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東日本大震災 80歳の老翁に学ぶ

2011-03-21 11:05:32 | Weblog
3月21日(月)雨【東北関東大震災 80歳の老翁に学ぶ】

昨日は、月と地球が最も接近した「スーパームーン」といわれる月が皓々と照っていました。19年ぶりのことだそうです。被災地の方々は、この月を見上げながら、なにを思っていらっしゃることでしょうか。

昨日は、地下鉄サリン事件から16年目でもありました。このとき12人が亡くなり、負傷した人は5千人以上いたそうです。

昨日は、10日目にして、80歳の阿部寿美さんと、お孫さんの阿部任さんが瓦礫の中から救出されました。この16歳のお孫さんが、動きのとれないお祖母ちゃんに食べ物を食べさせていたそうです。食べ物といっても冷蔵庫の中のヨーグルトと牛乳と水などだそうです。このニュースに、多くの人が救われた思いがしたのではないでしょうか。

被災者の方々のこれからを考えますと、本当にどうしたらよいのか、日本中で助け合いましょう、と思います。私も今月の生活費は寄付してしまいましたが、来月の予算からまた義援金を送りたいと思います。無理のない程度に、少しずつでも日本中が義援金を出し合えば、危機は乗り越えられるのではないでしょうか。

政府もばらまきはやめましょう。困っているご家庭には子ども手当もよいでしょうが、足りている家族にまで配る必要はありません。高速道路も遊びに行く人のためにまで、無料にすることはありません。政治にしっかりしてほしいですね。

被災なさった80歳になる方が、前の地震でも被災し、お店を復興したそうですが、「もう一頑張りしなくてはな」とおっしゃっていました。私もたまたま、「もう一頑張り」しよう、と思っている岐路に立っています。しかし、か弱い体力と60歳を越えた年齢を顧みますと、少々の不安が無いとは言えません。でも80歳のこの方の言葉に、私も頑張ろうと勇気を頂いた次第です。

昨日は、「高台に逃げろ」と最期まで、住民を誘導し、高台まで老人を運んだりしていた消防隊員の方の、マイクを握ったままの姿の遺体が発見されたそうです。



 

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