには、世界中の人々が振り回されています。
武漢の研究所からの漏洩について、私は大変信憑性のある情報ととらえていますが、フェイクニュースという人もいます。しかし、冷静に考えてみて、雲南省や浙江省に生息しているキクガシラコウモリがこのコロナウイルスを持っているようですが、それではもうとっくの昔にこの地方の人々は今の新型肺炎に罹患していて、段々に世界中に浸透していたはずです。

キクガシラコウモリのもっているコロナウイルスに、何らかの人的な変更が加えられた毒物であるから、異常なほどの感染力があり、危険なウイルスになっているのではないでしょうか。こんな簡単なことが分からなくてはならないとさえ思います。特に政治家は。

キクガシラコウモリには、この責任はありません。

さて、まことに残念ながら、当寺の今年の先祖供養会である施食会は、檀信徒の皆様の参列中止と決めました。多くの人々が本堂に入って、そのうちのお一人でも、感染者であったならば、大変な数の感染者を出してしまうことになります。このところご葬儀や法事や立て続けにありますので、一番危険なのは、住職かもしれません。不特定多数の方々とお会いしなくてはなりません。皆様もコロナの記事はもうたくさんと思わずに十分にお気をつけください。(とにかく私はテレビは一年以上見ていませんし、しまい込んであります。テレビの見過ぎでコロナ鬱になりませぬよう。)

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アメリカ在住の斎藤 孝さんという医師のコメントを抜き書きしておきます。参考になさってください。

*まず、毒性が極めて強い。このウイルスに対して人間の免疫能力が強く反応し、多臓器にダメージが生じる「サイトカインストーム」が起きます。肺が最初にやられますが、腎臓などにもダメージが出て、ショック状態に陥り、最後は心肺停止で亡くなります。

  そんな毒性の強いウイルスが、鼻水や唾液の中にものすごくたくさん入っている。その数たるや、インフルエンザの何倍もあるといわれている。話すだけで辺りにウイルスがまき散らされます。ましてやくしゃみなんてしたら、ものすごい量の飛沫をまき散らします。それが空気中に3時間程は漂っているという研究結果がある。
日本もこのまま行ったら、人口が大きく減るおそれがあります。私自身、実家が東京なので、今すごく心配です。友だちも、昔の同僚もたくさん東京にいます。彼らが無事でいられるかどうか。

  そして私、すごく疑問に思うのです。どうして日本は「人命が最優先」とならないのか。どうして経済が優先されてしまうのか。衛星放送のニュースを見ると、企業の決算期が終わってから非常事態宣言を出すほうがいいだとか、論点がものすごくずれているように感じます。薬害エイズでも非加熱製剤の危険性が分かっていながら、製薬業界は人命より経済的利益を優先しましたよね。その判断がどれだけ悲惨な結末をもたらしたか。それを思い出せば、日本政府が今下すべき判断は明らかだと思います。

 斎藤 孝(さいとう・たかし)/東京都生まれ。米ニュージャージー州大学病院で感染症指導医。総合商社の米国駐在員を経て、米国医科大学院に進学。卒業後、ニューヨークで内科レジデント、感染症フェローとしてエイズや結核などの感染症患者の治療に従事。20年1月から現職。