6月21日(水)晴れ【袖すりあうも他生の縁】
昨日今日と、尼僧団の総会があり京都に行って来ました。帰りの電車でのこと、山手線に乗りましたら、かなり混んでいました。座れないものと思っていましたら、青年が「どうぞ」と席を譲ってくださいました。お仕事でお疲れだろうと思い申し訳ないと思いましたが、とても青年の波動が、明るく気持ちよく、お言葉に甘えて有難く座らせていただきました。
すぐに次の駅で左隣の席が空きましたので、この青年にお座りになるよう勧めましたら「若いですから」と言われました。しかし、そのうちさらに右隣の席が空きましたので、ようやくお座りになりました。なにかちょっと言葉を交わした後で、お仕事をうかがうような話の流れになりましたところ、「お年寄りたちにスマホの使い方を教えています」と言われるではありませんか。
スマホでとった京都の写真を、このブログにどうして転送したらよいかわからず、困っていましたので、渡りに船とばかりに教えを請いました。
快く応じてくれたのですが、さて、私がブログのIDもパスワードも暗記していませんでしたのでーパソコンに記憶してもらっていて、暗記していませんでしたーどうもすんなりとできません。それではどのようにしたらよいかメモに貼り付けてくれました。
青年は、次の駅で降りなくてはなりません。急いで名刺をくださいました。
このような出会いは、まことに前世からの縁ではなかろうか、とさえ、思いました。
(しかし、せっかくご親切に教えてくださったのに、やはり一時間ほどチャレンジしてみましたがダメでした。やはりカメラを持っていけばよかったかと、思いましたが、そうしましたら、この青年とのやりとりはなかったことになるでしょう。
なにが良いか悪いか、わかりません。こうしたらよかった、とか、こうしなかったらよかった、とか、ふりかえってのことを判断するのはきっぱりとやめて、自分が選択したことによる結果を、今を、いつも楽しんで、受け止めていこうじゃないの、と、今日も思った次第です。)
(京都の写真は載せられませんが、お留守番をしていてくれたハッピーちゃんです。今は私の膝の上にきて、寝ています。)