11月20日(日)曇り後雨【本日の晋山式】
今日は教区ご寺院の晋山式でした。新命和尚様は、まだお若いですが、本山のご修行が終わってからすぐ位にご住職になられたのではないかと思います。とても立派な新命和尚様でした。
首座法戦式の弁事さんは、お子さんが勤めることが多く、この度も新命和尚様の息子さんがそのお役でした。全ての文言を、可愛い声で、完璧にとなえることができました。立派とさえ言えます。6歳の少年、坊やです。
首座和尚さんも、この教区のお寺の息子さんで、大学生だそうです。やはり完璧に問答も答えていました。この日のために、皆、それぞれのお役において、見えない努力を積み重ねたことでしょう。
晋山式は、多くの配役のそれぞれが、力を合わせて成し遂げる総合的な一大イベントです。このような儀式を通して、一致団結の呼吸をお互いに学ぶ場でもあります。
一番ダメなのは、私でした。両班のお役であったにもかかわらず、最後の法要で、椅子が出まして、ただ聞いているだけでしたので、危うく椅子から落ちそうになりました。4時間くらいマスクをかけっぱなし、それも2枚重ねていましたので、酸素不足になってしまったのだと、後で分析してみました。水分もほとんどとらなかったのも敗因だったかもしれません。朝も2時からたびたび起きてしまい、寝不足も敗因でした。不様な自分に腹もたちますし、申し訳ないと思いました。穴があったら入りたい心境です。
ただ、天を仰いで感謝したのは、式が終わるまで、雨が降らないでいてくれたことです。(私、照る照るボウズをつるしました。天気予報でも午後から雨でしたが、願いは大事です。)